謎解きと展覧会、両方一気に楽しめる! ホロライブ「探偵と怪盗、美術館に仕掛けられた謎‐」@池袋レポート

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「兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/1等身大フィギュア」などを展示

ホロライブのお宝である「懐中時計」を取り戻すため、「怪盗」「探偵」になったホロライブメンバーと協力しながら美術館で謎を解明していく体験型謎解き展覧会「hololive‐探偵と怪盗、美術館に仕掛けられた謎‐」の東京公演が8月8日(金)~9月8日(月)までアニメイト池袋本店8階Space Galleriaで開催中だ。

開催期間前に実施されたメディア向け内覧会に、PANORA編集部とライター陣も参加してきた。謎解きの内容には触れず、謎解き所初心者である筆者たちの感想や参加予定の人に伝えておきたい情報を会場の写真と共にレポートする。

池袋駅から会場までの道では、描き下ろしイラストのホロメンたちがお出迎え


探偵か怪盗の協力者になって美術館を調査

盗まれた「懐中時計」を取り戻すための方針の違いから、「探偵」「怪盗」に分かれてしまったホロライブの一部メンバー。「探偵」は、白上フブキさんさくらみこさん、兎田ぺこらさん、不知火フレアさん、常闇トワさん、雪花ラミィさん、博衣こよりさん、風真いろはさんの8人。「怪盗」は、大神ミオさん、星街すいせいさん、宝鐘マリンさん、天音かなたさん、姫森ルーナさん、獅白ぼたんさん、ラプラス・ダークネスさんの7人。参加者は、「探偵」か「怪盗」のどちらかのグループの協力者となって謎解きを進めて行く。謎解きの舞台は美術館という設定で、会場内には実際にホロライブ関連の様々なお宝が展示されている。

宝鐘マリンさんによるホロメンのイラストも額装されて展示

内覧会では、受付でプレーするグループを選べたが、実際は入場券を購入する時点で、どちらかを選ばなくてはならない。「探偵」と「怪盗」のどちらのルートでも会場は同じで、観られる展示物も一緒だが、ストーリー展開や謎解きの内容は異なっている。選んだグループのホロメンとLINEでやり取りをしながら、謎を解いていくことになるので、基本的には推しメンや、好きなメンバーの多いグループを選ぶのが楽しいだろう。

水が必要な加湿空気清浄機など、さくらみこさんとSHARPのコラボ家電の実機も展示されていた

入口で、選んだグループの手帳(B5サイズの冊子)と、入場特典のポストカード(絵柄はランダム)を受け取った後、まずは、それぞれのグループのブリーフィングルームに移動。手帳の最初のページにあるQRコードを読み取って、秘密のチャット(LINEのトーク)を登録し、今後の行動方針や謎解きの進め方を確認後、美術館(展示室)へと進んでいく。これ以降、別の場所にいるホロメンからチャットで指示を受けたり、逆にチャットで指示を出したりしながら、「懐中時計」を探していく。

「怪盗」側のブリーフィングルーム。額装された描き下ろしイラストが美しい

筆者を含むPANORAチームの4人は、全員が謎解き初心者。二人ずつに分かれて両ルートをプレーしたが、どちらも大苦戦。「探偵」の協力者となった筆者は、何度もチャットで「ヘルプ」と入力し、ホロメンにヒントをもらいながら、なんとかすべての謎を解いて、美術館から脱出した。時間制限は無いので、ゆっくりと考える時間はあるのだが、謎が解けないと美術館(展示会場)からは出られないので、上手くヘルプ機能も活用していきたい。「ヘルプ」と入力しても、いきなり回答を教えてくれるわけではなく、段階的にヒントをもらえるので、進行に詰まったら、気軽に「ヘルプ」をするのも良いだろう。筆者の場合、何回ヒントをもらっても答えが分からず、最終的な答えを教えてもらったりもしたのだが……。

獅白ぼたんさん企画によるゲーム大会「獅白杯」モデルのアーケードコントローラーなども展示


LINEでホロメンと連絡を取りながら謎解き

ヒントに限らず、チャットのメッセージはホロメンの解像度が高く、本当に話しているような感覚になれるのも楽しい。ちなみに、謎が解けず悩んでいたら、実はホロメンからのメッセージを最後まで読み進めていなかった(開いていなかった)ため解けなかったという凡ミスも何度かあった。メッセージを最後まで開いているのかは、確認しながら解いていこう。

クリアー後の部屋は、物販会場になっており、イベント描き下ろしイラストを使用したグッズなどが多数販売されている。クリアーした後のテンションで、いつも以上に財布の紐が緩んでしまうかも?

物販エリアでの購入は1人1会計のみ。商品の種類が多く、謎解き以上に悩みそう

公式サイトにも書かれた「体験型謎解き展覧会」という説明の通り、謎解きと展覧会をどちらも楽しめる本イベント。筆者の実力(謎解き力)不足により、謎解きの大きな魅力であろう謎を解いた時の快感は、あまり味わえなかったが、さまざまなイベントでも展示されていたフブキさん、すいせいさん、ミオさん、マリンさん、ぺこらさん等身大フィギュアなど、ホロライブに関するお宝アイテムの展覧会としての魅力は堪能することができた。筆者と同じく、謎解きに不慣れだったり、苦手意識があったりする人でも、ホロライブのファンであれば、きっと楽しめるはず。

「hololive SUPER EXPO 2024」で展示された星街すいせいの等身大フィギュアなどが展示

公式サイトにも書かれているが、スマートフォンは必須。また、ホロメンとのやり取りは、LINEで行われるので、LINEを使ってない人は、アプリをインストールして、すぐに使える準備をしておこう。また、スマートフォンで使用するヘッドホンかイヤホンも必須となっている。そして、謎を解いている間はLINEアプリを頻繁に開くことになるため、普段よりもスマートフォンのバッテリーの消費が早いかも? しっかりと充電をした上で、充電用のバッテリーも持参すると安心だ。

謎解きが大好きなすいせいさんのサインが入った展示品も発見。左の赤い文字は、みこさんが書いたもの?

また、謎解きの定番だが、メモが必要な場面も多いため、会場ではクリップ状の使い捨て鉛筆(ペグシル)を渡され、手帳にもメモに使えるページが用意されている。しかし、筆者は、悩み過ぎて手帳にメモする場所がなくなり、鉛筆の芯も折れた時、取材用に持参していたノートとシャープペンシルが大活躍した。わずかではあるが、ヒント無しで解けた謎もあったのは、ノートとシャーペンのおかげだと言っても過言ではない。心配な人は、筆記用具を持っていくのも良いだろう。

内覧会にはみこだにぇーも登場。会期中の登場はランダム。運が良ければ会えるかも?

東京会場開催分の前売り入場券は販売期間がすでに終了しており、購入していない人は、会場で当日券を購入する必要がある。当日券は、会場入口でオープン時から販売されるが、日時によっては、完売のため販売されない回もある。最新情報は、イベントの公式Xで確認しよう。また、10月10日(金)~11月10日(月)には大阪12月12日(金)~2026年1月12日(月)には京都でも開催予定。関西地域のホロリスは、ぜひ楽しみにしていて欲しい。


(TEXT by Daisuke Marumoto

●イベント情報
・開催期間
2025年8月8日 (金) ~ 2025年9月8日(月)

・当日券販売場所
展示会場当日券窓口(アニメイト池袋本店8F)

・チケット料金(全て税込)
 当日券(探偵ver) 2200円
 当日券(怪盗ver) 2200円

※当日券ご購入の際、アニメイトポイントは付加されない

・開催会場
Space Galleria
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-20-7 アニメイト池袋本店8F

・開催時間
 平日 :10:00~21:00
 土日祝:10:00~21:00

※9月からは平日:11:00~21:00 / 土日祝:10:00~20:00
※最終入場は閉場の60分前まで
※最終日9月8日は17:00閉場(16:00最終入場)
※状況により営業時間は変更になる場合あり
※入場は入れ替え制ではない
※新型コロナウイルスの感染拡大により、急遽中止となる場合もあり
運営状況については即時イベント公式HP及び公式Xで案内する


●関連リンク
「hololive‐探偵と怪盗、美術館に仕掛けられた謎‐」公式サイト
「hololive‐探偵と怪盗、美術館に仕掛けられた謎‐」公式X