Meta CEO マークザッカーバーグ、収支報告にて新VRゴーグル「Project Cambria」に言及 今年後半に発売か

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Meta CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は日本時間4月28日、自身のFacebookにて投資家向けの収支報告での発言を投稿した。発表内容は主に「Instagram」のショート動画機能「Reels」のものと、現在投資に力を注いでいる「AI」および「メタバース」領域の進捗についてだ。

特に、メタバースに関する発言では、昨年の年次開発者会議「Connect 2021」にて、開発を示唆していた新型VRゴーグル・通称「Project Cambria」に言及。今年の後半にはリリースする予定であると伝えた。同VRゴーグルは、主に仕事での利用を想定しており、最終的にはノートパソコンや仕事環境を置き換えるものになるという。

Later this year, we’ll release a higher-end headset, codenamed Project Cambria, which will be more focused on work use cases and eventually replacing your laptop or work setup.

また、「Connect 2021」で伝えていた通り、アイトラッキングや、フェイストラッキング、フルカラーのパススルーなどの機能も搭載する。

This premium device will have improved ergonomics and full color passthrough mixed reality to seamlessly blend virtual reality with the physical world. We’re also building in eye tracking and face tracking so that your avatar can make eye contact and facial expressions, which dramatically improves your sense of presence.

ザッカーバーグ氏は、メタバース領域の戦略に関して「中心は、Horizonで構築し始めているソーシャル・プラットフォーム」だと伝えている。現在の「Horizon」はまだ初期段階だとしつつ、エクスペリエンスの構築とともにコミュニティーの拡大へ注力するという。今年後半には、ウェブ版のリリースを予定。VRゴーグルを必要とせず、より多くのプラットフォームからメタバース体験に簡単に足を踏み入れることができるようになる。

The centerpiece of our strategy is the social platform that we’re starting to build with Horizon. It’s still early but as we build out the experience, the next focus will be on growing the community.

We plan to launch a web version of Horizon later this year that will make it easy for people to step into metaverse experiences from a lot more platforms, even without needing a headset.

発表の詳細は、こちらのリンクより、ザッカーバーグ氏の投稿を確認してほしい。

(TEXT by アシュトン

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