日本時間10月13日、VRChatは新しいメインメニューなどを実装したUI2.0をリリースしました。今回のリリースはすべてのプラットフォームに対応しており、すでにベータ版で行われている新機能を修正した正式版となります。なお、今回のアップデートは以前のバージョンとの互換性があります。
●関連記事：フレンドが探しやすくなってドローンも使えるように！ VRChat UI2.0のオープンベータ開始
VRChatではこれまでにもクイックメニューの刷新やWingsメニューの実装などと定期的にアップデートによる改善を行ってきました。
今回のアップデートでは、メインメニューUIの刷新に加え、マイクアイコンなどHUDの再設計や、メニュー機能の拡充など大量の変更点を含んでいます。中でも、最近使ったアバターの表示、ワールド検索の改善、ヘルプ機能の実装などが特徴的で、フレンドのいるワールドが分かるFriend Locationsやフレンドの入室が通知される設定などが追加されました。
新しいメインメニューの中には、最近使用したアバターの項目が登場。お気に入り登録を逃すとサンプルアバターなどのパブリックアバターの着せ替えするのが難しかったのが、見逃しにくくなったのも嬉しいポイントです。
ワールド検索にも変更が多く加わりました。Worldの項目では「VRCat’s Variety Box」と呼ばれるランダムにワールドが表示が行われる項目が増え、新しくできたSearchの項目ではランダムに表示されるタグでワールド探しが行えます。
ヘルプとお知らせもメインメニューからできるようになりました。これまで公式のサイトやDiscordサーバーで発信を行っていた内容をこれからはVRChat内で確認でき、更新されると通知が届きます。ただし、現在は日本語は対応されておらず英語の説明となっています。
VRChatの運営は今回の新しいメインメニューについて「長らく取り組んできたものであり、まだ磨くべき荒削りなところがあります。数日中と来週にある更新を期待していてください」と伝えています。
今回のアップデートに関して詳細を知りたい方はVRChatのブログ、パッチノートを参照してください。
●参考リンク
・プレスリリース（英語）
投稿者プロフィール
東雲りん2022年1月からVRChatを開始。VRChat内のイベントである私立VRC学園の活動を通じて,VRに魅力を感じるようになる。以降、noteでの執筆やWith VRの立ち上げに関わる。With VRではインタビュー企画のディレクターを務める。