Parafeed、VRを使った「眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye」医療機器認証を取得 めまいなどの内耳・平衡機能検査に活用

LINEで送る
Pocket

眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye商品構成

VR技術を医療機器に応用するParafeedは11月11日、自社ブランドREEVEER発の商品として開発中の視線追跡型Virtual Reality機器(VR機器)を使用し、めまいをはじめとした内耳・平衡機能検査などに用いる「眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye」が、第三者登録認証機関より医療機器として 「眼球運動検査装置(クラスII)」 の認証を取得したと発表した。
Parafeedを支援しているFOVEは、耳鼻咽喉科などを中心とした医療機関での本機器の販売・運用の技術ライセンス契約を締結。「FOVE VR プラットフォーム」のエンタープライズプランとして、 自社開発した視線追跡型VRデバイス「FOVE 0」を提供し、提供台数に応じたライセンス料の徴収と技術サポートを今後も行う予定だ。

眼球運動検査装置 REEVEER-PitEyeイメージ画像

「眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye」とは、FOVE 0とソフトウェアアプリケーションを組み合わせた医療機器で、省スペースで医療従事者が検査可能なことが利点として挙げられている。
取り組みの背景としては、めまいなどの症状に明確な診断ができる医療機関や専門医師が少ないという業界の課題があるそうだ。有効なソリューションとして、本機器が普及促進されていくことを目指していると言う。

Parafeedは2019年5月から、医療や介護機関向けサービスや経営コンサルティング、DX構築及び、AIやメタバース、ブロックチェーン技術を活用したソリューション開発などを主な事業としている。FOVEは、2014年5月に設立され、VRヘッドセットや視線追跡技術を利用した医療・ヘルスケア機器を扱う企業だ。

●関連サイト
眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye (詳細ページ)
株式会社Parafeed (ホームページ)
株式会社FOVE (ホームページ)