HTC、VR/MR対応の一体型XRゴーグル「VIVE XR Elite」発表 価格は17万9000円で予約受付開始

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HTCは6日、米国ラスベガスにて行われている電子機器の見本市「CES」にて、一体型XRゴーグル「VIVE XR Elite」を発表した。日本からも本日よりVive.comにて予約を受け付け、2月下旬以降に発送する。価格は17万9000円(税込)。2月15日までに事前予約した場合、「Unplugged: Air Guitar」をはじめとする5つのコンテンツが付属してくる。

フルカラーRGBカメラを内蔵。完全にCGに覆われたVRだけでなく、周囲の映像を取り込んで一部にCGを重ねるMR(複合現実)での利用も想定している。

単体で動作するほか、USB Type-CケーブルでPCに接続することでPC VRとしても動作し、VIVEPORTやSteamのコンテンツを利用可能。さらに無料の「VIVEストリーミング」ソフトをPC上で動作させることでPCゲームを遊んだり、Android端末と連携させて動画やゲームなどを表示するなど、外部ディスプレイとしても使える。

ハードウェアとしては、後部にあるバッテリーが取り外し可能で、メガネのように耳にかけて使うスタイルも選べる。バッテリー駆動時間は約2時間で、ホットスワップでの切り替えにも対応する。無段階のIPD(瞳孔間距離)調節、片目ごとに焦点距離ダイヤルを用意し、メガネを装着せずに見え方を調整できる点なども特徴だ。

物理コントローラーのほか、ハンドトラッキングも利用可能。VIVE リストトラッカーにも対応しており、併用してハンドトラッキング機能を強化したり、実際のものに取り付けてVR/MRでトラッキングすることもできる。

CES会場にて行われたQ&Aは以下の通り。

Q: ハンドトラッキングの内容について。物を持っている手はトラッキングできるか?
A: リストトラッカーで物を持っている手をトラッキングできる。

Q: バッテリーとUSBコネクターの付替えについて。電源のオンオフは必要か?
A: 必要ない。本体に小さなバッテリーが搭載されているので、スタンバイモードで付替えできる。

Q: アイトラッキングの搭載は?
A: デフォルトの搭載はない。アクセサリーの計画はある。

Q: コンテンツの対応は?
A: VIVE Focus3対応コンテンツであればすぐに動作する

Q: 出荷/発売日は?
A: 2023年第1四半期の後半を予定している。具体的な日付は未定。

Q: 外で使えるか?
A: 室内での使用を想定している。

  • 仕様

■同梱品
VIVE XRヘッドセット
バッテリークレードル
コントローラー(L)
コントローラー(R)
ストラップ x 2
マイクロファイバーポーチ
トップストラップ
Type-C to Type-C ケーブル
Type-A to Type-C ケーブル x 2
レンズ保護紙
資料(クイックスタートガイド / セーフティーガイド / 保証カード)

解像度片目1920 x 1920ピクセル(両目3840 x 1920ピクセル)
ヘッドセットトラッキング6DoFインサイドアウトトラッキング
リフレッシュレート90 Hz
視野角(FOV)最大110°
オーディオデュアルマイク(エコーキャンセレーション)
内蔵スピーカー
プロセッサーQualcomm Snapdragon XR2
ストレージ&メモリ128 GB / 12 GB
インターフェース1x USB 3.2 Gen-1 Type-C 側面ポート
1x USB 3.2 Gen-1 Type-C パワーポート
Bluetooth 5.2 + BLE
Wi-Fi 6 + 6E(Wi-Fi 6E対応状況は国により異なる)
センサー
4xトラッキングカメラ
16 MP RGB カメラ
深度センサー
加速度センサー
ジャイロスコープ
近接センサー
 
トラックエリア条件
-立位 / 座位両方可能
-ルームスケール
・立位時の最小プレイエリアは 1.5m x 1.5m
・最大 10 x 10m のプレイエリア推奨
 

 
 
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