加州清光や和泉守兼定など5振をアプリとして共有 「刀剣AR」クラウドファンディング開始

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*【お知らせ】本クラウドファンディングは中止となりました(2020年4月22日16時46分)

武者所は17日、CAMPFIREにてクラウドファンディング「加州清光×和泉守兼定 刀剣保存 プロジェクトを開始した。StockGraphyが技術協力し、2020年1月11日、東京都多摩地域の神社の蔵の廃材から発見した5振の刀剣を3Dデジタルデータで残し、スマホアプリ「刀剣AR」として全世界に共有することが目的だ。支援金額は5000円からで、目標金額は480万円。6月29日まで募集する。

5振のうち2振は、歴史的な名工である「加州清光」や「和泉守兼定」作のものと判明したとのこと。錆や刃こぼれが著しく、拵や白鞘も失われた裸の状態だが、一方でそれぞれの刀剣に刻まれた傷や修繕の形跡から歴史が読み取れるため、修復前の状態でデジタルデータ化して未来に伝えていくために資金を募る。

プロジェクトの支援者は、「刀剣AR」内に配置したバーチャル石碑に名前が刻まれる予定だ。また、8万円以上の支援で刀身の着色済み1/3サイズの3Dプリントモデルがもらえる。

 
 
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