登録者数が爆伸び中のVTuber、新兎わいさん、甘狼このみさんを紹介! 【VTuber見つけ隊】

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VTuberといえば、2017年末〜2018年頭に爆発的に伸びてから5年経った今でも、次々と新人がデビューしているアツいジャンルだ。一方で、多くのVTuberさんから新しい「推し」を探そうとすると時間がいくらあっても足りないはず。

そんなVTuber好きなアナタに、今チェックしてほしい才能をオススメするのが本連載の「VTuber見つけ隊」。ライターとして、はてな匿名ダイアリーの記事「個人/中小運営のVTuberをみたらみんなスキルが高かった」で慧眼を知らしめたむちむちぷにぷに氏を招聘し、毎週1本をお届けしていく。

・過去の連載記事はこちら → VTuber見つけ隊


その人の魅力と、持っている数字は本来無関係だ。究極的には、「推し」が健やかに活動してくれていて、リスナーである自分も健やかに応援出来ているのなら、それだけでもう幸福である。

だが一方で、配信者として登録者数や同時接続数が伸びていくと、その配信者には広告案件やイベント出演など、新しい機会が訪れるという側面もある。推しの新しい魅力が引き出される機会であるし、なによりも活躍の幅が広がっていくことを喜んでいる推しを見るのもまた幸福である。

今回は急激な勢いでファン数を伸ばし、まだまだ大きな活躍が期待出来る新兎わいさん、甘狼このみさんをご紹介したい。


早口でも聞き取りやすいおしゃべりと、
なんでもありの企画力が魅力の新兎わいさん

今年のVTuberシーンを語るとき、新兎(にいと)わいさんさんの活躍を語らないわけにはいかないだろう。今年の2月が始まった時点ではYouTubeチャンネルの登録者数が2万人台だったところ、2月が終わる頃には20万人を突破していた。急成長にも程があるスピードだ。

新兎わいさんは、VTuberではあるが、首から下の実写を映したり、仮面を被って全身を見せたりといった動画もよく投稿している。YouTube ShortsやTikTokに投稿する短い動画も彼女の面白さがコンパクトに伝わるものになっていて、とにかく企画力が高いことがうかがえる。

テンションがあがると早口になるのだが、それでもまったくもって聞き取りやすい滑舌も地味にすごい。盛り上がり上手な彼女のゲーム実況は腹を抱えて笑ってしまうこと請け合いだ。自分でボケとツッコミをハイスピードで繰り返していくトーク力は、配信者としての輝かしいばかりの才能を感じてしまう。

最近はカプコンの公式配信とコラボしたり、KADOKAWA mimicleの「告白ボイスコンテスト」で大賞を受賞したりと、配信以外の活動も広がってきている。個人的には、令和5年の今になって公開されたネット民にとって不朽の名曲「RAINBOW GIRL」の歌ってみたをぜひ聞いてほしいと思っている。

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イラストレーターVTuberにして
プロダクションも立ち上げた甘狼このみさん

イラストレーターVTuberも増えてきたが、甘狼(あまかみ)このみさんの急上昇はやはりここ最近のトピックだろう。昨年末である2022年12月23日に初配信をしたかと思えば、その4ヵ月後である4月にはもうYouTubeチャンネルの登録者数が15万人をこえている。そして、4月1日にはVTuber事務所「ミリプロ」を設立し、自身が0期生として活動をスタートさせた。

甘狼このみさんの魅力と言えばやはり可愛らしい姿。自身がイラストレーターであり、Live2Dモデラーでもある彼女がこだわり抜いた姿はさすがの一言である。姿だけで無く良く動くモデルで表される仕草もとても可愛いのでまずはYouTube Shortsだけでも見て欲しい。個人的に一押しポイントはケモ耳の動きだ。

もちろんイラストレーターであるため、作画の様子を記録したショート動画やお絵かき配信も見所だ。VTuberのファンアートを描いたり、自身の昔の絵を完成させたりと、プロの技を感じることが出来る。

甘狼このみさんならではの企画として、スロットを回して出てきた複数のキャラクターを合成させて描くというお絵かきだ。キャラクターデザインの特徴を的確に捉え、描きながら再構成していくところは見ていて面白いし、確かな実力も感じることだろう。

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二人はまだまだ大きな活躍をしてくれそうなので、今からでも遅くない、ぜひウォッチしてほしい。

(Text by むちむちぷにぷに)