IVRC2023、学生主体でつくったメタバース作品を9/16まで募集中 特別審査員におめがシスターズら参加

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IVRC実行委員会と日本バーチャルリアリティ学会は9月16日まで、「IVRC」(Interverse Virtual Reality Challenge、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト)におけるメタバース部門の作品を募集中だ(応募フォーム)。

同コンテストは、1993年から続く学生によるインタラクティブ作品制作をテーマにした企画になる。昨今におけるヘッドマウントディスプレイやメタバースプラットフォームの普及を受けて、メタバースで面白いことに挑戦する学生も応援すべく、メタバース部門を新設した。

具体的には、メタバースのワールド、パフォーマンス、イベント、独自開発のソフトなどが応募できる。学生主体の作品・活動が条件となるが、バーチャルの名前やアバターの姿でも参加可能だ。作品は、PC VRや一体型VRなど既存のハードウェアで動くもので、公表済みの作品でも発表から1年以内なら対象となる。

応募後、SEED Stageの審査を経て、LEAP Stageに進出する作品を選出。さらに審査して、11月18〜19日、一般部門とともに現地・メタバースで表彰式を行う。なおLEAP Stage進出後に作品をブラッシュアップすることも可能だ。特別審査員としては、クリエイターのVoxel Keiさん、MyDearest代表取締役CEOの岸上健人さん、VTuberグループのおめがシスターズさん。

●IVRC(一般部門)との違い


●募集要項
・応募資格:過半数が学生(中高校生、高専生、大学生、大学院生)で構成されるチーム、または個人。チームに社会人が含まれていても構わないが教員は不可
・応募締切:9月16日(土)23:59
・応募フォーム:https://forms.gle/jkXm384nQmnnp1E89
・応募に必要なもの:
 作品を体験するための情報(ワールドリンク、ソフトのダウンロード先と使い方など)
 体験方法・内容を伝える動画(体験をもって審査するため、アピール用ではなく審査員への解説用。体験動画は、各自Youtubeにアップロード後、URLを投稿フォームに記載)
 作品基本情報(作品名、400字程度の解説文、サムネイル画像、制作者情報)
・主催:IVRCメタバース部門実行委員会、日本バーチャルリアリティ学会


●スケジュール
・9月16日(土)23:59:応募締切
・9月後半:SEED Stage審査
・10月頭:LEAP Stageへの進出作品決定(この間、作品のブラッシュアップ可能)
・11月頭:LEAP Stage審査
・11月18~19日:一般部門とあわせて表彰式(メタバース参加・現地参加どちらも可)


●作品の条件
・メタバースを活用・テーマにした作品)ワールド・パフォーマンス・イベント・独自開発のソフト)
・独自の/特殊な機器の使用を禁止(市販されている機器や物品、一般に自宅にあるものを用いて体験を設計。審査員は投稿作品を手元で再現して審査する)
・VRSNS、HPなどを介して広く一般に作品の公開・追体験が可能なもの
・作品発表から1年以内のもの
*本条件はIVRCは登竜門であるという大会理念に基づいて設定。理念に反さない限りにおいては多少の条件緩和(公開から1年と1週間が経過した作品もOKにするなど)が認められる場合あり。すでに作成済みでも、IVRC投稿のためにブラッシュアップするなど新規要素と見做されるようなアレンジは歓迎
・応募者自身が権利を持っている(または権利者から出場の許可が得られる)もの
・作品体験の中心となるアイデアが応募者自身によるものであるもの(作品応募時点では未完成でもOK。作品の核となる面白さが審査員に伝わるように準備)


●使用可能なデバイス
・PCVR:SteamVR / Quest Linkが動く環境(Vive Pro Eyeなど機種指定がある場合は別途記載)
・スタンドアローンVR:Quest2、Quest Pro、Pico4
・PCのみ:Windows / Mac
・スマホ/ タブレット:iPhone、iPad、Androidスマホ/ タブレット(LiDARなどを使う場合は別途記載)
・その他:SteamVR用トラッカーによるフルトラ、mocopi、Kinect v2、Leap Motionなど(リストにないものは応相談)


●関連リンク
https://ivrc.net/2023_metaverse/