由宇霧、しがらみを超えて自分らしさを発信するVTuberプロジェクト「FROMY」始動 クラウドファンディングも実施

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VTuberの由宇霧(ゆうぎり)さんは7日、VTuberプロジェクト「FROMY」(フロミー)の始動を発表した。

由宇霧さんは、自身の経験を交えながら性に関する疑問や悩みをYouTubeやTwitterで伝えてきたVTuber。PANORAでも「性なるお悩み相談室」を連載し、今年3月には「花魁VTuber由宇霧みんなで学ぶ性教育」を上梓するなど、執筆活動も盛んに行っている。

FROMYは、世間からよく思われない職業、理解されずらい特徴、家庭の事情といった生きていく中で出来てしまったしがらみを超えて、自分らしく発信していくことを目指すプロジェクトで、3つの展開を用意している。

ひとつ目は由宇霧さんの心に居る「男性」を解放する新VTuber「逢舞もこす」(あいまいもこす)の新チャンネルを8月下旬に立ち上げて、動画コンテンツを投稿していく。

二つ目は、性の話題以外で生きづらさや自己肯定感、プロデュースなどを行う際の名義を分けるという展開だ。各名義は「活動していく中でしっくりくるものが見つかった時に決めます」とのこと。

三つ目は、「逢舞もこす」の相方VTuberを1名プロデュースして、9月下旬に公開するという発表になる。

 
●由宇霧さんコメント

由宇霧の中には物心ついたときから「男性」っぽい自分がいました。ジェンダーは「男」「女」だけではなく「男70%女30%」の人がいたり「男0%女0%」の人がいたり、白黒つかないグラデーションになっていると思うのですが、由宇霧自身も女性として生きながらも男性っぽい気分や視点をもつことも多々あったのです。自分の感覚はあいまいなもので、きっとこれからも変化していくと思うのでこのジェンダーを特別定義するつもりは今のところありません。

由宇霧としてデビューするまでは、性に奔放な自分を隠して生きていましたが、こうしてみなさんに知って頂けたことで「隠してきた自分」を解放できた気がして凄く幸せになりました。今度は、男性らしさをもった自分も解放してあげたい。由宇霧としての活動はこれからも変わりなく続けますが、新たに男性としての肉体も作りデビューをします。

 
新VTuberのデビューにあたり、自身のBooth「oyukari」を利用して7月7日〜8月16日にクラウドファンディングも実施する。支援額がストレッチゴールを超えた場合、下記の施策を実施する。

・55万円を超えたら新規VTuberユニットのキービジュアル制作
・60万円を超えたら新規VTuberユニットのオリジナルソング制作
・70万円を超えたらオリジナルソングMV制作

 
 
●関連リンク
「FROMY」ページ
由宇霧(YouTube)
由宇霧(Twitter)
由宇霧(Spotifyポッドキャスト)