株式会社MentaRest
メタバースでメンタルを整える『MentaRest』(メンタレスト)を提供する株式会社MentaRest(本社:東京都 渋谷区、代表取締役:飯野 航平、以下「当社」) は、株式会社DGインキュベーションの運営するOpen Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合(通称:Earthshotファンド)などを引受先とする第三者割当増資を実施し、シードラウンド1stクローズとして累計約1億円の資⾦調達を完了したことをお知らせします。調達した資⾦は、プロダクトの開発と拡張、サービス効果検証に活用する予定です。当社では、これまで取り組んできた対個人のメンタルヘルスケアだけでなく、今後は企業研修プログラムの開発・提供も積極的に行ってまいります。
また、2ndクローズへ向けて行政や企業と連携した実証実験を行うことを検討しており、サービスの定量的効果の可視化を目的としたエビデンスの取得により、サービス普及をより一層加速させてまいります。
■ 資金調達の背景
当社事業(後述)は、2024年4月現在で大手企業を中心にサービス導入されており、健康経営やウェルビーイングの観点から、従業員のメンタル不調予防・休職や離職率低下・パフォーマンスやエンゲージメント向上の施策に注力する企業への支援を推進しています。今回調達資金によって、プロダクト開発体制の強化、サービス拡張の拡張により顧客体験の向上に努めてまいります。
■ 当社事業と展望
当社事業では従業員向けのメンタル不調予防を目的とし、メタバース空間におけるアバターカウンセリングサービスを提供しています。健康経営やウェルビーイングの観点から、従業員のメンタル不調予防・休職や離職率低下・パフォーマンスやエンゲージメント向上の施策に注力する企業様から注目を集めています。
一般的なカウンセリングの課題として”心理的利用ハードルの高さ”がありますが、MentaRestはアバターを活用することで利用ハードルを低くしています。東京都市大学によるとアバターを使用する方が自己開示度合いが大幅に上がるという研究結果もあります。
顧問精神科医が監修、在籍カウンセラーは心理資格「臨床心理士」「公認心理師」保有者に限定し、科学的根拠に基づくカウンセリングを提供しています。
今後は従業員個人へのサービス提供に閉じず、企業の組織課題解決への貢献を目指しています。メンタルヘルス、キャリア形成、ビジネススキル向上といった、多角的な企業研修プログラムを展開することで、企業組織の健全な発展に貢献してまいります。
上記に加え、行政や企業と連携した実証実験の実施を検討しています。これまで多くの方がMentaRestの利用をいただき、大変満足をいただきリピート利用者が増加しています。
今後はMentaRest利用前後における従業員の行動の変化をはじめとする量的な効果の可視化を目的としたエビデンスの取得を行うことでマーケティングを加速し、より多くの企業へMentaRestを提供することで我々の掲げるミッションの達成を実現します。
既に大手総合研究所や大学機関との連携を視野に入れ、今回調達した資金を元に効果の最大化を目指します。
VUCA時代と言われる昨今の世の中で、多くの方が見通しの立たない将来への不安を抱えています。
その結果、現代の企業が抱える課題もメンタルヘルスの問題に閉じず、多岐に渡ります。
しかしながら、当社が提供するMentaRestは従業員の心の健康を保つことはもちろん、職場の生産性と満足度の向上にも貢献し、我々の掲げるミッションである「誰もが安心して働き、生活し、生き続けられる環境」を整えてまいります。
【サービスURL】https://www.mentarest.com/
■ 利用者の声・導入企業様からのコメント
・ユナイテッド株式会社 人事部 村上俊平 氏
ユナイテッドでは、2022年5月より約2年間MentaRestを導入し、社員のメンタル不調を未然に防ぐ目的で継続的に利用しています。産業医面談窓口の設置と併せて導入することで、社員が目的に併せて選択できる環境づくりをしています。
MentaRestは、メタバース空間でアバターを通じて気軽にカウンセリング利用ができる点や、運営サポートが充実していることが導入の決め手でした。
社員はメンタルの不調時のみならず、思考整理にも活用できるため、資格を保有するカウンセラーと気軽に話せる貴重な機会として、社内でもポジティブなフィードバックが多くみられます。
今後も、社員が心身ともに健康でポジティブに働ける環境をMentaRestと一緒に創っていきたいと思います。
・AIQVE ONE株式会社 コーポレート部 人事セクション 佐野 大輔 氏
弊社では、これまでメンタルヘルスの相談先として産業医面談窓口を設置していたものの、利用ハードルの高さや認知度から実際の利用率が低かったことや、利用時点で既にメンタル不調にに陥ってしまっていることもあり、未然防止に対する施策不足を感じていました。
MentaRestは、メンタル不調の未然防止に向けて、弊社が携わるゲーム・エンタメ分野と親和性の高いメタバース空間でのアバターを通じた気軽なカウンセリングスタイルが導入の決め手でした。
利用目的がメンタル不調の未然防止のみならず、様々な方向性での思考整理にも活用できるなど、資格保有者であるカウンセラーとの気軽な対話の機会を通じて、困った・迷った際の羅針盤になっていただき、社内でも満足度を得ております。
また、利用率向上のための運営サポートが充実していたことも有難かったです。
今後も、社員が心身ともに健やかで活き活きと働ける環境をMentaRestと共に創っていきたいと思います。
■ 代表取締役CEO 飯野航平 コメント
当社は私を含め、メンタル不調を経験したメンバーと共に日々事業開発を進めています。過去の体験から、日常的にメンタルヘルスと向き合う重要性と、現代社会において適切な情報を取得し行動変容する事の難しさを痛感しました。そこで、人々の日常に溶け込み、誰もが親しみを持てるサービスを開発するためにMentaRestを創業しました。
国内では既にメンタル不調による社会的損失が11兆円を超えており、非常に大きな社会課題であります。企業では人的資本の情報開示義務やストレスチェックの義務化が行われる中、各企業が独自に十分なメンタルヘルス対策を行うことが非常に難しい状況です。
その結果、多くの企業でメンタル不調による休職/離職を原因とした経済損失や人材流出が問題となっています。
そこで、当社はメタバース空間でアバターを活用することにより従業員の心理的利用ハードルを下げ、不調を感じていない方や健康な方も利用しやすいサービスの開発を行っています。
MentaRestの提供を通じ、「誰もが安心して働き、生活し、生き続けられる環境を整える」というミッションの実現に向けて取り組んでまいります。
■ 投資家コメント
・Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合 DGインキュベーション 取締役CIO 松田信之氏
デジタルガレージグループが運営するシードアクセラレータープログラム「Open Network Lab Seed Accelerator Program 28th Batch」採択をきっかけに、MentaRest社に出資いたしました。同社のサービスが従業員の皆さまのメンタルを健全に保ち、ひいては労働市場の機会損失という社会課題の解決に繋がることを期待して、わたしたちも様々なご支援を継続してまいります。
■ 株式会社MentaRestについて
設立:2021年9月
URL:https://MentaRest-corp.com/
所在地:東京都渋谷区恵比寿西2丁目20-8代官山パーフェクトルーム606
代表者:飯野 航平
事業内容:メタバースでメンタルを整える「MentaRest」の開発・提供
Emai:[email protected]
■ MentaRestの導入・出資・協業に関するご相談
MentaRestの導入・出資・協業に関するご相談をご希望される方は、下記サイトのお問合せフォームよりご連絡ください。
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