RIOT MUSIC、「Meteopolis Carnival」のオフィシャルレポートを公開

株式会社 Brave group

株式会社RIOT MUSIC（本社：東京都港区、代表取締役：武田洸樹、株式会社Brave group100％子会社、以下「RIOT MUSIC」）は、運営するバーチャルミュージックレーベル「Meteopolis」が2024年6月9日(日)にYOKOHAMA COAST garage＋にて開催した『Meteopolis Carnival』のオフィシャルレポートを公開いたします。

■会場の様子

複合型エンターテイメント施設「アソビル」の地下1階フロア「YOKOHAMA COAST garage＋」が今回の舞台。照明が落とされた華奢な階段を降りエントランスを抜けると、広々とした秘密基地が広がる。

Meteopolisメンバー直筆サイン入りの描き下ろしキャンバスアートや神崎茜バースデーライブ『紫焔 -SHIEN-』、凪原涼菜ソロライブ『哉醒 -SAISEI-』の新ビジュアルでの等身大パネルなどが来場者を出迎えた。

会場内にはキッチンカー2台が出店し、Meteopolisのメンバーそれぞれをイメージしたコラボフードが提供され、飲食エリアは大賑わいだった。

会場中央にはゲームプレイエリアが。「バーチャルシンガー」を題材とした完全新規のオリジナルトレーディングカードゲーム『フェスタヴィータ（FestaVita）』をスタッフから直接レクチャーを受けながら体験することができた。

自分だけのオリジナルデッキを組んだり、ルールを覚えた来場者同士で声を掛け合って対戦したりと、交流の場としても盛り上がっていた。

■オープニングライブ

フロアが大いに賑わう中、BGMが止まりオープニング映像が流れ出すと、観客はライブの幕開けに高揚し歓声を上げた。飛び交う歓声の中、初瀬川岬がステージに登場し、UNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」を歌唱。満員のフロアを熱く盛り上げた。

「GO! GO! MANIAC」「ふわふわ時間」「U&I」をポップでキュートに歌唱し、「ギターと孤独と蒼い惑星」では普段の天真爛漫な初瀬川岬の影の部分がどこか垣間見えるような、力強くもエモーショナルな歌声を披露し、オーディエンスの心を惹きつけた。アニメソング好きにはたまらないアッパーチューンを計9曲カバー歌唱し、最後にオリジナル楽曲「マガレッドヒーロー」を歌い上げ、会場には笑顔があふれ、初瀬川岬自身も充実した表情でステージを終えた。

■サテライトラジオ〜 MPC出張版〜

14時になると凪原涼菜のYouTubeチャンネルにて配信されている特別ラジオ番組「サテライトラジオ」の公開収録がスタート。凪原涼菜・神崎茜・初瀬川岬の3名は、今日を迎えた感想やこの後に続く演目への意気込みなどを話しながら、公開収録ならではの観客との掛け合いを楽しんだ。収録終盤では観客への特別なプレゼント企画を用意するなど、会場を盛り上げた。

■『紫焔 -SHIEN- 』ライブ

神崎茜の誕生日を祝して開催されたバースデーライブ『紫焔 -SHIEN- 』。

オープニング映像を終え、新衣装をまとった神崎茜がステージ中央に姿を表すと、登場を待ち侘びた観客からの盛大な歓声とともに、会場が紫に染まる。1曲目、華やかなジャズのサウンドとポップスのメロディラインが調和するオリジナル楽曲「年中夢境」を艶やかに歌唱。グルーヴにノリながら揺れるペンライトはまるで紫焔のよう。

MCを挟み、「brave heart」「FIRE!!」「Butter-Fly」を続けて披露。低音域から中音域を心地よく響かせ、男性アーティストの楽曲も難なく歌い上げる。「God knows…」など、人気楽曲を3曲連続で歌唱し、会場のボルテージは一気に急上昇。

さらにスペシャルゲストとして、凪原涼菜を呼び込み「Hero too」「革命デュアリズム」「ライオン」をアグレッシブに歌唱。ふたりの歌声に呼応するように観客からは力強いコール＆レスポンスが沸いた。

ソロステージ最後のセクションでは、カバー楽曲を2曲挟み、オリジナル楽曲である「バーニング・トゥ・ナイト」「パルフェイク」をキレのあるボーカルで届けた。

熱烈なアンコールを受け同レーベルの先輩である凪原涼菜のオリジナル楽曲「Okeanos」を歌唱。MCでは、「会場でライブをやることが夢でした。こんな素敵な形で叶ってほんとうに嬉しく思っています！」と声を震わせる瞬間も。最後に観客への感謝の気持ちを伝え、この日初披露の新曲「BLOOM!!」をパワフルに披露。鳴り止まぬ歓声の中、バースデーライブ『紫焔 -SHIEN- 』の幕を閉じた。

■『哉醒 -SAISEI- 』ライブ

＜第一部＞

今回、ステージに立つのは凪原涼菜とピアニストの匠（STRIX）、2名のみ。凪原涼菜ソロライブ『哉醒 -SAISEI- 』第一部は、カバー曲とオリジナル曲を合わせた14曲がピアノアレンジで届けられた。

黒のドレス姿で登場した凪原涼菜。1曲目「Prototype」をピアノ伴奏に合わせて、身体をゆったりと揺らしながら観客に語りかけるかのように歌い始めた。息遣いや呼吸音、日常で耳にする音全てが凪原涼菜の表現の一つとして、歌という作品に組み込まれているようだ。軽く息を整え、「糸」「ハナミズキ」などのバラードを5曲続けて披露。その後のMCでは、「いつかやってみたいと思っていたピアノ伴奏でのライブ。こんなに早く実現するなんてほんとうに嬉しいです。」と高ぶる気持ちを語った。

ライブ中盤には、『紫焔 -SHIEN- 』のステージを終えた神崎茜を改めてゲストとして迎え、「翼をください」を自由に空を泳ぐように、「リフレクティア」を水面を素足で弾くような澄んだ歌声で歌唱。儚くも美しいメロディを見事に歌い上げ、観客を魅了した。

ラストセクションでは、和ロックや重厚なサウンドが特徴の「甲賀忍法帖」や「ETERNAL BLAZE」、オリジナル楽曲「Okeanos」などの楽曲を、ピアノ伴奏ながらも激しさそのままに届けた。流麗なピアノの音色とともに、凪原涼菜の伸びやかな歌声が響きわたった。観客からの盛大な拍手の中、しばしの別れを告げ、舞台は第二部へと進んだ。

＜第二部＞

第二部は、『救い』をテーマに活動する凪原涼菜の世界観を存分に堪能することができる、凪原涼菜のオリジナル楽曲オンリーのソロライブ。一瞬の静寂の中、第一部とは対照的な爽やかな白を基調とした新衣装を身にまとった凪原涼菜が登場。物語の始まりを歌う「断章」を皮切りに、軽快なリズムが特徴的な「虹色の魔法」や、複雑なコーラスが交錯する「PANDORA」「Fatum Pupa」を続けて歌唱。やわらかなファルセットや突き抜けるハイトーンボイスなど、曲調に合わせて変化する声色やパフォーマンスに、観客は凪原涼菜という沼底へと落ちていく。

MCを挟みつつ、最新曲「レクトル」や、人気ボカロP164が作詞作曲した「暁光」など、サウンドや歌詞から伝わるシーンの転換を捉え、物語の移り変わりを見事に歌で表現していた。鋭い感性を持つ凪原涼菜だからこそできる圧巻のパフォーマンスで計12曲を披露し、ステージを降りた。

会場の熱気はさらに沸々と煮えたぎり、エンディング映像が終わるや否や、観客からは熱烈なアンコールが巻き起こった。大きな笑顔を見せながら、凪原涼菜が再びステージへ。「We Are Here（涼菜Ver.）」を歌唱し、最後となるMCでも感謝を告げた。そして「Okeanos（Srav3r Remix）」を歌い上げ、鳴り止まない拍手の中、美しいラストを迎えた。

撮影：オオハラシンイチ

本文：yokota

【アーカイブ視聴】

神崎茜バースデーライブ『紫焔 -SHIEN- 』と凪原涼菜ソロライブ『哉醒 -SAISEI- 』1部・2部をアーカイブ視聴できる配信チケットが販売中です。

販売期間：2024年6月16日(日) 22:00まで

視聴期間：2024年6月16日(日) 23:59まで

・チケット購入ページ：https://riotmusic-live.zaiko.io/item/363194/