株式会社UNIVRS (本社:東京都中央区、代表取締役:藤川啓吾)は 、つくばエクシード投資事業有限責任組合、株式会社メディアドゥ、株式会社オルトプラス、株式会社アルコパートナーズ、個人投資家の方を引受先として総額約1億を資金調達いたしました。融資額を含めた調達総額は約2億円に到達いたしました。
併せて、2020年7月25日付で、企業ロゴをリニューアルすることをお知らせいたします。
UNIVRS社員一人ひとりを“ヒーロー化”したアバター株式会社UNIVRSは独自開発した”VR酔いを防止する移動技術“(特許出願中)を採用し、 従来のVRコンテンツでプレイヤーの動きに制限をかけてきた“VR酔い”を極限まで軽減することで、今までにないVR体験を実現すVR特化のテクノロジー企業です。
- 資金調達の目的
今回調達した資金を基に、現在柱として進めている以下の二つの事業の拡大を進めてまいります。
⒈アニメ、漫画などのIPコンテンツのVRゲーム化
第一弾として、数々のヒット作を生み出したアニメーションスタジオ・TRIGGER制作のTVアニメ「リトルウィッチアカデミアVR」の開発を行なっており、2020年の秋に発売を予定。国内アニメIPのフルパッケージゲームとしてのVR化は本作が世界初となり、各界から注目を集めています。本作品を皮切りに、今後も世界で高い人気を誇る日本発のアニメや漫画等のコンテンツのVRゲーム化を進め、まるでその作品の世界に飛び込んだかのような体験が出来るVRゲームを開発してまいります。
「リトルウィッチアカデミアVR」 メインビジュアル © 2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会 © UNIVRS, Inc.
⒉産業向けのソリューション開発
VR環境下で災害訓練、社内研修などができる訓練シミュレーションVRのほか、コロナウイルスの影響で物理的なイベントや展示会の開催が難しくなったことから急速に需要が高まっている「バーチャルイベントシステム」の開発を行っています。今年7月4日(土)から7日間開催されたグッドスマイルカンパニー社主催のバーチャルイベント「ワンホビ2020ギャラリーONLINE」にも本システムが採用され、1週間で10万以上のアクセス数を記録しました。現在その他複数の企業様とのプロジェクトも進んでおり、詳細は近日発表を予定しております。
「ワンホビ2020ギャラリーONLINE」の様子 ©︎GOOD SMILE COMPANY
- 引受先コメント
・つくばエクシード投資事業有限責任組合 中川 磨氏
当ファンドは、先進的なテクノロジーを持つスタートアップの支援を通じて様々な社会課題の解決に貢献することを目的として、常陽銀行と常陽産業研究所が共同で設立したファンドです。「UNIVRS」のVR酔いを極限まで軽減させるテクノロジーは、仮想空間での高いUI/UXを実現するニューノーマルの新しいインフラテクノロジーになるものと期待しています。 当社一人でこれらを成し遂げるものではなく、今回集まった各社・各人や当社パートナーみんなでならもっとすごいことができるかもしれないと信じ、今後も力強くサポートしてまいります。
・株式会社メディアドゥ CBDO 溝口 敦氏
いつかマンガやアニメの世界に自分も入ってみたい。そんな夢を誰しも子供の頃に思った事があるのではないでしょうか。テクノロジーが発達し、通信技術が5Gを迎えた今、まさにその夢がVRで実現されようとしています。私たちは、これまでに培ってきた出版社様とのリレーションや著作物流通のための技術力と、UNIVRS社のビジョンやテクノロジーとを掛け合わせ、世界中のユーザーに日本コンテンツを楽しんでもらいたいと考えておりますし、その実現のための共創をとても楽しみにしています。
・株式会社オルトプラス COO 鵜川 太郎氏
VRはこれからのエンターテイメントに欠かせないものになっていくと考えています。スマートフォンゲームをはじめとして、ゲームのテクノロジーを応用したサービス開発を行っているオルトプラスでは、UNIVRS社によるIPを活用したゲームタイトルの開発と並行して、産業向けのソリューション開発を行っていることに高い親和性を感じています。今後、弊社ではゲームを問わずUNIVRS社とサービスを展開することを想定しており、非常に楽しみにしています。
- 代表コメント
VRの可能性に惚れ込んで会社を立ち上げてから早4年。VR技術を使って“誰もがなりたい自分 = HERO”になれるもう一つの新しい世界を創り出す事を目標に、チームメンバーや株主の方々をはじめとした様々な方に支えられながら、一歩一歩歩んできました。この4年間で世界や技術は進歩し、VRは本格的な普及に向け急加速的に成長する最初のターニングポイントにさしかかろうとしています。そんな挑戦しがいのある今、大きな飛躍のチャンスをいただけたことに、本当に感謝しています。
現在、コロナウイルス感染拡大の影響で、世界中でリモート化やデジタル化が急速に進んでいます。そんな中私たちの持つVRテクノロジーには、人々を楽しませるのはもちろんのこと、社会の課題解決に貢献できる、大きな可能性があります。
VRテクノロジーで世界中の不自由を解決し、全ての世界で誰もがなりたい自分になれる世界を創り出す事がUNIVRSのミッションと信じ、この先も突き進んでまいります。
- 企業ロゴのリニューアルについて
7月25日付けで、企業ロゴをリニューアルいたしました。新しいロゴは、以下の想いを込めて“円”をモチーフにしています。
⒈チーム、組織の形
ロゴを構成しているのは無数の “正円” (=完全な円)。「技術」「スキル」「情熱」を持ち合わせた個々のプロフェッショナル(正円)が自分たちの意思で自由に折り重なって太く強固な円となり、それぞれの能力を超えた力を発揮していくことを目指します。
⒉VRプロダクションとして目指すもの
円が表すのは世界中の人々を新しい世界に連れて行く“ワープゲート”。UNIVRSの名が表すように、世界中の人々を無限の可能性を秘めたVRの宇宙へ連れて行きます。
- “VR酔いを防止する移動技術”(特許出願中)について
自分の身体が動いていない状態で視界が動くVRは、乗り物酔いと同様体験者が酔ってしまいがちであることが問題視されています。特に激しく動くコンテンツは酔いやすいため、せっかくの“仮想現実”にも関わらず、動かずに体験できる作品が主流となってしまっているのが現状です。
そこで、弊社では酔いを軽減させるため、身体の動きとVR内での動きをリンクさせる独自の移動技術を開発。VRHMDとコントローラーのセンサー値からジェスチャー認識システムで身体の動きを検出し、VR空間の動きに反映することで、VRならではの臨場感のある動きが体験できます。
詳細はこちら:https://univrs.jp/technology
- 「リトルウィッチアカデミアVR」について
魔法学校に入学した主人公“アッコ”が、失敗を繰り返しながらも様々な試練に立ち向かい、仲間とともに成長していく青春アニメ「リトルウィッチアカデミア」をVRゲーム化!プレイヤーは物語に登場するキャラクターと一緒にホウキで自由に空を飛び、魔法を駆使してレースをすることができます。このVRゲームには上述の”酔いを防止する技術“が採用されており、まるでプレイヤー自身が空を飛んでいるかのような「最高の飛行体験」が実現します。
2019年6月から8月にかけてCampfire(国内)、Kickstarter(海外)にて実施したクラウドファンディングでは、支援総額が45日間で1,800万円を突破。AnimeEXPOをはじめ国内外の大型イベントにて行なったプロトタイプ版の体験会には1600人を超える方々がつめかけ、東京ゲームショウにて実施したアンケートでは満足度は94%にものぼりました。
リトルウィッチアカデミアVR公式サイトURL: https://lwa-vr.com/
- UNIVRSについて
私たちUNIVRSは独自開発した「VR酔いを防止する移動技術」を軸にVRコンテンツ制作を行っています。 「どこへでも行けて、どんなことでもできて、どんな自分にもなれる」そんな最高の自由がある“もうひとつの世界”を作ることを目標に、今までにないVR体験を生み出し、世界に向けてVRコンテンツを発信していきます。
-会社概要-
会社名:株式会社UNIVRS (旧社名:株式会社EXPVR)
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1-26-9 NSビル26 2F
設立:2016年7月
代表:代表取締役CEO 藤川啓吾
URL: https://univrs.jp
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