monoAI technology株式会社
monoAI technology株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:本城嘉太郎、東証グロース市場:証券コード5240、以下「当社」)は、横浜市が実施する「小児がん患者等のメタバース交流イベント運営企画業務」に採択され、小児がんをはじめとする疾患により療養中または経験のある小児を対象としたメタバースによる交流イベント(以下、本イベント)を実施することとなりましたので、お知らせいたします。本イベントでは、これらの患者および経験者が、外見にとらわれることなく安心して交流できる場を提供いたします。
実施背景
小児がんの治療には、長期にわたる入院や定期的な外来受診が伴い、患者とその家族に大きな負担を強います。
特に、治療の副作用による外見の変化が、子供たちにとって対面での交流を難しくしています。
横浜市が実施した調査によると、保護者の多くは「心身の成長・発育への不安」や「同世代の子供たちとの交流機会の不足」を挙げています。
これらの問題を解決するために、メタバースを活用した仮想空間での交流イベントを企画することで、外見を気にせずに参加できる場を提供し、患者同士のつながりを強化することで、精神的なサポートを提供することを目指しています。
また、メタバース上での自由なコミュニケーションを通じて、他者とのつながりを深め、明るい未来に目を向けるきっかけを作ることが期待されています。
2Dメタバース「ZEP」の活用
本イベントでは、小中高生の参加者に配慮し、操作が簡単で、スマートフォンやPCからブラウザリンクを押すだけで参加できる「ZEP(※1)」を採用しました。
今回、チームで協力しながら進めるミニゲームを取り入れることで、自然な形での交流が促進されます。
さらに、多様なアバターを使用することで、参加者が自由にコミュニケーションを楽しむことができ、深いつながりが生まれることが期待されます。
本イベントにより、患者や家族の交流が活発になり、精神的な支えを得ることで、参加者が将来に対する希望を持てるよう支援します。
イベントの企画およびゲームの監修には、上智大学 総合人間科学部心理学科の横山恭子教授が協力しており、専門家の知見に基づいた内容が提供されます。
今回の取り組みを通じて、仮想空間を活用した交流イベントの可能性を広げ、今後の小児患者の支援に役立ててまいります。
当社は、今後も目的に応じた各種プラットフォームの選定からメタバース空間制作ならびに、制作した空間でのイベント運営を一貫してサポートしてまいります。
※取り扱い可能な各種プラットフォーム一覧
FORTNITE:https://www.fortnite.com/?lang=ja
ZEPETO:https://web.zepeto.me/ja
Spatial:https://www.spatial.io/
VR CHAT:https://hello.vrchat.com/
■イベント概要
開催日時:2024年8月21日(水)13:30~15:00
主催:横浜市
協力:monoAI technology株式会社
開催方法:オンライン(PC、スマートフォン)
お申込みは、下記資料をご覧ください。
■お申し込みはこちらから
1~3人での個人やきょうだいでの申し込みの方(個人の申し込みは、横浜市がチーム編成をします。)
4~5人のチームでの申し込みの方
■※1 ZEP
「ZEP」とは、韓国発のメタバースプラットフォームで、誰でも簡単に自分だけのメタバースを作成できます。非対面での自然なコミュニケーションを実現し、イベントや教育においても、インタラクティブなコンテンツを作成し、最大15万人が同時接続可能です。無料テンプレートやエディタを使って、理想の仮想空間を作り上げることができます。
■monoNITE
monoNITEは、Unreal Editor for Fortnite (UEFN)を活用したフォートナイト特化のメタバース空間制作サービスです。
企業のプロモーション、ブランディング、ファンコミュニティ形成など様々なシーンでご活用いただけるメタバース空間を、企画、制作、運営まで一気通貫で支援しています。
公式サイト:https://monoai.co.jp/mononite
■会社概要
【monoAI technology株式会社】
所在地:兵庫県神戸市中央区三宮町一丁目8番1号 さんプラザ3階34号室
代表者:代表取締役社長 本城 嘉太郎
設立日:2013年1月
XR CLOUD:https://xrcloud.jp/
メタバース相談室:https://xrcloud.jp/blog/