バーチャルキャストは6日、3Dデータの流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE」の正式版をリリースしたと発表した。英語対応や公式ストアのオープンが目玉になる。
THE SEED ONLINEは、アバターやアイテムなどのデータを投稿することで、ソーシャルVRサービス「バーチャルキャスト」をはじめとする関連ソフトに持ち込んで使えるようになるプラットフォーム。2019年2月にα版を立ち上げ、2020年3月にβ版にアップデートして今回正式版のリリースとなった(インタビュー記事)。
公式ストアでは、ラインアップ第一弾として8月8〜10日に開催予定の「MIKU LAND GATE β」のグッズを販売する。「VCC」(Virtual Cast Credit)と呼ばれる仮想通貨を使うことで購入可能だ。
今後は、今秋に有償売買機能をユーザーに開放していく。また、検索機能を改善し、「特定ライセンスのVRMのみを検索したい」「タグ検索がほしい」といったニーズに応えていく。また、開発者が自分のソフトをTHE SEED ONLINEに対応させるときにつかう最新版の「SDK2」も開発を進めているとのこと。
●関連リンク
・ニュースリリース
・MIKU LAND GATE β
・バーチャルキャスト