VTuber・バーチャルねこも楽曲制作 ビジュアルノベル「ベオグラードメトロの子供たち」9/11配信

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インディーゲームサークル・Summertimeは8月28日、新作ノベルゲーム「ベオグラードメトロの子供たち」を9月11日19時より発売すると発表した。SteamではWindows用のダウンロード版、BOOTHではパッケージ版とMac用のダウンロード版を販売する。価格は980円の予定(税別)。

セルビアの首都・ベオグラードを舞台に、青春と能力者バトルを描いたビジュアルノベル。ドット絵調のイラストやPC-98ライクなビジュアルが特徴で、背景の一部は作者が実際にセルビアで撮影して加工した写真を使っている。

作中の文章は28万文字以上、10時間以上(1話30分~1時間程度)のプレイ時間を想定。ゲームを進めていくと、新聞・手紙・日記など、当時のベオグラード能力者問題に関連する資料が解放されていく。物語やゲーム内ドキュメントを探って、真実を見つけよう。ゲストクリエイターとして音楽系VTuberのバーチャルねこさんを起用し、約半分の作中楽曲を担当した

 
●イントロダクション
「真実が、目に見えたためしはありますか。」

――20XX年、旧ユーゴスラビア圏・セルビア。
その片田舎各地で“超能力者”が現れたという報告が入る。
政府は、能力を使用した者を罰する法律を作る。
これにて平和は守られたように思われた。

そして、10年後……

セルビアの首都・ベオグラードに引っ越してきた少年・シズキは、家出をしたところ施工中止から4年が経ち、廃墟同然となったベオグラード・メトロに迷い込んでしまう。しかし、そこは社会からはじかれた能力者たちの溜まり場だった。

ベオグラードを牛耳る大企業・ゴールデンドーン社による「能力者狩り」により、能力者たちは厳しい立場に置かれていた。

シズキは、ゴールデンドーンの令嬢・マリヤと出会い一目惚れ。極端な男卑女尊の思想を持つ彼女に近づこうとして、女装をすることになる。超能力者の謎を追うにつれ、彼女に深く入れ込むにつれ、シズキはとある野望を抱く。

バルカンのむせるような夏、要塞のようなブルータリズム様式の団地がそびえるベオグラード、忘れ去られた王国のようなメトロが、子供たちを飲み込んでいく……。

 
●登場人物
・シズキ・ペトロヴィッチ(左:通常時、右:女装時)
主人公。半年前にベオグラードに引っ越してきた。無能力者。

・マリヤ・オブレノヴィチ
大企業の令嬢。天使のように可愛らしく誰にでも優しい。男を見下す。

・デジャン・アレクシッチ
サイコキネシスの能力者。シズキと協力して父親の仇を探す。女嫌い。

・ネデルカ・ファルカス
少数民族の女の子。能力者を忌み嫌う。シズキが大好き。

 
●作品概要
・作品名:「ベオグラードメトロの子供たち」(Children of Belgrade Metro)
・ジャンル:ノベルゲーム
・対象:暴力的表現・性的表現が一部存在するため、15才以上推奨(Steam上の設定は成人向け指定。*別途、R-18版のパッチも配信予定)
・対応言語:日本語
・価格:980円(税別、予定)
・OS:64bit Microsoft Windows 10 / Windows 8.1 / Mac OS X / Mac OS X以降
・メモリー:1GB以上 ストレージ:800MB以上

 
●スタッフ
・企画・シナリオ:Summertime(隷蔵庫)
・音楽:バーチャルねこ
・デバッグ:ばじるちゃん
・制作サポート:poroLogue

 
●クリエイターコメント
・隷蔵庫
アニメかドラマのように読書体験を楽しんでもらおうと制作しました。「デジタル小説」のアピールとして、PC-98風のイラストで作品を描きました。セルビアを舞台にしたのは、現地を訪問した際に、いまの日本の若者とセルビアの若者の閉塞感が少し似ていると思ったところからです。能力者たちが織り成す物語・戦いなど、プレイしつつワクワクしていただけたら嬉しいです。

・バーチャルねこ
今作の音楽制作にあたり、本来のバーチャルねこ音楽らしさと、ゲームのBGMとしてのバランスを取るのに、実制作以上に多くの時間を要しました。音色の選択が非常に大変でしたが、これにより、多くのことを学ぶ事が出来て、大変よかったなあと思いました。日常パート部分のBGMは、よりバーチャルねこ音楽らしさを、引き出せたように感じています。BGMも是非、楽しんで聴いて、プレイして頂けると嬉しいです。ねこなのに。

 
 
●関連リンク
公式サイト
公式Twitter
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