JAL、阪急、KDDI、VRizeの4社が共同で国内初の飛行中の機内VRサービス実証実験を実施
JAL、阪急交通社、KDDI、VRizeの4社は、共同で、JALチャーター便を利用した阪急交通社の旅行商品「9月10日 (日) 発 北から南までぐるっと巡る「火の国」アイスランド周遊9日間」に参加するビジネスクラスシート利用者56名を対象に、往路の機内でVRサービス実証実験を行う。
JALでは、さまざまな企業と協業し先進技術の導入や新たな価値創出に取り組んでいる。今年4月には、羽田空港国際線ラウンジの利用客向けに「KDDI ∞ Labo」採択チームであるVRizeと共同で、VRサービスを体験してもらう実証実験を行った。その際に好評を得たことから、今回は実際に飛んでいる飛行機内でのVRサービスを提供する実証実験を行う。
・JAL、羽田空港の国際線ラウンジにてVRの実証実験 空港におけるVR活用に向けて一歩前進!?
・4人に1人が「有料でも利用したい」 JAL国際線ラウンジでのVR体験の実証実験結果
機内にてVRサービスの利用を希望する人には、VRコンテンツ視聴機材 としてGear VRとGalaxy S8を貸し出す。都合の良いタイミングで視聴機材を装着し、VRize開発の専用のVRアプリを用いて、KDDI提供の5種類の360度VRコンテンツから好みのものが楽しめるようになっている。
VRizeは、今年5月に観光バス向けにもVRサービスの実証実験を行っている。この際も概ね好評で、旅行の関連サービスとして導入の価値を見出す前向きな結果を得ている。
・93%が「VR酔い」なし! 観光バスでもVRを導入かーVRize・東急バス・フジテレビの実証実験
JAL、阪急交通社、KDDI、VRizeの4社は、今回の実証実験を通じて機内での新たな過ごし方を提案し、利用者により楽しんでもらえる旅行のスタイルを提供していきたいとしている。
●関連リンク
・JAL ウェブサイト
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