バーチャルでも夏休み! ラジオ体操とUNOで毎日を満喫しよう【週間VRChat】

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日本でも大流行のソーシャルVR「VRChat」。本連載「週間VRChat」では、日々何かしらの新しい技術や文化が生まれているその最先端を、同サービスにどっぷり浸かっている水菜氏(@mizunana_T)にレポートしてもらいます。

 

健康フォース!ラジオ体操をみんなでやろう

世間的には夏休みが到来し、昼間にログインするユーザーも増えてきたVRChatの世界。夏休みといえば子供の頃、早朝に学校や公園に集まってラジオ体操をしていた人も多いだろう。VRChatでも今年5月、でゅら氏がラジオ体操できるワールドを作成しており、夏休みに入って再注目を集めて、朝にみんなで一緒に体を動かすというユーザーが現れた。

 
以前にPANORA主催のマッハソンで大賞を受賞した、はいえろさんもその参加者の1人だ。このツイートの1時間後に出席スタンプカードが作成された。

 

 
以前からVR寝落ち(VRChat内で睡眠を取ること)をしていたはいえろ氏は、このツイートの翌朝、フレンドに起こされてラジオ体操ができるワールドへ移動してラジオ体操をするようになった。一体、どういった流れで実施するのか聞いてみた。

 

──毎日どれくらい集まっていますか?

はいえろ氏 日によりますが、今のところ最小4人、最大10人くらいです。ラジオ体操の映像がずっと流れているので、途中から来たり、抜けたりですね。土日が一番人多いです。

流れは6時くらいにワールドに集まってラジオ体操を始め、1周目が終わったら私がみんなにエアスタンプを押してその後は自由解散となります。2周目する人も居ますねが、私は二度寝します(笑)

──結構ゆるい感じですね

はいえろ氏 そうですね、義務感が出ちゃうと楽しくないので!

──VRでの参加のみですか?

はいえろ氏 フルボディトラッキングの人も居れば、VR機器を使っている人、PCのデスクトップから参加している人など、全員いますよ!

 

 
このラジオ体操の様子を動画で撮影をして、アップロードしているユーザーもいる。様子を見ると、大小様々なアバターだったり、ケモミミが生えてるかわいい女の子など……VRChatならではのラジオ体操と言えるだろう。ワールドを巡回してラジオ体操を行う企画も進行しているそうだ。

 

「UNO」で思う存分友達と遊ぼう!

ラジオ体操が終わってからは、思う存分遊ぶのが夏休みだ。以前にも紹介したバトルディスク麻雀などで遊ぶのもいいが、最近はカードゲームであるUNOができるワールドも注目を集めている。

 

ひとつの机が山札で、もうひとつがプレイする机だ。カードを机に置いて、カメラボタンを押すと自分にだけ手札が見える。あとはUNOのルールと同じだ。無言勢用に、UNO宣言する用の立て札を立てられるようになっていたり、色を宣言できるようになったり、ペンが置いてあったり、小さいアバター用に乗れる台が置いてあったりと配慮が完璧なのも嬉しい。

 

ルールがわからない人のために説明も手前にあり、ボタンを押すと英語と韓国語に翻訳されるグローバル仕様だ。みんなで遊べるワールドはどんどん増えてきている。平成最後のこの夏、猛暑のリアルから逃げ出して、フレンドと一緒にVRで盛り上がろう!

 
 
(TEXT by 水菜、EDITED by Minoru Hirota

 
 
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