最優秀賞は「うきうきドリームパレード」! VTuberハッカソン全国ツアー・北海道大会レポート

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地方に眠る才能同士を引き合わせて、もっともっとVTuber業界を盛り上げていきたい。才能をつないで新しいVTuberを生み出すという流れを是非日本全国に持って行きたい──。

そんな思いを各地で熱心に活動されているハッカソン開催者・団体に伝え、ご賛同頂いたことで開催している「VTuberハッカソン全国ツアー2018」。独自のキャラクターを用意し、2日間という限られた期間の中で動きをつけて1分30秒〜5分の動画に編集してYouTubeに投稿するというルールで、8月より福岡、大阪、島根、岡山、横須賀、沖縄と開催し、各地で大いに盛り上がってきました。

●過去会場レポート
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その6会場に続いて、11月10〜11日には北海道札幌市の北海道情報専門学校にて北海道大会を開催しました(募集ページはこちら)。主催はDoMCN、共産はバーチャルキャストとデッドロック、開催協力は北海道情報専門学校となります。なお、イベントの総合主催はPANORA(パノラプロ)、共同主催・運営がSVVR Japan、全体スポンサーとしてTSUKUMOASKclusterに協賛いただいてます。

 

バーチャル審査員・八月二雪もメッセージを送った開会式

 
1日目の朝、天気予報からは不安定な空模様が予想されていましたが、前日からの雨は止み、雲の隙間から太陽の光が刺す、気持ちの良い朝でした。開催地は、北海道札幌市の地下鉄東西線、菊水駅から徒歩5分にある北海道情報専門学校。1階エントランスではVTuberハッカソン福岡大会で活躍した「北海道ちゃん」が受付を担当していました!(詳細はこちら)。

 

受付を済ませ、5階の会場に向かいます。今回会場になった講義室はリニューアルしたばかりで、エレベータを降りたところからお洒落な雰囲気です。

 

いよいよ会場に入ります。会場の入口ではスポンサーのバーチャルキャストさんのスタンドバナー「ニコニ立体ちゃん」と「あいえるたん」が出迎えてくれました。

 

時刻は午前9時30分。参加者としてエンジニア、イラストレーター、企画者、声優などの多種多様なクリエイターが一堂に会し、いよいよ開会式が始まります。会場となった北海道情報専門学校の学生参加も多く、これから始まる2日間での様々な交流を楽しみにしている様子です。

 

司会進行は北海道大会主催であるDoMCN(@do_mcn)の仲さん。普段から北海道のXR技術系イベントを開催しているDoMCNが今回の主旨に賛同し、北海道に本社のあるバーチャルキャストとデッドロックの協賛を得て、この大会が実現したとのこと。

 

VTuberハッカソン北海道大会のハッシュタグは「#VTuberHack」「#VTuberHackHokkaido」「#DoMCN」「#北海道VR」。続いて2日間のタイムテーブル、テーマ、ルールについて説明します。

 

今回のハッカソンの賞は最優秀賞に加え、「バーチャルキャスト賞」「ロマン賞」「HCS賞」「DoMCN賞」が特別賞として追加されました。

 

リアル審査員、そして……

バーチャル審査員の紹介です。

 

ここでバーチャル審査員「八月二雪さん」から応援メッセージが動画で届いているというサプライズ。

 

今年2月にノリと勢いと現実逃避でバーチャル空間に飛び込みデビューしたという八月二雪さん。

 

参加者へ「ノリと勢いと旨の内に秘めた『何か』を注ぎ込み、新たなVTuberがここに生まれることを期待している」と熱いメッセージを動画で伝えてくれました。

 
●VTuberハッカソン全国ツアー【北海道大会・開会式】 ライブ配信のアーカイブ動画

 

開会式が終了後、チームが決まっている参加者は早速開発を開始し、これから所属チームを考える参加者はアイデアソンが始まります。

 

アイデアソン開始時はまだ緊張した空気でしたが、配られた紙に与えられたお題「北海道」「VTuber」に、ちなんだ単語を記入していき、それらの単語から物語を作り他の参加者と発表し合うと、次第に会場の雰囲気が明るくなってきました。

 

その横ではデッドロックからの差し入れであるエナジードリンクで「塔」がつくられていました。

 

アイデアソンで作られた物語を3つに厳選し、チーム決めを実施します。

 

無事すべてのチームメンバーが決まり、全部で6チームの開発がいよいよ始まります!

 

企画発表

1日目の夕方、各チームの企画発表が始まります。企画発表について受付をこなした「北海道ちゃん」が発表方法について説明してくれました。

 

まず発表を行ったのはチーム名・アーバンライフ白石で、タイトルは「うきうきドリームパレード(仮)」。VTuberとしての企画の新規性を意識し、リアルのYouTuberではよく見かけるが、VTuberではいまだ存在していないアルミホイルで巨大な玉を作る動画を企画した。企画発表時点でモーションキャプチャーは一通り録れており、モデルはVRoidを用いて作成中。

 

チーム名・ノープレッシャーは、「バーチャルサモナー道産子キスミ」。バーチャルユーチューバー+鮭(SALMON)=バーチャルサモナーが、道産子キスミに出会い、一緒に滝を登るというストーリーだ。

 

チーム名・NDSの「VRでAIと話したい(仮)」。VTuberを始めたけど、ぼっちだと寂しい。そこで、WatsonとA3RTによるAI(人工知能)を用いた新しいVTuberの合いの手を作って、雑談するという動画を考えた。

 

チーム・はこだて山の上の「Vキャン!△」。函館からのリモート参加のため、ビデオ通話にて企画発表。北の大地の大自然の中でVTuberが「ゆるく」キャンプしている姿を定点カメラで写して動画にする予定。テーマは「ゆるい」が、やっていることは「ガチ」。

 

チーム名・エキノコックスパンチの「蝦夷リス子の一日に密着してみた!?」。まりもが降ったり、クリオネが急に飛び出してくる北海道の「日常」を動画にする。完成した動画を見た人が北海道に行ってみたいと思うような内容にしたいとのこと。

 

チーム名・パセニュロ Shopper Japanの「UNITY ASSET TV SHOPPING」。みんなの憧れ、テレビショッピングをVTuberが実施。様々な様式の中から今回は「インフォメーション」+「コマーシャル」である「インフォマーシャル方式」を用いた番組にする。

どのチームも2日間という短い時間の中でいい作品に仕上げるために、進捗管理と仕事分担をしっかりと行なっていることが伝わってきました。

 
●VTuberハッカソン全国ツアー【北海道大会・中間発表会】 ライブ配信のアーカイブ動画

 
 
次ページでは、全作品のリストと表彰結果をレポート!

 

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