ピクセラは16日、「VRズームアップ技術」の開発を発表し、5月に特許を取得したことを発表した。
ユーザーがHMDなどのVRデバイスで映像を視聴している際、視線を検出して注視している部分を自動的に拡大表示するというもので、没入感を味わいながら、細部も確認できるようになるという。
●特許概要
特許番号 :第7276811号
発明の名称:拡大表示システム及び表示装置
特許取得日:2023年5月10日
ピクセラは「スポーツ、舞台芸術、コンサート、絵画鑑賞、自然観察といった様々なVRコンテンツに適用可能」としている。例えば、スポーツや舞台では見たい選手や演者を注視して拡大表示が可能。ビジネス利用では、工場や施設の点検時、細部を見たい部分を自動拡大させるといった使い方が実現できる。