第19回小学館ライトノベル大賞にて、作家の塗田一帆(ぬるたいっぽ)氏のVTuber小説「バーチャル美少女探偵と1万人のワトソン」が優秀賞を受賞した。本作は、同氏デビュー作の「鈴波アミを待っています」とは打って変わって、天才主人公による頭脳バトル中心で、爽快感のある内容となっているとのこと。
●小説あらすじ
探偵系Vtuber「ほむるちゃん」の元に舞い込むのは、視聴者からの一風変わった依頼。
そしてそれを解決するのもまた視聴者であり、1万人の「ワトソン」たちが”正解”を目指して競い合う。
主人公のエンジニア男子とVtuberオタク女子の幼馴染コンビが、インターネットを、ゲームの世界を、メタバースを、そしてリアルを駆け抜ける――。
何でもアリなアンチミステリ・インターネットバトル、ここに開幕!
●塗田一帆プロフィール
作家。 短編小説「鈴波アミを待っています」でジャンプ小説新人賞2020テーマ部門《金賞》受賞。 同作は少年ジャンプ+にてコミカライズされ、同時に長編小説版を早川書房より刊行。
VTuber関連の脚本も手掛けており、にじさんじのバーチャル朗読劇「これがバズったら死んでもいい」、ホロライブの英会話教本「ホロリスニング ホロライブEnglish -Myth- と学ぶ 不思議な世界の英会話!」などを執筆。
岩波書店刊行の学術書「VTuber学」にインタビュイーとして参加。 趣味としてブラウザ拡張機能の開発・保守を続けており、合計のユーザー数は10万人以上。
●関連リンク
・塗田一帆Xアカウント