Idios 1stライブ・直前連載第2回、小清水透インタビュー「一生心に残る思い出にしたい」

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「にじさんじ」所属の女性ライバー同期7人組が集った「Idios」が、11月7日(金)・8日(土)の2日間、豊洲PIT「Idios 1st LIVE “Seize the day”」(以下、「Idios 1st LIVE」)を開催。2023年1月16日にデビューした小清水透さん獅子堂あかりさん鏑木ろこさん五十嵐梨花さん石神のぞみさんソフィア・ヴァレンタインさん倉持めるとさんが、同期7人揃っての初リアルライブのステージに立ちます。

PANORAでは「Idios 1st LIVE」を記念し、メンバー7名それぞれのソロインタビュー連載を企画。取材の実施順に公開していきます。第2回目となる本日登場するのは、”スーパーニートゲーマー”の小清水透さん。

深夜のゲーム実況配信を連日のように続けてきた配信モンスターは、2025年6月の「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin’ in the Rainbow! 名古屋公演」でリアルライブデビュー。一見、クールなビジュアルや口調からは想像できない様々な魅力をステージ上で披露しました。同期の仲間と臨む「Idios 1st LIVE」に対しては、どのような思いを抱いているのか? デビューからの日々の振り返りなどと併せて、語って頂きました。

「Idios 1st LIVE “Seize the day”」キービジュアル

今は不安よりも楽しみな気持ちの方が大きい

──「Idios 1st LIVE」開催まで1か月を切っている今の心境を教えてください。

小清水(敬称略・以下同) けっこう前からライブの準備をしていたけれど、最初はあまり実感が湧いてなかったんです。でも、最近は「もう1ヶ月しかないの?」とかずっと思っていて。毎日があっという間すぎて、ちょっと怖いくらいです(笑)。

──直前になって心境に変化が?

小清水 ダンスなどの練習をたくさんしているから、今、ちょっとずつ仕上がり始めていて。それで、もうすぐライブだと実感し始めている感じです。でも、同時に、ちょっとずつ楽しみにもなってきました。

──ダンスの仕上がりで、本番を感じたのですね。

小清水 少し前に名古屋のライブに出させてもらったのですが、その時もダンスができるようになってきたタイミングくらいで実感が湧き始めて、それからすぐにライブ本番だったんです。だから、「いよいよか」って感じになって来ました。でも、名古屋で一度経験しているからか、今は不安よりも楽しみな気持ちの方が大きいですね。

──名古屋公演の直前は、もっと不安や緊張感が強かったのですか?

小清水 初めてのことだったので、「上手くできるかな?」みたいな不安は結構ありました。本番が始まっちゃえば、緊張が解けて楽しくなるみたいな話をよく聞いていたんですけど、名古屋では、一番難しいダンスが最後の方にあったから、その曲が終わるまで気を抜けなくて。最後の方までずっと緊張していました(笑)

──では、Idiosのファーストライブが、豊洲PITで2Days開始されると知った時の心境を教えてください。

小清水 2Daysのオフラインライブは、にじさんじではめちゃくちゃ珍しいことで、女性ライバーでは初めてのことなんです。それだけ私たちに期待していただけていることが、めちゃくちゃ嬉しかったというのが、まず一つ。それと、私は名古屋のすぐ後に、気持ちを切り替えて準備をするみたいなスケジュールになったのですが、名古屋の時のダンス練習がけっこう大変だったことは自分の中ですごく印象強くて。今度は、あれを2日間やることになるけど、本当に自分にできるのかなという不安がかなり大きかったです。嬉しい気持ちと不安な気持ちが両方ありました。

──名古屋公演の出演者は6人で、Idiosは7人とほぼ同じですし、単純に考えるとダンスなどを覚える量も約2倍になりそうですね。

小清水 それだけ練習量も増えるので、けっこう不安でした。

──でも、今は、楽しみな気持ちの方が大きくなっているわけですね。

小清水 ここ最近、やっとですけどね(笑)。ダンスの練習を始めた時って、振りを覚えるのがめちゃくちゃ大変なので、焦るんです。しかも、ダンスが得意だったり、覚えるのが早かったりするメンバーがいる中、自分だけできないと、それだけでも焦りは増していくので。ちゃんと振りが頭に入って、体が慣れてくるまでは、本当に不安ばっかりでした。

──Idiosは、デビュー当時から仲の良いグループという印象ですが、「Idios 1st LIVE」が近付く中、ますます仲良くなっている気がします。2023年1月のデビュー以来、メンバーの関係性が大きく変わったりした瞬間や時期などはありましたか?

小清水 昔から仲良しなのは変わらないし、何かの出来事がきっかけで、みたいなことも無いんですけど、たしかに最近、さらに距離が縮まった感じはありますね。

──やはり、当事者も感じていることなのですね。

小清水 最近は「Idios 1st LIVE」に向けての練習などで、ほぼ毎日、(Idiosの)誰かに会っていて。その後、一緒にご飯に行ったりする機会も増えたので、自然にって感じです。前から仲良かったけど、オフでたくさん会う機会は、あまりなかったので。

──練習後の食事中は、やはり「Idios 1st LIVE」やライバー活動について話をすることが多いのですか?

小清水 いや、みんなで話している時は、言い方が悪くなっちゃうかもしれないんですけど、あまり話の中身は無いかも(笑)。活動のこととか真面目な話ではなくて、本当にたわいもない話で盛り上がって、キャッキャしてることの方が多いです。

デビューしてから、毎日がめちゃくちゃ楽しい

──小清水さんは、デビュー当時、どんな活動に力を入れて、どんなライバーになりたいと考えていたのですか? また、その方向性は、現在までの約2年9ヵ月で変化してきましたか?

小清水 なんだろう……。配信やゲームを好きな時に好きなだけやりたいみたいな方針で活動していたんですけど、それは今もずっと変わってないですね。最近は、あまり時間がなくて、なかなかできてはいないんですけど。ライブが無事に終わったら、またたくさん配信をしたいなって思っています。

──小清水さん基準だと配信頻度は少し下がっているかもしれませんが、おそらく、にじさんじ全体で見ると、今も配信は多い方だと思います。小清水さんにとって、通常の配信をすることは、どのような感覚ですか? 例えば、こんな気分の時に配信をしたくなるといった、条件はあるのですか?

小清水 デビューした頃から、たくさん配信していると、いろいろな方から「配信、よく頑張ってるね」みたいな事を言ってもらえていたんですけど、自分的に頑張っている感覚は全然なくて。ただ配信が楽しいからやっている感じでした。その頃は、6時間以上前に配信の準備をして枠も立てて、告知をすることが多かったんです。でも最近は、(多忙で)時間が限られているし、夜には体力が残ってないことも多くて。ちょっと時間が空いた時に思いつきで、やりたかったゲームをやることがめちゃくちゃ増えました。「あ、これやりたいかも。明日、少し時間ある。じゃあやろっと」みたいな感じです。

──限られた時間の中でも、やりたいゲームがあれば、配信をやりたくなるのですね。

小清水 やっぱり、配信はやりたい時にやるのが一番楽しいので。あとは、シンプルにファンのみんなと話したいなって思った時、配信を付けることもあります。

──小清水さんがゲームを好きなのは、ライバーデビュー前からだと思いますが、配信でリスナーと一緒にゲームをする楽しさは、どういったところに感じていますか?

小清水 ゲームの配信をする時って、そのゲームのファンの方々が集まりやすいこともあって、同じ好きなゲームの話で盛り上がれるってのは結構大きいですね。RPGだったら一緒に映画を見てるような感覚になりますし、一人でやっているゲームとかも、見てもらえることによって一緒にクリアしていくような感覚になります。そもそもシンプルに応援して頂けるのが嬉しかったり、とにかく”楽しい”を共有しているような感覚ですね。私は、いろいろなゲームをするから、たくさんの同じ趣味の人と話せるみたいな感覚。それに、自分がプレーしているところを観て、みんなに楽しんでもらえているのが分かった時も、すごく楽しいです。その感覚の言語化はちょっと難しいんですけど。一人で静かにゲームをするより、楽しいものを人と共有できた時の方がさらに楽しく感じるというか……。

──友達と好きなものについて話して一緒に盛り上がるような感覚を、ゲームをやりながらリアルタイムで体感できる?

小清水 はい。そうですね。

──小清水さんはゲームが好きというイメージがデビュー当初から強かったのですが、歌やダンスをすること、ライブに出演することなどについては、どのように思っていましたか?

小清水 歌うことも好きだし、ライブをやること自体には、けっこう前から憧れがありました。キラキラした舞台に立って、歌って踊ってみたいなことはやってみたかったです。だから、名古屋の時も出演できると決まった時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね。

──活動方針は、デビュー以来、あまり変わってないとのことですが、約2年9か月の活動を通して、ご自身の中で何らかの変化や成長を実感できたことなどはありますか?

小清水 変化かどうかは分からないんですけど、最初と比べて少し自己肯定感が上がった気がします。前は、他の人と比べられたり、人から評価をされたりするのが結構怖いと思っている時期もあったんです。でも、特に何かの大きなきっかけがあったわけではないんですけど、にじさんじでデビューしてからは、いろいろなライバーさんたちと絡むようになったり、ファンのみんなからたくさん応援して頂けたりして。そういうことをちょっとずつ積み重ねていく中で、いつの間にか、自己肯定感が上がったような気がします。

──元々は、あまり自分に自信がないタイプだったというのは、少し意外でした。

小清水 そんなにネガティブな感じではないんですけど、遠慮しがちというか。自分が前に出るよりは、一歩後ろに下がって様子を見るみたいなタイプでした。でも最近は、ちょっと前に出てもいいかなって思えるくらいには、自己肯定感が上がっている気がします。

──Idios1周年を記念して小清水さんがXに投稿した手描きのメッセージカードの中には、「今まで毎年が厄年だったけどIdiosの一員としてデビューできて 今では毎日がとても楽しくて幸せです」と書かれていました。「毎年が厄年」という言葉が印象的だったのですが、実際に嫌なことが続いていたのですか? それとも、デビュー前のことをそう感じるくらいライバーとしての日々が楽しいということですか?

小清水 どっちもですね。以前は、毎年いろいろな面で苦労していたし、ライバーデビューしてから、毎日がめちゃくちゃ楽しくなりました。今が一番楽しいですね。

──その一番楽しいを更新し続けている?

小清水 そうですね。本当に、そういう感覚です。

本当に別のライブが2日ある感じ

──開催が間近に迫っている「Idios 1st LIVE」について、ネタバレにならない範囲で見どころを教えてください。

小清水 2Daysで、1日目と2日目のセットリストなどが違うことは発表されているので言って大丈夫だと思うのですが、どちらの日もそれぞれの良さがあるので、2日間とも、ちゃんと最初から最後まで観て欲しいなという気持ちが一番大きいですね。

──その分、Idiosの皆さんが覚えたり練習したりすることも倍になっているわけですね。

小清水 はい(笑)。本当に別のライブが2日ある感じになっているので、両方、楽しんで欲しいです。

──「Idios 1st LIVE」では、メンバーそれぞれが自分自身に課したチャレンジに挑む「Idios本気チャレンジ」という企画も実施されます。小清水さんは、Day2で「ゼロからの挑戦!ギター弾き語りステージ」を披露するそうですが、なぜアコースティックギターの弾き語りに挑戦しようと思ったのですか?

小清水 ギターではないのですが、元々、弾き語りには興味があって。昔、少しピアノをやっていたんですけど、好きな曲を自分で弾きながら歌えたら、めちゃくちゃ楽しそうだと思ってやったら、上手くできなくて挫折したことがあったんです。でも、最近、(ファンから)「しーちゃん、こういう歌が合いそう」とか「こういう歌を聴いてみたい」とか、いろいろな声を聞くようになって。今回の企画がきっかけじゃないんですけど、もしギターで弾き語りをしたら、みんな喜んでくれるかなって考えたこともありました。ギターは、自分の歌声にも合いそうだなと思ったので。

──以前、私も名古屋公演のレポートに書いたのですが、絶対に合うと思います。

小清水 弾き語りをされているアーティストさんって、自分の演奏で自分の空気感を作れるじゃないですか。それがめちゃくちゃ素敵だと思っていたのですが、私はギターをやったことなかったので、その時は本当にやるとは考えていなかったんです。でも、今回の企画の話を聞いた時にふと思い出して。ちょっと話してみたらスタッフさんも「良いじゃん」と言ってくれたので、チャレンジすることに決めました。

──楽器店へギターを買いに行く様子や、初めてのレッスンなどもショート動画で公開されています。Day2のステージで披露されるということで、今まさに練習というチャレンジの最中だと思うのですが、現段階での感想や手応えを教えてください。

小清水 えっと……頑張っています(笑)

──少し苦戦していそうな気配ですが、ギター経験は、本当に全くのゼロだったわけですよね。

小清水 本当にゼロから始める感じでした。ギターを初めて触る人は、みんな最初にぶち当たる壁だと聞いたんですけど、指が痛くなるんですよね。

──ギターの弦って固いですよね。

小清水 そうなんですよ。そもそも、指が痛いと上手く音が出せなかったりするので、まずは、指を作るところから始まるんです。

──指が固くなってから初めて、本格的な練習ができるわけですね。

小清水 でも、私の場合、練習期間が結構短いのもあって、完全に指ができてるかと言われると、ちょっとどうなんだろうって感じではあります。

──まだ指が痛い中、練習している?

小清水 最近、ちょっとずつ慣れてはきたんですけど、どうしても、皮が剥けたりはしちゃうので。その中で今、頑張って練習しているんですけど……。まあ、やるしかないですね(笑)。配信でも練習風景みたいなのを、ちょこちょこ聴いてもらったりしてるんですけど、初日と比べたら、さすがに少しずつ形にはなってきました。

──本番を楽しみにしています。あと、ギターを購入するショート動画(【#idios本気チャレンジ】ギター購入ロケ🎸【小清水 透 / にじさんじ】)を観て、購入したアコースティックギターの価格、71万9800円に驚きました。そのくらい魅力的なギターだったのですか?

小清水 元々、自分の中では楽器ってすごく高価なイメージがあって、3ケタ(100万円以上)くらいはするものだと勝手に思い込んでいたんです。だから、最初から(大きな出費は)覚悟して楽器屋さんに向かっていました。あのギターを選んだ最終的な決め手は、見た目と持った時の感覚ですね。やっぱり、見た目が似ていたとしても、木材の材質だったり、重さや大きさがちょっとずつ違って、持った時のしっくり感も変わってくるんです。

──課題曲をコレサワさんの「たばこ」にした理由を教えてください。

小清水 そもそも、好きな曲というのはあるんですけど。ギターや自分の声との相性とか、いろいろ考えて、この曲になりました。ファンのみんなにも喜んでもらえそうかなとも思ったので。


観ないと、たぶん後悔します(笑)

──小清水さんにとっては、名古屋公演に続く、2回目のリアルライブになります。名古屋での経験も経て、今回は、どんなパフォーマンスを観せたいと思っていますか?

小清水 名古屋公演の時、初めてあんなにもダンスをやったんですけど、結構大変だったんですよ。体力的にも慣れていなかったし、振りもなかなか覚えられなくて、必死に食らいついていく感じだったんです。すごく頑張ったけど、難しい曲などでは、自分の中ではやり切れなかったなと思うパフォーマンスもあったので、Idiosの2Daysライブでは、全部の曲で120%のパフォーマンスが自分の中でできたらいいなと思って、練習しています。

──素晴らしいパフォーマンスでしたが、小清水さんとしては、もう少しやれたという自己評価というこですね。

小清水 普段、あまり外に出ていなかったこともあって、スタミナとか筋肉、特に体幹の強さが足りないなと感じることがありました。めちゃくちゃ頑張ったんですけど、そういうものって、短期間の練習でどうにかなるものじゃないんですよね。筋力不足が理由でパフォーマンスに影響が出るのは悔しいと思ったので、2、3か月くらい前から、ジムに通って鍛えています。

──1月に配信された「Idios 2nd Anniversary 3DLive」のラストでは、疲れて座り込んでいた小清水さんが、名古屋公演では、まったくそんな素振りを見せておらず、少し驚いたんです。そこから、さらに鍛えているのですね。

小清水 たしかに、言われてみれば、1曲やってヘロヘロになっていたのが懐かしいですね。今は、もうそうなることはないと思います(笑)。

──小清水さんは、“スーパーニートゲーマー”なのでインドアな印象も強いですが、学生時代はテニス部で部活を頑張っていたわけですよね。今は、久々に鍛えているような感覚ですか?

小清水 昔はスポーツが好きだったし、目標を立てて、それを目指して頑張るのも結構好きだったんです。だから、今も楽しみながら頑張っています。

──今回のライブでも当然披露されるであろうIdiosのオリジナル曲は、全部で6曲あります。今の小清水さんの気持ちに一番合う、フィットしていると思う曲はどれですか?

小清水 フィットしている曲という質問の回答になるかは分からないんですけど、自分の今の感情的には、ライブが近づいて実感が湧き始めたのもあって、「参戦決定☆メタモリディオス」みたいな感じなのかなと思います。

──ワクワク感のある曲ですよね。

小清水 はい。あとは、最近、みんなでたくさん会って話したり、一緒に練習したりして、さらに仲良くなってきた感じは、「あんぶれら」(「あんぶれらシンデレラ」)とも合っているのかなって。

──7人の関係性の変化については先ほども伺いましたが、「Idios 1st LIVE」の練習が始まってから、他の6人の新たな魅力を知ったりすることもありますか?

小清水 みんなの魅力とかは、元々、気づいてはいたので、改めてという感じではないですけど。「あ、こういう一面も見せてくれるようになったな」とか思うことは、ちょこちょこありますね。

──そろそろ、インタビューも終盤なのですが、小清水さんやIdiosに興味はあって、「Idios 1st LIVE」も気になってはいるけれど、配信チケットを買うかどうかはまだ迷っているという人が、このインタビューを読んだ後、すぐに購入したくなるような一言をお願いします。

小清水 2日ともテーマの違うライブになっているのですが、どちらも最高のライブにするために、毎日みんなでめちゃくちゃ練習を頑張っています。やっている自分が思うんですけど、本当に自分も観客として観たいと思うくらいのライブです。最高の2日間になる気しかしないし、チケットを買って観ないと、たぶん後悔します(笑)

──観客として観られるファンの人たちが羨ましい?

小清水 それはありますね。いろいろなメンバーの組み合わせで歌ったり踊ったりするんですけど、自分がステージに出てない時は、舞台裏からではなくて、みんなと同じ観客席側から観た方が絶対に楽しいんだろうなって思っています。

──では、すでに現地か配信で「Idios 1st LIVE」を観ることは決まっていて、ライブ当日を待ちわびている人に向けて、ライブを最大限楽しむためにやって欲しい準備や心構えがあれば、教えてください。

小清水 やっぱり、オリ曲は全部、マストで覚えておいて欲しいですね。今、みんなはミニアルバム(「By Colors!」)とかでオリ曲を聴いてくれていると思うんですけど。やっぱり、現地でも配信でも、ライブならではの良さというものがあるので。それを100%楽しむってなると、曲を完璧に頭に入れておいた方が、より楽しめるんじゃないかなって、個人的には思っています。たぶん、楽しさが結構変わるはず。

──これが最後の質問になります。小清水さん自身と、観てくれるファンの皆さんにとって、「Idios 1st LIVE」をどんなような時間にしたいですか?

小清水 私たちにとっても初めてのイベントなので、みんなと一緒に一生心に残る思い出にしたいですね。ただ、思い出と言っても、これが最後とかではなくて、日記帳の最初にある特別な1枚目に書く思い出みたいな感じ。まだまだ続いて行くIdiosの物語の始まりを最高の2日間にしたいと思っています。

(TEXT by Daisuke Marumoto

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