アイマス「876 PRODUCTION FES.」day 2・Dearly Stars出演キャストの「Dearly, Dearly MEETING !!!」レポート レア曲披露、そしてヴイアライヴとの関係性も判明!

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2026年2月22日(日)、日本工学院アリーナ(東京・蒲田)にて、「THE IDOLM@STER 20th Anniversary 876 PRODUCTION FES.」のDAY2公演として、「THE IDOLM@STER Dearly Stars -Dearly, Dearly MEETING !!!-」が開催された。

この日出演したのは、戸松遥さん(日高愛 役)、花澤香菜さん(水谷絵里 役)、三瓶由布子さん(秋月涼 役)。

日高愛さん、水谷絵里さん、秋月涼さんは、PROJECT vα-liv(以下、ヴイアライヴ)の3名が所属する芸能事務所、876プロダクション(876プロ)の先輩アイドルで、「Dearly Stars」というユニットのメンバーだ。

左から、日高愛さん、水谷絵理さん、秋月涼さん

イベントは戸松さんら3名が出演のトークパート、朗読劇パート、ライブパフォーマンスパートで構成。

朗読パートで展開されたDearly Stars 3名の近況、そして後輩であるヴイアライヴの3名の話題が、本日2月23日に開催されるDearly Starsの3名とヴイアライヴの灯里愛夏さん/上水流宇宙さん/レトラさんの3名、計6名による876プロのライブ「Dearly Stars×vα-liv LIVE -UNDER ONE SKY !!!!!!-」を観るにあたり、知っているとより盛り上がれるのではないかと感じたので、速報的にレポートを行う。


ユニット「Dearly Stars」とは

「Dearly Stars」の3名は、2009年9月に発売されたニンテンドーDS用ソフト 「THE IDOLM@STER Dearly Stars」(以下、アイマスDS)で初登場する。本ゲームはアドベンチャーで、プレイヤーはアイドル事務所のプロデューサーではなく、アイドルとなって活動する。その過程で様々なアイドルや協力者と出会い、オーディションを勝ち抜き、トップアイドルを目指すという物語を描く。

日高愛さん(13)。「とつげき豆タンク」がキャッチフレーズの、声が大きく元気な、でも泣き虫な女の子。母親は、引退した伝説のアイドル、日高舞さん。その存在が、彼女がアイドルとして成長していく上での壁としてそびえ立った
水谷絵理さん(15)。ネットアイドルとして活躍しているところをスカウトされてデビュー。PCや動画編集などにも造詣が深い。半面、当初は人見知りなところもあり、アイドルとしてステップアップしてく中で少しずつ克服していった
秋月涼さん(15)。男らしくあろうとして男性アイドルデビューをしようとするも、いろいろあって876プロで女の子アイドルデビューさせられてしまう。その後、テレビ番組で男性であることをカミングアウトすると、その姿に多くの人を勇気づけた。現在は876プロと男性アイドルが所属する315プロダクションでのアイドルを兼任している

アイマスDS関係者がなんと総登場!
朗読パートで判明したヴイアライヴの関係

あらかじめ出演者から「すごく長いから覚悟してて」と発言が飛び出した朗読パート。ちょっとしたものと思いきや、バラエティ番組出演の形でDeary Starsの3名や関係者の近況、そして後輩であるヴイアライヴのメンバーとの関係が語られた。

久しぶりにDeary Starsの3名が共演するスペシャルトーク&ライブイベントが企画されて……という内容で進んでいき、トークコーナーでは現在のDearly Stars 3名の状況の紹介があった。

・日高愛さんは数々のCMで活躍
・水谷絵理さんは作曲やジャケットアート、デジタルガシェットのレビューの仕事も行う
・秋月涼さんは876プロとは別に、315プロダクションで男性アイドルとして、ユニット「F-LAGS」としても活動中。

Dearly Starsから見た、876プロの後輩であるヴイアライヴのメンバーについては、以下のような反応があった。

・日高愛さんは、後輩なのにみな年上なことに驚いている
・水谷絵理さんは、「ヴイアラちゃん」と呼ぶ
・秋月涼さんは、仲間であり、ライバルとも思っている
・水谷絵理さんのプロデューサー・尾崎玲子さんは、ヴイアライヴのプロモーションにも協力している
水谷絵理さんをアイドルとして見出した尾崎玲子さん(左)と、水谷さんのネットアイドル友達、サイネリアさん(右)。尾崎さんがアイドル時代に歌う予定であった未完の曲の詞に曲をつけたのが、水谷さんの楽曲「プリコグ」

さらに各メンバーに対するイメージについて、灯里愛夏さんに対しては……

・水谷絵理さん曰く、「ともすれば……マッシブ?」
・日高愛さん曰く、「ヒーローアイドルを目指している」
・秋月涼さんは、「全力でがんばる、身近なアイドル」と評している

上水流宇宙さんについては……

・水谷絵理さん曰く「清楚とは、いったい?」。イラスト制作をしているところにシンパシーを感じる
・努力の人
・ネットの知識に詳しいため、尾崎玲子さんも助かっている(なお「wktk」や「ぬるぽ」といった用語も覚えてしまっている)

レトラさんについては……

・元バンドボーカルで、歌ってみた動画の公開など、ポエトリーリーディングなど、歌唱面で強い
・歌唱の時と、普段のしゃべりとでイメージが違う。センシティブな発言をするときも。
・ネコ派の水谷絵理さん曰く、イヌ派なのが残念(レトラさんはネコアレルギー)
・そうでありながら発情期の「ヌコ」……ネコもモノマネをしているのもチェックされている

とイメージをしているそうだ。

その後、サプライズで登場した水谷絵理さんのネットアイドル時代の友人、サイネリアさんによる「クイズ あちこちごめんくだサイネリア」というクイズコーナーが実施される。

サイネリアさん

日高愛さんら3名にゆかりのある人物に突撃をしてクイズを出題させる、というコーナーだが、同時に各人の近況も判明し、ヴイアライヴが所属する876プロ周辺のリアリティがより深まる企画であった。


一部を抜き出すと

・昔も今も伝説のアイドルである日高舞さんは、娘の日高愛さんだけでなく、水谷絵理さんや秋月涼さん、さらにヴイアライヴメンバーからの挑戦を今も楽しみにしている
日高愛さんのお母さんで、今もなお伝説のアイドル、日高舞さん。愛さんの楽曲「ALIVE」はもともとは舞さんのヒット曲のひとつ
・ネットアイドルであるサイネリアさんも、ライバーアイドルであるヴイアライヴメンバーのことを「私の後輩でもある」という
・水谷絵理さんは、「高槻 やよい・水瀬 伊織 twin live “ いつまでもなかよし! ”」もチェックしている
・ヴイアライヴメンバーも舞台袖からDearly Stars出演の今回のスペシャルトーク&ライブイベントの様子を見学しており、その様子は新企画を考えている音楽プロデューサー、武田蒼一さんにもチェックされた
舞台袖で音楽プロデューサーの武田蒼一さん(左)に話しかけられる、(左2人めから)レトラさん、灯里愛夏さん、上水流宇宙さん。武田さんは、秋月涼さんの楽曲「Dazzling World」の作曲者
・サイネリアさんはバイアラ派

そのほか、桜井夢子さんや、兜大吾さん・九十九一希さんといった「アイマスDS」や関連作品に触れてた人や、「アイドルマスター SideM」のプロデューサーさんには大喜びの話もあったが、そのあたりは是非、本イベントのアーカイブ配信でチェックしていただきたい。

秋月涼さんのライバルとして出会い、のちに交流を深めていくアイドル、桜井夢子さん。女の子アイドルとして活動していた秋月さんが男性だとカミングアウトしたのを見て、桜井さんや後述の九十九さん、兜さんなど行動する勇気をもらった人も多い
秋月涼さんが315プロダクションで活動するときのユニット「F-LAGS」のメンバー、九十九一希さん(左)と兜大吾さん(右)。日高愛さんは兜さんの「はなまる笑顔」という発言に興味をもっており、水谷絵理さんは九十九さんの詩にシンパシーを感じる他、兜さんの桂剥きや九十九さんのバターづくり、キノコを持って歩く動画をチェック済
Dearly Starsの3名とヴイアライヴの3名が所属する876プロの社長、石川実さん(左)。ヴイアライヴの活動の節目節目で、彼女らと「プロデューサー」に課題を出すのも彼女だ


ついにフルバージョンが歌唱されたDearly Starsの楽曲

ライブパフォーマンスパートでは、戸松さん、花澤さん、三瓶さんによるDearly Starsメンバーの楽曲が披露された。

そもそもアイドルマスターのイベントで3名が共演したのは、2010年に開催されたシークレットイベント以外では今回が初となる。その際に披露したのも短いゲームバージョンであったため、イベントでフルバージョンが歌唱されたのは初めてだったものも多かった。

876プロアイドルの「はじめまして」の楽曲、「“HELLO!!”」。ヴイアライヴメンバーの最初の(876プロに所属する前の)「歌ってみた」楽曲でもある。戸松さんがサプライズ出演したライブでの歌唱があったが(それももう12年前!)、ついに今回3名での歌唱が実現した。ソロパートがどのように割り振られているか、それが聞けたのも嬉しい。

「“HELLO!!”」

花澤さんが歌う、水谷絵理さんがその透明な声で歌うの耳に残り続ける、エレクトリックな楽曲、「プリコグ」。間奏での「トゥルタラ・タッタッタ・リッタ」というフレーズが病みつきになる一曲だが、オープンな場で歌われたことがないのに、最初のフレーズから観客が自然と一緒に歌っていた(16年前のクローズドのイベントでも一緒に歌ったとのこと)。この様子に花澤さんはあらためて大いに喜んでいた。

「プリコグ」(花澤さん)

三瓶さんが歌う、秋月涼さんのディスコポップ、「Dazzling World」。アイマスDSには女の子アイドル・秋月涼と、男の子であるとカミングアウトした後のバージョンが共に収録され、さらに今回のイベントで販売されたCDには「315プロで男性アイドルとしても活動する秋月涼が歌唱したフルバージョン」も含まれていた。本イベントで三瓶さんは、1番は女の子版、2版は男の子版で歌うという贅沢な構成で披露してくれた上に、最後は投げキッスまでしてくれた。「現在・過去・未来」という、様々な人に影響を与えたフレーズを、歌うのではなくセリフで言ってくれたのもポイントだ。

「Dazzling World」(三瓶さん)

戸松さんが歌う、日高愛さんのバラード、「ALIVE」。ライブでは他のキャストが歌うことはあったけれど、戸松さんが公の場でフルバージョンを歌うのは初めて。中学生の日高愛さんが、この壮大な歌に挑む姿に心が打たれるし、その歌声を戸松さんが演じ抜くというのも聞いていて心揺さぶられた。会場にはコンサートライトを振るのではなく、祈るようにただ握りしめている観客の姿も見られた。

「ALIVE」(戸松さん)

最後のMCコーナーでは3人から挨拶があった。秋月涼さんが315プロにも所属しているゆえ、SideMのイベントに頻繁に参加している三瓶さんとは異なり、戸松さんや花澤さんはなかなかアイドルマスターのイベントに出演する機会がないということで、「私はアイマス声優だぞ」と主張しても信じてもらえないとのこと。ゲーム発売からこの日のイベントまで17年あったということで、次はもっと早く共演する機会が欲しいと、早速、次の出会いを期待させるコメントをくれた。

ライブパフォーマンスコーナーで最後に披露した楽曲は、3人の仲の良さ、何か引っかかることがあってもうまくやり合う様子を歌う、聞いているこちらも心が温かくなる「ハッピース」。こちらもヴイアライヴメンバーは歌唱済だが、戸松さん・花澤さん・三瓶さんがライブで歌うのは初めて。

日高愛さん、水谷絵理さんがぶつかってしまうも秋月涼さんが間に立って調整する姿など、歌の中でも3名の関係性が見れて、ついに見ることができて感無量な楽曲であった。

「ハッピース」

イベント最後は、日高愛さん、水谷絵理さん、秋月涼さんによる、今日の感想と明日への意気込みコメントが聞こえた。水谷絵理さんが「久しぶりにみんなで、大集合?」と述べると、日高愛さんは「ほんとにうれしかったなあ」と率直に喜んでいた。秋月涼さんは「新しい魅力を届ける」「先輩としてリードするぞ」と翌日開催の876プロ6名のよる合同ライブへの意気込みを述べた。

そして、3名が「876プロー、ファイトー」と声を上げると、観客も一緒に「オー」と、次の大舞台へ向けて気勢を上げた。


「THE IDOLM@STER 20th Anniversary 876 PRODUCTION FES.」のDAY3公演として開催される、Dearly Starsの3名とヴイアライヴの3名、計6名による876プロの合同ライブ「Dearly Stars×vα-liv LIVE -UNDER ONE SKY !!!!!!-」は、2026年2月23日(月)に昼夜2回の公演が東京都・蒲田の日本工学院アリーナで開催され、配信も実施される。当日券も用意するようだ。

また、本稿でレポートした「THE IDOLM@STER Dearly Stars -Dearly, Dearly MEETING !!!-」のアーカイブ映像は、イベント開催の約1週間後である、2026年3月2日(月)18:00~3月16日(月)23:59に配信が予定されている(他の「876 PRODUCTION FES.」のアーカイブ配信は2026年3月9日(月)23:59まで)。

また、アイマスDSにおける、日高愛さん、水谷絵理さん、秋月涼さんのアイドルの軌跡については、YouTubeにて動画公開がされている。

本イベントのセットリストはこちら。

THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.


(TEXT by tabata hideki) 

関連リンク
THE IDOLM@STER 20th Anniversary 876 PRODUCTION FES.(公式サイト)
アーカイブ配信