キズナアイ、Epic Gamesなど支援の海外ウェブアニメ「META RUNNER」にゲスト出演

Kizuna AI株式会社は6日、同社の運営するVTuber・キズナアイさんがオーストラリアのYouTuberの手掛けるWebアニメ「META RUNNER」のSeason 2にゲスト出演することを発表した。動画は、YouTubeチャンネル「GLITCH」にてすでに公開されている。

「META RUNNER」は、登録者数400万人を超えるチャンネル「SMG4」を持つオーストラリアのYouTuber、LukeさんとKevin Lerdwichagulさんによって制作されたSFアニメーションWebアニメシリーズだ。Screen Australia、Crunchyroll、AMD、Epic Gamesから、出資を含む支援も受けており、現在専用YouTubeチャンネル「GLITCH」にてSeason2の配信が開始されている。

あらゆる生活がゲームを中心としたものになっている近未来の世界に、手足をサイバーアームに交換してゲームの性能を高めることができる「META RUNNER」と呼ばれるゲーマーたちがいる。

META RUNNERのタリは、TAS社という組織から依頼された元科学者シェリダン博士率いるプロジェクトブルーと呼ばれる実験の被験者となった。しかし、突然の爆発事故によりシェリダン博士は実験室内で死亡し、タリは、廃墟と化した施設で目を覚ましたものの記憶喪失になっていた。

TAS社は、タリがプレイしているゲームにワープする特別な能力を持っていることに目をつけ、私欲のために彼女を利用することを目論むが、タリは仲間と協力しながら、TAS社の悪事を突き止め、終止符を打つために奔走する。

キズナアイさんは、Season2 Episode4にて主人公タリがある日本の学校がモチーフのゲーム内で仲間を探す際のAI案内係として登場した。

（TEXT by Shuto Uchimura）