【詳報】超かぐや姫!、「最後のファンサだ!卒業記念舞台挨拶」2万字弱の全文レポート みんなの大好きが凝縮した一夜

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Netflixを飛び出し、2月20日から劇場でも上映していたオリジナルアニメーション映画「超かぐや姫!」。

6月18日に終映を迎え、6月19日には「“最後のファンサだ!”卒業記念舞台挨拶」と題した特別講演が神奈川・川崎のチネチッタと、東京・立川のシネマシティで実施された。登壇者は、かぐや役・夏吉ゆうこさん、月見(るなみ)ヤチヨ役・早見沙織さん、監督・山下清悟さんだ。

シネマシティの舞台挨拶については、PANORAでもすでにレポートしており、YouTubeでもアーカイブが公開されているが、せっかくの節目なので全文を文字起こしした。2万字弱とめちゃくちゃ長いが、ファンなら知っておきたい話ばかりなのでぜひチェックしてほしい。


シアターの外にも届いていた歓声がすごかった

──さあみなさん、もうすっかり準備は整っていると思いますので、早速ここでキャスト、監督にご登場いただきましょう。どうぞ盛大な拍手でお迎えください。ではでは、お一人ずつご挨拶をいただきたいと思います。

(盛大な拍手)

 
──初めに、月からやってきた謎の少女、かぐや役、夏吉ゆうこさん、お願いします。

夏吉 映画館にお越しのみなさま、そして配信でご覧になってくださっているみなさま。かぐやっほー!

(「かぐやっほー!」の返答)

夏吉 どうもありがとうございますー。かぐや役の夏吉ゆうこですー。今日は楽しんでいきましょう! お願いします。

 
──かなりみなさん大きな声援をいただいておりますが、続いて仮想空間ツクヨミの管理人、月見ヤチヨ役、早見沙織さん、お願いします。

早見 はい、みんなー! ヤオヨロー!

(「ヤオヨロー!!!!!」の返答)

早見 すごい声だー! そして、あの、会場が、「星降る海」になってるんですけれども。きれいだ。ライトが席の横に刺さっていて、すごく美しい光景でみなさまとお会いできて、そして配信を通じてご挨拶できてとても嬉しく思います。えー、最後のファンサだということなので、お互いにファンサ、与え合いましょう。今日はよろしくお願いします。

 
──そして最後に初の長編監督作品となった山下真吾監督もお願いします。

山下 はい。じゃあやっぱ最後は、かぐやっほー!

(「かぐやっほー!!!!!!」)

山下 ありがとうございます。この掛け声がちゃんと送り出しとして機能して、みなさまに返していただけるのは大変光栄でございます。本日、いろいろ楽しんでいければと思ってます。よろしくお願いします。山下です。

 
──先ほどもちょっと冒頭でもご紹介したんですが、1週間限定で始まった上映が、大反響を受けて4ヵ月のロングランとなりました。昨日で終映を迎えたということで、この節目を迎えた今、夏吉さんどんなお気持ちですか?

夏吉 いやー、長い長い1週間でしたねー。

(会場笑い)

夏吉 本当にね。

早見 本当に。

山下 ねー。

夏吉 いやー、1週間だったんですね。

(会場笑い)

夏吉 うん。ポスターもたくさん映画館に貼り出していただいていて、そこには「1週間限定上映」って書かれているはずが、本当にみなさんの熱い応援のおかげで、本編の中の夏の気配が近づくまでの期間、こうやってお楽しみいただけたことがまず、すごくすごく嬉しいですね。

そのいわゆる1週間……1週間じゃないですね、もう本当に長い期間の中で注目度もどんどん上がっていって、その中でやっぱりいっぱいかぐやを演じる機会が発生して、その幸せをかみしめながらこの数ヵ月間は過ごしていました。それもこれも本当にみなさんが「超かぐや姫!」を愛してくれたおかげだなと、しみじみ今日かみしめています。本当にありがとうございます。

 
──ありがとうございます。さっきもお聞きになりました? 「最後のファンサだ」の前のあの大きな拍手。

夏吉 いやー、すごい、ありがとうございます。もう割れんがばかりの拍手がこの防音扉を突き抜けて聞こえていました。なんか、ツクヨミの中でライブしたときにかぐやたちが聞いてた歓声もこんな感じだったのかなーとか。そう思うと、本当にこの映画の感動とかっていうのって、みなさんが後から付け足してくれたものとかもたくさんあると思うんですよね。

「超かぐや姫!」が公開されてから、みなさんが一緒に生み出してくれたものがどんどんまた物語に還元されていってるっていうか、一緒に作品を大きくしてくださっているなっていうのをすごく感じています。ありがとうございます。

 
──ありがとうございます。そして、早見さんも終映を迎えた今のお気持ちいかがですか?

早見 もうー……。感慨深さと胸がいっぱいな思いで、今、こう直接みなさんの表情とか、あと先ほどの拍手の音をもう耳にするだけで、本当になんかこう、こみ上げるものがあるなと思いますし、会場にはいらっしゃらない配信でご覧のみなさんも同じ思いをきっと共有してくださっているんだろうなということにも、なんかこの作品ならではのつながりを感じて嬉しいなぁと思います。まあね、8000年を過ごした身からすると、ちょっとまだ1週間は短いかなみたいな。

夏吉 そうですよね。

早見 気持ちになってるけど。瞬きよりも、一瞬の。

夏吉 今日は上映後なんで言えるんですよね。

早見 そうそう、今日は上映後なんで私言えると思って。

夏吉 言える!

早見 そうそう、勝手にOKですよ。

夏吉 そうなの?

(会場から大きな拍手)

早見 上映後だから、ヤチヨOKということで。

夏吉 ヤチヨ解禁。

早見 解禁という。

山下 あの8000年生きてるというのは、設定でもあるので。

早見 あ、そうです、そうですよ。言ってる、言ってる。だから、なんだろうな、こういう瞬間を大事に、大事に積み重ね……。ちょっとごめんなさい。せっかく作品の話とかしてるのに、感想を聞かれているのに、こういうかけがえのない、でも長い歴史で見たら短い一瞬、でもかけがえのない大事な一瞬、一瞬を積み重ねて、この物語に至るまでの歴史がつくられて、この物語の輪廻がつくられているのかなって思うと、あの、まあ1週間以上ですけど、あっという間だけど、本当にかけがえない大事な時間をみなさんと一緒に過ごせたなと思っています。

夏吉 あー、もうヤチヨの言葉みたいで、すごい結構グッと来ちゃう。

早見 ちょっと私もそんな気持ちになりましたね。

 
──いいですよ。今日は上映後ですし、結構時間長く取っているので、ところどころ思いの丈を、内容絡めていただいてもまったく問題ないですからね。山下監督はいかがでしょう? 終映を昨日迎えてお気持ちは。

山下 そうですね。先ほどお話にもあった通り、外から上映終了のときの拍手と歓声みたいなのがすごく聞こえていて、思い出したのが、自分が一番最初にこの作品を人に見ていただいたのは、関係者試写のときなんですけども、周りの制作スタッフの間では内容は共有されてますし、大体その評判というか「こんな感じ」っていうのは知ってたんですけど、やっぱり最初に試写で流したときに上映終了後、拍手をしていただいたのを覚えていて。最初に多分登壇してコメントをさせていただいたんですけども、とても怖いけど、その、それをやっぱやることに意味があると思ってやってきたって話をおそらくしたと思っていて。

で、多分その時自分は「この作品すごく大好きなんだけど、それだけだと作品で成立しないから、色々な人に見ていただいて、初めてその作品として完成する」っていう風に確か言ったんですね。それから公開まで多分3、4ヵ月ぐらいあったかなと思うんですけども、配信されるときもまたすごく怖い時間があって。

で、実際にその配信がスタートしてから、劇場公開っていうのが決まる流れから、またその何度も延長があってという流れの中で、やっぱり本当にいろんな人に受け入れていただいて、ポジティブな感想をいただけて、大変本当に嬉しくて、感動していた日々だったなというふうに思っております。大変……あの、ちょっとしんみりしちゃった?

 
──いやいやいや、もうぜひ。

山下 すごく、ありがたいなと思って過ごしていました。なんか終わっちゃうのは寂しいんですが、でもやっぱりすごく大事な時間だったので、いいなとそれも。区切りがつくのもいいなと思っております。はい。


嬉しすぎた2人でのTHE FIRST TAKE収録

──今の監督のお言葉で、配信開始から広がっていく様をみなさんも一緒に見てたんだなというので、こちらも思い返していました。今日まで本当にたくさんの話題、出来事がこの作品の周りで起きていたと思いますが、今、何か今パッと思い出すこと、印象に残っていること、一つ挙げるとしたら、夏吉さんどうでしょう?

夏吉 そうですね。本編の収録はもちろん、本当にここまで色々な嬉しいことをかぐやの稼働の中でやらせていただいたんですけれども。そんな中で、やっぱり早見さんと2人で歌を歌うっていうことも本当に何度かやらせていただいて、その中だと「THE FIRST TAKE」(ファーストテイク)。

早見 もう私も言おうと思ってました!(笑)

夏吉 いや、もう本当にファーストテイクの収録前に、「2人で個人的に練習しに行きましょう」ってなった日があったんですよね。音楽スタジオとかを借りて、練習しましょうって。

早見 歌おう、歌おうって。

夏吉 歌を歌おうの会が。

早見 歌おうの会。

夏吉 そうなんですよね。なんか練習用にちょっと録音とかもして、本当に幸せな時間だったなーと思ったりとか。あとは、ファーストテイクお疲れ様とかでご飯行ったりとか。

早見 鉄板焼き。

夏吉 鉄板焼き行きました。

早見 行きましたね。

夏吉 なんか、何なのかわかんない野菜のなんか美味しい料理が出てきて……。

早見 あー、そうそうそう。「これなんだろうね?」って(笑)

夏吉 「わかんないけど美味しい!」って食べてた(笑)。そう、鉄板焼きの炎が燃え上がるのがすごくフォトジェニックだから、スローモーション機能で携帯で写真撮るといいですよってシェフの人に言われて、「え、すごーい」って言いながらスローモーションカメラで撮ったりとか。

そんな何気ないこととかも、本当にこう、かぐやとの出会いとか、かぐやとヤチヨの出会いみたいに、この作品で生み出してもらえた特別なものだなとしみじみ嬉しいなと思いながら、これからもそんな時間がいっぱいあるといいなって思いながらやっていますね

 
──かぐやとしては振る舞う方でしたけど、給仕してもらって美味しいご飯食べたんですね。

夏吉 かぐやも結構美味しいものとか外に食べに行ったりしてるのかなとか。

山下 大好きだと思います。

夏吉 大好きですよね。だからそれも思い出されたりとか、想像が膨らみながら、早見さんと食べに行ったりしましたね。

早見 幸せでした。

夏吉 幸せ時間でした。

 
──早見さん、かぶっちゃったっておっしゃってましたけど。

早見 そうなんですよ。まさにその話を質問伺ったときにぱって頭の中に浮かんで。2人で歌ってる時間もファーストテイクとかはやっぱりリアルタイムというか、レコーディングのときも一緒に撮りはしたんですよ。映画で流れるライブシーンのレコーディングは2人で一緒にしたんです。「ワールドイズマイン」と「Ex-Otogibanashi」のときはしたんですけど、そのときはブースが別々だったんですよね。

夏吉 そうですね。別室だけど、お互いの声が聞こえて。

早見 そうそう。耳に相手の声は聞こえてるけど、歌ってる相手の姿は見えないっていう状況で歌っていたんですけど、ファーストテイクの収録のときは本当に隣に夏吉さんを感じながら歌うことができたっていうのは、笑って嬉しい気持ちもあるし、もうなんか、「うわー、もうちょっとで泣いちゃうよ」みたいな気持ちもあって、2人でずっとそれを噛み締めていたのが、とても幸せな時間でした。

やっぱり歌っていても、あの、映像が流れるんですよね。本当にライブシーンの映像だったりとか、ヤチヨがカバーして歌うとことかあるじゃないですか。カバーっていうか、かぐやがいろはにワーワーワーってなってて、歌えないところをヤチヨがアドリブで歌うみたいなシーンが「ワールドイズマイン」にあるんですけど、そういうところをちょっと思い出したりとか、歌えたりしたのは改めて嬉しかった。

夏吉 あー、幸せ時間でした。本当に。なんかこう、完成したファーストテイクの映像とか見ると、カメラに抜かれているすごいニッコニコのところが、全部早見さんと目が合ったとこなんだよなっていう。恥ずかしい。

早見 私もニコニコしていましたよ。もう、嬉しすぎた。

 
──それはみなさんの中でも記憶に残る出来事かと思いますが、山下監督はいかがですか? さっきもちょっと配信の話がありましたが。

山下 そうですね。配信の後からっていう意味で言うと、すごく本当に色々なことがあって、本当に嬉しいことだらけで、かなり甲乙つけ難いところはあるんですけど、やっぱ、かぐやにおいて一番自分が覚えてることって言うと、つくってるときなんですよね。どうしても。本当にある程度締め切りがあって、ラッシュでこうムービーが上がってきて、「ちょっとこれはこのままでは通せないな……」みたいなときに、もう会社にずっと残って、ソフト上でね、こう、顔を直したりとかしてる時間が、やっぱすごく思い出されて、ひたすらやっぱそれをずっと繰り返していた。「かぐやちゃんの顔を崩すわけにはいかない!」とか言いながら、やってたんですよね、ずっと。「俺のかぐやを!」とか言いながら。

曲聴いて、すげえ泣きながらやってたりとかしていて、やっぱその時間が一番長い。かぐやのことを考えてる時間って、本当にずっとその時間なんですよね。なんで、やっぱそこになっちゃうから、ちょっと質問の意図とズレちゃうかもしれないんですけど。つくってるときなのかもしれない。一人の時間なのかもしれないです、もしかすると。

 
──劇場公開のときも挨拶させていただきましたけど、やっぱり監督、「いや、やっと完成できてよかった」みたいな感情でしたもんね。

山下 そうですね。はい。


批判意見を全部見て「よし! いける!」となった監督

──本当に愛情もひとしおだと思います。ここからは、ある企画コーナーをご用意しましたので、夏吉さんにタイトルコールお願いしてもよろしいでしょうか?

夏吉 もちろんでございます。それではコーナーいってみましょう。「ニュース、ツクヨミ出張版!」。おー! すごい。オタ公さんのチャンネルの背景だ。

──みなさん生で聞けましたね、みなさん。出張版でお届けします。ここからは「超かぐや姫!」の配信開始から半年間をみなさんで振り返っていくために、印象的なニュースを厳選してまとめてきましたので、紹介しながら一緒に振り返っていきたいと思います。早速、1つ目のニュースを見てみましょう。1月22日、Netflixにて世界独占配信開始。なんと今日の映画TOP10で1位を獲得。

山下 えー、マジで? すげぇ!(棒)

夏吉 すげー!

早見 すごすぎるぞ!

 
──初めて聞いたみたいに言わないでください(笑)。ということで、1月22日からNetflixにて世界独占配信を開始しました本作ですが、その翌日にはもう国内における今日の映画TOP10でなんと1位を獲得していました。大反響のスタートになったのですが、夏吉さんは配信が始まる前後の心境ってどんな感じでした?

夏吉 いやー、そうですね。まず、この「かぐや」っていう作品が世に出ること自体がすごく嬉しくて、配信された22日の夜、絶対にお家で大きい画面で見るんだと思って、お仕事の帰りにお寿司買って食べながら見た記憶がありますね。そこからこんなことになるとは……みたいな。ちょっと予想外にしてなかった。寿司どころじゃなかったなと思ってたんですけれども。

そうですね。しみじみ嬉しいって思ってたら、もうなんかランキング、パーッて見て一番上に「かぐや」があるのを見て、「あー!」ってひっくり返ったのを覚えています。

 
──早見さんはどうでした、この前後は。

早見 私もこの、あの、今日の映画TOP10で、1位が最初開いたらポンって出てくるじゃないですか、ランキングって。で、その瞬間を見て、「うわー!」って。「うわー!!!!」ってなったのはすごい覚えてて。「えー! 1位だ!」って。だって、「この……この……ここの映画、す、すごい」っていう、当然の感想。いやびっくりしちゃって、あの開いた瞬間の驚き、うーん、忘れられませんね。

 
──監督は、配信もちょっと不安だったとおっしゃってましたけど、その前後ってどうでした?

山下 そうですね。これ制作期間、シナリオの開発とかからで言うと、多分3年ぐらいかかってるんですけど、配信されるともう2時間半ぐらいで全員見ちゃった状態になるじゃないですか。その、なんて言うのかな、あまりの速度感に、ちょっとだいぶ精神が追いつかなくなってました。結構呆然としてたのを覚えてますね。すごい感想をいっぱい見たんですけど、「早い」と思って。「あ、もうこんなにどんどんみんなに浸透していっちゃうんだ」っていう、恐怖に近い感情があったのを覚えています。

 
──もう直後から検索して感想をご覧になっていたという。

山下 すごい批判意見をめちゃくちゃ見てて(笑)。どこがダメだったのかなというのを知りたいタイプなんですよ。なんでそれを全部見て、見切ったあたりで「よし! いける!」ってなってた記憶があります。でもずーっと見てましたね。一日ごとにこう自分の精神状態変わっていくのが、当時すごい覚えてますね。元気になったり落ち込んだりみたいなのを繰り返していた記憶があります。

 
──劇場公開の4ヵ月ぐらいもやってたんですか、それは?

山下 ずっとだってタイムラインに流れてくるから。

 
──もう避けようがない。

山下 そう、やめることはできないので、ずっと見続けるっていう。イラストとかも、いっぱい流れてきて、「嬉しいなー」とか思いながら。でももう検索って逆にもうしなくなっちゃって、流れてくるから。あの経験は唯一無二でしたね。まさかこんなことになるとは。


残り1席をチケット争奪戦した早見さん、まだ劇場で見ていない山下監督

──2つ目のニュースはこちらです。2月20日金曜日、一週間限定というところで劇場公開しましたが、大反響を受けて上映の延長・拡大が決定。本作、2月20日からご存知の通り、1週間の限定として劇場公開スタートしましたが、本当に満席が相次ぎまして、舞台挨拶の時も言ったんですけど、取れない人が多すぎたというところで、全国19館の上映ながら週末動員ランキング5位にランクインするという快挙を達成しました。19館で5位はすごいことです。

そしてその反響を受けて、上映劇場の拡大期間の延長を決定。約4ヵ月のロングラン上映を実現することになったんですが、この一連の展開っていうのは、本作にとってだけではなくて、画界全体としても大きなニュースになっていました。夏吉さん、当時のこの盛り上がりはどういうふうに見てました?

夏吉 そうですね。私もその最初から劇場で公開しますっていうのはもちろん知らないし、わからないことだった。多分決まってもなかったとは思うんですけど。

山下 決まってない。

夏吉 なので、「あ、やった嬉しい!」ってなって、じゃあせっかくだからもう聖地に見に行こうと思って、もう立川の映画館を予約しようとしたら本当に取れなくて。「えーん、えーん、演じたのに見れない……」ってなってましたね、数日間。

本当に奇跡的に席が取れて、見に行く機会もできたんですけども、そのときは本当に嬉しかったですね。やっぱりその演じてるときから、「これはもう劇場の音響映像で絶対楽しみたいな、いつか」って思ってたので、本当にこんなに早く実現するなんてっていう。私も監督と同じで、なんか情緒がその盛り上がりあんまりついていけていないって感覚がありまして。

で、やっぱりその聖地立川に見に行けて嬉しかったのは、本当に本編で出てきたかぐやがちょっとピラッて顔を出した木とかが劇場の目の前にあったりとかして。

早見 写真撮ってましたましたもんね。

夏吉 写真撮りました。今日はあのちょっと来れなかった彩葉役の永瀬アンナちゃんと一緒に見に行って、お互いに「木で写真撮ろうよー」って撮り合ったりとかもして。本当に大切な、なんか私にとっても心の聖地みたいなところを生み出してくれたなっていう、すごく素敵な思い出でしたね。

それに留まらず、本当に全国津々浦々の色々な映画館で上映していただけてるのを見て、「えー、私もそこに見に行きたい」っていう映画館が今ほんとたくさんあって。私もパッておすすめとかに「ここでやってます」みたいなのが流れてくるんですけど、その手描きでかぐやの看板を描いてくれている劇場さんも、手描き看板でずっとやっている劇場さんもあったりとか。

特別上映で、本当はやってないけどここにもかけてますっていうところとかもあったりして。「うわー、体が足りない。ヤチヨみたいに全部分身して見に行けたらいいのに」って思いながら、ビューンって行きたいぐらい嬉しいですね、劇場上映は。

 
──早見さんは劇場での盛り上がりをどう見ていました?

早見 いやー、ちょっと信じられないぐらい、どんどん拡大、拡大、延長、延長でびっくりしたのと、私もちょっと、もう絶対取れない……、っていうかもうそもそも取れなくて、ちょっとだけ間が空いてから劇場の予約を取ろうとしたら、ラスト1席だったんですよ。

夏吉 わぁー!

早見 その回のラスト1席の前から3列目か4列目の左から2、3番目ぐらいしか空いてなくて。

山下 端っこですよね。

早見 端っこなんですけど、でももう滑り込みで「急げー! 今、この席を争奪してる、私とみんながいるー!」と思って。

夏吉 これ、誰も早見沙織と競ってるとは思ってないですよ

早見 あの瞬間に早見と競ってた誰かいたと思うんですけど、そのチケット争奪戦を「うわぁー! ここを取らなきゃ!」ってので取って、いざ前の方の席座って、多分もうそのときには、初めましての方と何周目ましての方が、ちょうどこう混合ぐらいのタイミングだったんですよね。その何周目かの方が、例えばもう「星降る海」とか「Remember」が流れてるときに、もう泣いてる。

全員 (笑)

早見 もう泣いてるぞっていうので、今これから全部初めて見るっていう初見の方が「ん?」っていう。「あれ? ここって泣きどころなん?」っていう、最初はその空気を持ってる人と、もうやっぱり物語を知ってるから「うわー!」って入り込んで見てくださってる方のこのカオスを、いやもう肌でビシバシ感じながら、「うんうん、めでたしやー!」(編注:ヤチヨの声で)。

全員 (笑)

早見 ……って思いながら見てました私は。

 
──やっぱりお客さんと一緒に見ると、色々な発見がありますよね。

早見 よかったです。見終わった後も、本当にこういろんな感想とか、「ここはこうだった」「あそこはああだった」とか、あとこう、言葉を失いし者たちの、なんていうか、声にならない音みたいなものとかもたくさん耳にして、それだけこの作品がみなさんの心の奥深くに刺さってるんだなっていうのを感じましたね。

 
──山下監督はこの劇場の盛り上がりはどう見てましたか?

山下 いや、もうすべて言われてしまったんですけど。まあでも一番最初にバルト9でちょっと見させていただいたときがあって、そのときに、SNS上の反応じゃなくて、本当にこう生身の人たちが劇場に駆けつけてくださってるのを目の当たりにしたときに、結構やっぱ衝撃と言いますか、「もしかして本当に流行ってるのか?」みたいな驚きがすごくあって。

その後はチケットの争奪戦とかも含めてですけど、何万人待ちみたいなのが発生してたりとかしていて、なんかスクショでそういうのを見るたびに「すごいなー」っていう、本当に他人事みたいな感覚がずっとあったかなという感じがして。で、実は自分一回も見てないんですよ。

 
──えっ、劇場でですか?

山下 はい、ちょっと怖くて、見れなくて、なんで「どっかでは」と思ってたら、終映しちゃったんで。

早見 監督のために、1日どっかでね。

夏吉 1日どっか。

山下 それが心残りかどうかわからないけど、それがちょっとあれですね、意外とこう怖かったかもしれない。

夏吉・早見 へえー。

山下 っていうのは結構ありましたね。

 
──浸透してるのに、怖いなんてことあるんですね。

山下 いや、あるんです、これが。はい。


「考察が大事になりすぎて、簡単に言えない」

──3つ目のニュースに行きましょう。本作のエンディングテーマである「ray 超かぐや姫! Version」のMVが、なんとYouTubeで2000万回再生を突破。配信翌週に公開して本編の後日談的な内容が描かれたことで大きな話題を呼んでいました。劇場では本編の終了後にMVの上映というのが定番となりまして、本作を象徴する楽曲となりました。監督はMVを新規のアニメーションをつくることは、本編制作中には決まっていたことなんですか?

山下 そうですね。MVをいくつか作るっていう話がまずあったんですけども、その中でもこの例のやっぱMVは一番力を入れてつくろうとなってまして。もともとはどんな内容にするかっていうのもまったく決まってなく、これを多分つくっていたタイミングって本編の制作がちょっと終わった後だったんですね。

なんで、本編をちょっと補完する形の内容で、本編のエンドの先をちょっと描くみたいなところでできたらいいんじゃないかなっていうところから始まった企画だったかなと思っています。

 
──MVの内容についてたくさんの考察がなされていて、YouTubeとか色々なところに上がってると思うのですが、監督お話できる範囲で裏話とか教えてもらえませんか。

山下 さすがにいっぱい僕も反響を公開した日からずっと見てるんで、どこでみなさんが考察をしてるのかとか全部知ってるんですけど、やっぱあまりにも大事になりすぎたせいでですね、簡単に言えなくなっておりまして。

全員 (笑)

早見 確かに今、監督が言っちゃうともう答えを決め込んじゃうことになりますものね。

山下 「掘った」のか、「埋めた」のか。

夏吉・早見 あー!

山下 かぐやはパジャマ着ていろはになんて言ってたのか。

夏吉 知りたい! 知りたい。なんて言ったんだ。

早見 言っちゃうと……。

山下 これはね、ちょっとやっぱ言わない方がいいんじゃないかなっていう気持ちにちょっと最近はなってきておりまして。ちょっと申し訳ないんですけど、裏話言えそうなやつなんかあるかな……。

 
──何でもいいですよ。些細なことでも。

山下 そうですね……。あ、じゃあ、あれだわ、裏話。この前、ファーストテイクで夏吉さんが歌い終わったあとに「めでたし」って。

夏吉 言いました。

山下 あれ、本当はMVの最後に入ってたセリフなんですよ。そのバージョンが存在します。公開するにあたり、それをちょっとなくしたんですけど、それをファーストテイクで夏吉さんが戻してくれたことで、なんか終わった感が。

夏吉 終わった感を出してしまった。

山下 いやいや、いいんですよ。

早見 回収されたんだ、そこで。

夏吉 私も収録では言ったけど、本編で採用されてなかったから、忘れてて言ったこと。「めでたし」って言ったなってと思って。ファーストテイクで「めでたし」って言ったのはアドリブだったんですけど、なんかついポロッと出ちゃったなって感じで。

山下 一番最後のカットのところで、3人でハートをつくっているところで「めでたし、めでたし」という演出だったんですよね。……っていう裏話でどうでしょう。

夏吉 忘れてました。 勝手に言っちゃってました。体が覚えてました。

 
──ファーストテイクで、句読点でというところの「。」がちゃんとついた感じがしますよね。素晴らしいです。あの、さっきもちょっと言及されてましたが、お2人はファーストテイクの収録って緊張感はあまりなかったですか?

早見 緊張感はすごいありました!

 
──やっぱり?

早見 はい。緊張感しかないぐらいの。

夏吉 すごいんだから。あそこ、真っ白のあそこがすごいんだから。

早見 本当に真っ白でね。

夏吉 真っ白でね。

早見 でもどれぐらい何を言っていいのかがわからないから、ただただ真っ白で。

夏吉 真っ白空間。本当の真っ白空間で二人っきりで。

早見 2人っきりで撮って。

 
──でもあんまり緊張を感じさせないぐらい、2人がリラックスしているように見えたんですよ。

早見 やっぱり歌ってると……。なんかこう2人で歌ってる、かぐやとヤチヨの楽しい気持ちが流れ込んできてるような感覚になりました。

夏吉 いやー、本当ですね。物語っていう筋があるから、歌の間ずっと保っていられるものもあるし。

早見 そうだ、だから自分もファーストテイクのときは、ライブバージョンで劇場用に収録したときより、もっと台詞っぽくなったなっていう場所が結構あって。「ワイズマ」(ワールドイズマイン)とかが特にそうだったですけど、「当然です! だってわたしは」のとことか結構歌メロで歌ってたけど、2人で歌うとなんかハッピーになって、気づいたら(叫びがちに)「わたしは!」って言ってるって思った。

夏吉 確かに物語の本筋が根底の支えではあるけど、やっぱりあの空間で改めて2人で歌うと、なんか違うバージョンのかぐやとヤチヨが幸せに歌ってるっていう気持ちに自然と私もなりました。

早見 なりましたね。それが印象的でした。


ツクヨミ感謝祭は12月に開催!

──4つ目のニュースはこちらです。「ツクヨミ感謝祭プロジェクト」が大好評。たくさんのご支援に感謝・感激・雨アラモード! ……ごめんなさい、私が言って。

早見 「感謝・感激・雨アラモード!」(ヤチヨの声で)

夏吉 ヨイショー!

山下 やったー!

全員 (拍手)

 
──よかったー。

早見 ありがとうございます。

 
──もう全部帳消しにしていただいてありがとうございます。

早見 いやいや、バトンを渡していただいて。

 
──いえいえ。劇中に登場する仮想空間「ツクヨミ」をVR 空間に再構築して、3Dかぐやによるオンラインイベント開催ということを目指したツクヨミ感謝祭プロジェクトなんですが、先日終了したクラウドファンディングには本当にたくさんの方ご参加いただきました。ちなみに参加した方、どれぐらい今日来てます?

(会場のほぼ全員が手を挙げる)

夏吉・速水 わー。あー、嬉しい。手がいっぱい。

 
──それもそのはずです。なんと……

山下 あっ、僕も手を上げないと。

夏吉 監督も!

 
──監督ものその1人ということで、なんとですね支援率が聞いたことない数字です。5003%を達成しました。

早見 5003%!?

夏吉 5000!

早見 す、すごい。5000って、100%より上ってあるんだ。

夏吉 あるんだ。すごいぞ。

 
──そのおかげで、いろはとヤチヨの出演を始め、大ボリュームのイベントをお届けできるようになりました。本当にありがとうございます。現在は、ツクヨミワールド内で紹介させていただくファンアートですとか、ファンワールドを募集しているんですが、締め切りが6月30日の火曜日までになりますので、今からでも間に合います。みなさんぜひご応募お待ちしております。そして、ここでお知らせです! ツクヨミ感謝祭、開催時期が決定しました。スクリーンにご注目ください!

夏吉 12月だー!

早見 12月ー!

山下 冬かー!

(会場から拍手)

夏吉 かわいい。

早見 かわいい。

 
──ビジュアルも可愛いんですけど、VR空間、ツクヨミワールドではイベントに先駆けて公開しまして、イベント当日はかぐやたちがライブパフォーマンスを披露する予定です。続報も今後いろいろ出てくると思いますので、12月まで楽しみに見ていてください。そして監督は監修として携わっているとうかがったんですけど、今の制作状況でお話できること何かありますか?

山下 はい。いろいろな面でお客様に、みなさまに喜んでいただけるように、自分もかなりしっかり関わって、演出などもやっているかなと思いますので、お楽しみにしていただければと思ってます。


9月18日からパワーアップして全国の劇場で再上映!

──続いてが最後のニュースになるんですが、実はですね、とある方からメッセージを預かっておりますので、お三方前の方に座っていただいて、一緒にご覧いただきたいかなと思います。それではみなさん、映像をご覧ください。

永瀬 劇場にお越しのみなさん、配信をご覧のみなさん、こんばんは。いろっぴー!! 酒寄彩葉役の永瀬アンナです。今日は、卒業記念舞台挨拶ということで、本当は私も会場へ行きたかったのですが、残念ながら参加ができませんでしたので、今回はこちらのビデオメッセージを送らせていただきたいと思います。

ついに劇場での上演も終了というところで、いやー、こんなに「超かぐや姫!」が愛される作品に育ってくれて、本当に私嬉しく思っております。アフレコ自体はもう2年弱ぐらい前のことだと思うんですけど、そこからアニメーターのみなさまだったり、音響周りのスタッフさん、キャストのみなさんで、もう力と愛を全部注いでつくり上げてきた作品ですので、こんなにみなさんに知っていただけたことが本当に嬉しく思っております。

あと、曲も超最高で、本当に冗談抜きで私毎日聴いてるので。「Remember」とと「Reply」と「Ray」が私すごく好きなので、それをループして聴いてます。あの、ここからも展開、様々なものがありますので、ぜひぜひ楽しんでいただけたら嬉しいなと思っております。

終演は寂しくもありますが、Netflix ではいつでも「超かぐや姫!」見られますし、また、ツクヨミ感謝祭などイベントもございますので、これからも末永く超かぐや姫を愛していただけたら幸いです。そしてなんと、この後、ビッグなお知らせがあるということです! 続けて映像をご覧ください。以上、永瀬アンナでした。

(MX4D、4DX、SCREENX、ULTRA4DX、Dolby Atmosと文字が現れるところで「おおおおっ!!!!」というどよめき、続いて大きな拍手と歓声がが上がる)

 
──わー!

早見 わー!

 
──発表になりました!

夏吉 やったー!

早見 やったー!

夏吉 ただいまー!

早見 あれ、さっき……さっきなんかもう、しんみりした空気になってたのに!

山下 なってたのに。

夏吉 終わった感出してたのに、監督!

早見 監督!

山下 往生際悪い作品なので。

早見 最高です! ありがとうございます!

 
──永瀬アンナさんからのビデオメッセージがありまして、9月18日から復活上映の特報映像をみなさんに初めて見ていただいたのですが、まずは永瀬さんメッセージありがとうございました!

夏吉 ありがとうー!

早見 ありがとうー! いろはー!

 
──気になることはフォーマットがボンボンボンと出てきたのであると思うのですが、まず夏吉さん、永瀬さんからのメッセージいかがでした?

夏吉 アンちゃーん! もう嬉しい、やったー! 本当嬉しいですね。なんか役とあまり重ねるのもって感じですけど、やっぱアンちゃんを見ると彩葉に見えてきて、なんか嬉しいですね。かぐやの心持ちとしても。で、安心してたら、なんか、急にもう9月18日からもう一回やりますよが来て。

早見 衝撃的すぎて。

夏吉 「えー!」ってまたひっくり返ってしまいました。大横転でございます。えー、早っ! 早いですね。

早見 嬉しい。

山下 3ヵ月で。

早見 すぐですよ。復活という。

夏吉 うわー。あらまぁ、なんて作品だ。

早見 いや、すごすぎる。

夏吉 ねー。

 
──みなさん発表したときに「おー」って声が上がりましたが、改めてこの復活上映について、これまでの応援していただいたお気持ちへの感謝、そして今年一年を通してまだまだ「超かぐや姫!」楽しんでいただきたいという思いからですね、9月18日から全国の劇場で再上映が決定ということになり、しかもただの再上映ではなく、通常上映に加えて特別フォーマット、MX4Dですとか、4DX、ULTRA4DX、ScreenX、Dolby Atmosでの上映が決定しております。

夏吉・早見 おー。

 
──パワーアップして劇場に帰ってきます!

夏吉・早見 やったー!

(会場から大きな拍手)

夏吉 すごーい!

早見 やったー!

山下 嬉しい!

早見 やったー! やったやったー!

夏吉 ただいまー!

 
──なので山下監督、見るチャンスありますよ?

山下 もう行くしかないですよね。

早見 そうですよ、流石に9月18日に行きましょう。

山下 そうですね。4DX、ぜひ行かせていただきます。

(会場拍手)

 
──これもし、山下監督が4D上映の演出をご自身で監修できるとしたら、このシーンでこういうことやりたいなみたいなことってありますか?

山下 えー。やっぱ「星降る海」で途中でこれ、水が……(と、右手を下から上に上げて、水位が上がることを表現)

早見 うわぁ、みんなのここを埋め尽くす。

山下 みんなが溺れるっていう。

早見 ほんとに溺れちゃう。

山下 溺れちゃうから。

早見 その演出すごいですね。

 
──早見さんもどうですか?

早見 ちょっと汗だくです、もう。本当に。ど、どうしたらいいんですか! 今年一年ずっと「超かぐや姫!」と一緒にいられるっていう、喜びがすごいですよ。

山下 もう逃がさないみたいな状態ですよね、はい(笑)

早見 いや、そうです。だってもうみんなもう今ツクヨミにいるからね。

(会場から歓声)

早見 ね。すごい楽しみです。いい映像と音響で、例えばライブシーンとか、それこそ「星降る海」みたいなキラキラの海の様子をどうやって、よりよく見られるんだろうとか、あと私、ライブ前にステージに上がる直前の映像すごい好きなんですけど、あのキラキラキラキラキラ……って、真っ暗闇でみんなのライトが光るところとか、まさにこの劇場にぴったりなんじゃないかって思って。ドキドキワクワクですね。

夏吉 うーん。

早見 4DXとか、MX4Dとか、ScreenXとかでまた本作見ると何度も出会い直しができて、さらに魅力を発見することもあると思うんで、ぜひ9月18日からみなさんご期待いただきたいと思います。ありがとうございました。


「『超かぐや姫!』との出会が、
人生を歩む中で大切に、八千代に生き続けてくれたらいいな」

──嬉しい発表もいろいろとあったんですけれども、終了のお時間があっという間に来てしまいまして。最後にみなさんから一言ずつメッセージをいただきたいと思います。まずは夏吉さんお願いします。

夏吉 はい、改めまして、かぐや役、夏吉ゆうこです。いやー、最後のファンサだーというときながら、何が最後やねん!

(会場爆笑)

早見 全然最後じゃないじゃん!

夏吉 全然最後じゃないじゃーんという舞台挨拶になってしまったんですけれども、本当に重ね重ねみなさまのおかげでございます。本当にありがとうございます!

(拍手)

夏吉 昨日でいったん一区切りの、また9月18日からという劇場公開になるんですけれども、その間にもたくさん「超かぐや姫!」、いろんな楽しいことを挟み挟み、またみなさまを劇場へ、4DXへお連れすることができますので、この一年はぜひ「超かぐや姫!」に心躍らせ、この作品について来てくれたら嬉しいなと思います。できればここで出会えたすべての「超かぐや姫!」を愛してくださったみなさんと、ずっと長く長く歩めたらなーと思っています。今日は本当にありがとうございました。

 
──ありがとうございます。そして、早見さんお願いします。

早見 はい。もう、今、すべてを言ってくださったんですけども、本当にこの作品を愛して、大切に、大切に、味わってくださるみなさまがいてくださるおかげで、こんな風にまだまだ「超かぐや姫!」の世界が広がっていくことがもう確定しました。本当にありがとうございます。

あの、今日ね、この舞台挨拶があるというので、改めて昨日から今日にかけて「超かぐや姫!」、ゆっくりゆっくりこう大事に止めながら見返したりしてここまで来たんですけど、やっぱりヤッチョの長い長い時に思いを馳せたときに、うん、当たり前のように一番やっぱり彩葉、あとかぐやとの時間が、こうずっと心の中にある中で、そのいろんな人とも出会ってるじゃないですか、ヤッチョって。そういう人から出会ってもらったエネルギーとか、そこでこうひとときの間にすれ違った大切な、そこで出会った、そこでもらった大切なものをきっと糧にして、こうやって八千代の時を過ごしてきたのかなって考えて。

なんかこう、どんな時でも、どんな時間の流れがあっても、一個、「あぁ、この思いって、この出会いって、自分にとってとっても大切なんだ」って思わせてくれる、作品や音楽があれば、それを糧に生きることができるんだっていうのを改めてこの作品を見てすごく自分の力になりました、もらいました。

なのでおそらくここにいてくださるみなさま、ご覧になっているみなさま当然そうだと思うんですけど、この「超かぐや姫!」っていうキャラクターや作品との出会い、音楽との出会いっていうのが、あなたの人生を歩む中での大切な一つとして、ずっと、ずーっと、八千代に生き続けてくれたらいいなって思っています。最後のファンサじゃないので、また会いましょう。さらば〜い!

夏吉 さらば〜い!

 
──ありがとうございます。そして山下監督、お願いします。

山下 はい。改めまして、監督の山下清悟です。お二人にもすごく温かい言葉をいただき、みなさまにも歓声をいただき、もちろんこれ自分仕事でやってるものではあるんですよ、「超かぐや姫!」って。だけど、もう結構趣味に近いというか、自分の好きなことを本当にやっている作品でございますので、多分これからもかなり楽しいことをやり続ける気がしますので。

夏吉・速水 お!

山下 これに限らず、まだ何かあるかもって思っていただいて。

夏吉・速水 おおおおっっ!

山下 ちょっとついてきていただければと思っております。

夏吉・速水 うぉーーーーっ!

(拍手)

山下 よろしくお願いします!


(TEXT & Photo by Minoru Hirota

©コロリド・ツインエンジンパートナーズ


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