Pictoriaに所属するVTuber、斗和キセキさんが喉の不調により、活動を休止することがわかった。
斗和キセキさんは、2019年3月にデビューしたVTuber。背中に背負っている三角形のオブジェクトが「ガンダムアストレイレッドフレーム改」に似ていることから一時Twitterにトレンド入りするなど話題に。クラウドファンディングで「斗和キセキの生首」を作ることを発表した際には、約1475万円が集まり、リアルな生首が出来上がった。
名前にふさわしい「キセキ」を起こしてきた斗和キセキさん。昨年は新衣装お披露目以降、オタネイル製作配信を継続的に実施。過去に動画内で繰り返し「苦手」と発言しており、一時メンバーシップ以外で配信することは行っていなかったが、自らの手で配信に挑戦する姿が見られた。
しかしながら、配信中の声は「苦手」と発言していた2020年8月の頃よりも枯れたような声になっており、時折、声を出すことを苦しむような音声を初回配信などで確認できる。
斗和キセキさんは、数ヵ月間にわたって喉への違和感を覚え、2021年末に通院したところ、医師から手術を勧められたとしている。
術後も数ヵ月間は声が出せないため、実質的な休止期間になる模様。Pictoria公式Twitterによると、生配信やFANBOX等は術後の経過を見て再開するとのこと。なお、収録済みのコンテンツについては順次公開される予定だ。発表前日に放送予定であった「斗和キセキの #斗和らじ」は放送休止になっている。
声の不調を理由に休止するVTuberは以前より増加傾向にある。2021年9月には、宝鐘マリンさんが声帯結節、声帯の内出血により休止を発表。喉締め発声などが病因になり、約1ヵ月休止した。
人間は無理な発声を重ねることで、喉や声帯に負担をかけることになる。VTuberの活動の要となる声。無理のない発声を心掛けてほしい。
(ツナ津)