キャラライブアプリ、IRIAMは1月11日にアプリ内に「運営からのお知らせ」を掲載。投稿コンテンツの審査強化について声明を発表し、1月13日より既存の投稿コンテンツの審査および審査基準を強化すると発表した。
IRIAMは、VTuberのミライアカリさん、バーチャルYouTuberの専属事務所・ENTUMを運営していたZIZAI(旧称: Duo)から2018年10月4日にiOS用にリリース(運営は両者リリース当時時点)。ZIZAIは2020年6月23日にIRIAM社を設立。同社に運営を移管し、2020年11月3日にAndroid OSにも対応した。2021年にはIRIAM社がDeNAグループに編成され、ディー・エヌ・エーの連結子会社になった。
アプリケーションは、オリジナルイラストと1台のスマホでキャラクターの姿でライブ配信をすることを可能としており、2021年6月末までに33万ダウンロードされている。
本文では、先日のアプリストアの審査において「取り締まりの基準が緩い」との指摘を受けた旨、審査強化を実行しなければサービス継続が困難な状況になったとしている。審査においてはとりわけ「小児性愛を誘因・想起させ得る表現」について明示的に指摘を受けたという。
IRIAM運営チームは様々な条件と照らし合わせたうえで、小児(およそ15歳頃まで)に関する表現を厳しく審査。審査対象は、キャライラスト(Live2DやVRM等のモデルも含む)、アイコンや自己紹介などすべて。性的なものを連想させる表現、セクハラ表現、誹謗中傷、犯罪行為など、不適格と判断されたコンテンツは、データ削除をしたのち、削除の旨を利用者に通知する。
基準については、本文でIRIAM利用規約、App Store Reviewガイドラインを参考にしてほしいと定めている。なおIRIAMが配信されているGoogle Playにもポリシーがあるため、こちらについても参考にされたい。詳細なガイドラインについては、IRIAM FAQ「『審査ガイドライン』について」を参照のこと。
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