皆様へいらっしゃい!
回線丼プロジェクト代表あまえびこと阿和音フィロです!
いよいよスタートしました『回線丼マガジン』!第1回の今回は、『星月の自鳴館(ほしづきのじめいかん)』館長のろれるさんにインタビューしてきました!
『星月の自鳴館』館長ろれるさんプロフィール
VRChatでの活動を中心に、VRと現実を繋ぐ事を目標にしているVR案内人のろれるさん。
そんなろれるさんが館長を務める『星月の自鳴館(ほしづきのじめいかん)』はグランドオープンしてからちょうど一年が経つ。そこでは月に一度オルゴールの集会イベントを開催されています。
そのほか、バーチャルマーケットが開催される期間にはワールド製作者さまやBGM製作者さまを招いたイベントや、過去に『天文仮想研究所 VSP』の運営もされていましたが、現在は運営からは退いているそうです。
また、VR×現実を活動の軸とし、教育現場(小中学校、大学等)でのVRの活用についてのお手伝いもされているそうです。
「星月の自鳴館」の魅力、伝えちゃいバース!
あまえび:こちらに展示されているオルゴールの3Dモデルなどはろれるさんが自作されたものなんですか?
ろれる氏:実はですね、僕は基本的に3Dモデルとかできないので、あちらにクレジット(表記)があるんですけれども別の方にお願いしてます。今音楽聞こえてると思うんですけどこちらも別の方にお願いしてますね。
あまえび:(クレジット表記を見ながら)あ!これが実際にあるオルゴール館なんですね!
※『星月の自鳴館』は「河口湖音楽と森の美術館」さまより実際の写真、音楽の使用許可をもらっている。
ろれる氏:そうですね。直接お邪魔しまして、直談判してオルゴール音源とか写真ですね。許可をいただいて掲載させていただいてます。
あまえび:これだけは見てほしい、聴いてほしいというオルゴールはございますか?
ろれる氏:でしたら実際にオルゴール見ていただいた方がいいと思うので……例えばこの辺なんか全部そうですね!
ろれる氏:そうですね……とくにこれですかね!これだったらどなたが見てもオルゴールだねって分かると思うので。
あまえび:わぁ~すご~い……これは実際のオルゴールをもとにつくられたものなんですか?
ろれる氏:そうですね……この3DモデルもBOOTHで販売されているのを使わせていただいてるんですけども……おそらく現実のオルゴールをモデルにつくられてると思いますし、僕が見る限りでも「あ、現実のオルゴールにそっているな~」と感じますね~。これもローカルなんですけど、選択できるんですよ。手をかざして選択していただくと、ちょっと間が空いて動き出します
あまえび:えぇ!あ!ほんとだ!「USE」って書いてある。
(少しの間が空いた後、本物のオルゴールのように機械が動き出す。上の写真は勢いよくまわる機械を写したものです。)
ろれる氏:はい!おおよそこのように動きます。現実のオルゴールも。
あまえび:あぁ……ここで(鍵盤を指さしながら)音を鳴らしてるんですね~
ろれる氏:そう、本当はこの鍵盤のようなものが動くんですけど、ちょっとそれは(ギミックに)内蔵されてないので動かないですね~でもそうです。ここから音が鳴るって感じですね。
あまえび:こういう感じの案内を月に一度やられてるんですね?
ろれる氏:そうです!そうです!あの~オルゴールの歴史とか、種類とか、こうやって動くんですよ~とか、音はここから鳴るんですよっていうのを一時間半くらいかけて月に一回。
あまえび:へぇ~そうですよね、場所も広いですしたっぷり味わえますよね~
ろれる氏:そうですね~しゃべりだすと何時間でもしゃべれちゃうんですけど、お互いしんどいので一時間半くらいで終わらせてますね~(笑)
あまえび:わぁ!すごい!綺麗だ!
ろれる氏:たくさんのオルゴールを展示してますね~で、これやな……これ、できたら見てほしいんですけど。
あまえび:おお!開きました!
ろれる氏:これもオルゴールなんですけども、ぜひ見ていただきたいです。というようにたくさんのオルゴールがありましてですね~ここの2つ以外は、現実にあるオルゴールになります。他のもほぼ現実にあるようなものなんですけど、この子たちを除いて実在するオルゴールを置かせていただいております。
あまえび:へぇ~やっぱり興味湧きますね~こうやってご説明いただくと!
ろれる氏:そう、なかなかね、こういった機会ってないと思うので~かと言ってわざわざ「じゃあ今度の休みの日にオルゴールミュージアム行こう!」ってならないと思うので、ここをきっかけに現実のオルゴールミュージアムに行ってもらえた嬉しいな~っていうのはありますね~やっぱりきっかけづくりですね~
あまえび:いや~きっかけづくりっていいですよね。僕もきっかけづくりをモットーに回線丼プロジェクトやっているところあるので~すごく共感できます!そういう”場”をつくるっていうのは必要ですよね~
「ろれるさん」の魅力、引き出しちゃいバース!
あまえび:「VRと現実の橋渡し」できてるな~っていう実感ってあったりしますか?
ろれる氏:すべてにおいてそういったことは思いますね~例えばここ(星月の自鳴館)ですと~このVRオルゴール館を体験していただいた後に、現実のオルゴールミュージアムに行っていただけると嬉しいです!といった話を最後にするんですけど~もう、その後に「行ってきたよ~」とかオルゴール買いましたよ~というお声をいただいたりすることがあるので、あの~やっぱりありがたいな~といった感じですね。
あまえび:いわゆる”聖地巡礼”的なことがここではできるっていうことですもんね~
ろれる氏:そうですね~そうなりますね。私がそうなんですが、VRってとても楽しくて現実では出来ないような事が沢山出来る。だけどやっぱり現実は現実で素晴らしいことがたくさんあるので、VRで楽しかったことを現実にアウトプットしていただく、また逆に現実にあることをVRにインプットしていただくって形で、両方いいものだよっていうのを感じていただきたい。っていうような感覚でやらせてもらってますね。
あまえび:確かにここに来たら現実のミュージアムに行きたくなりますよね~この夜景も実際に見れるものなんですか?
ろれる氏:いや、これは完全に架空の場所になりますね。
あまえび:なるほど!じゃあこれはVRならではってことですね~!
あまえび:やっぱり誰かがこういった活動をやらないとって感じですよね~
ろれる氏:そうですね~やっぱり。まだコアなところだと思うんです。オルゴールって。皆さんご存じだとは思うんですけど、なかなかまぁ「オルゴール好きだよ~!」って方はそんなにいらっしゃらないと思うので~
あまえび:そうですね~ろれるさんとオルゴールとの出会いのきっかけとか聞いてもいいですか?
ろれる氏:もうなんでオルゴール好きになったかっていうのは記憶にないくらいなんですけれども~、10年くらい前に、いやまぁそれより前からどうもオルゴールは好きだったんですけど、その10数年前にバイクで日本一周をしたことがあったんですね。その時に、いろんなところ周ろうって時に、プラネタリウムとオルゴールミュージアムは見つけたら周ろうみたいな。むしろ探して周ろうみたいなことで周ってた中で、全国のオルゴールミュージアム周らせてもらったんですね。そこでいろんなもの見させてもらって、そこで元々好きだったオルゴールがぐん!っともっと好きになった感じですね~
あまえび:全国レベルで体感して楽しんじゃうと心にぐっとくるものありますもんね~
ろれる氏:えぇ、やっぱり全国ですからトップレベルのものを見れることもあれば、いい意味でこじんまりしたものも見れますしね。とても刺激になりますし、日本っていうのは実はオルゴール大国なんですね。なので世界でもトップレベルで質の高いオルゴール見れたりするんですね。だからそれがすごく楽しかったんでしょうね。
あまえび:こちらグランドオープンから1年という月日が経って、毎月イベントされてると思うんですけど、何かこう自分なりの長続きの秘訣とかあったりしますか?
ろれる氏:やっぱり好きこそものの上手なれって感じでここが好きっていうのと、あとやっぱりこう肩肘張らずに周りにお願いしてるってとこですかね。僕は一応Unityのアップロードはさせてもらってるんですけれども、モデル作ったりとか、ワールドとかBGMとか全部ほかの方にお任せしているので、そうやって自分一人でやりすぎないっていうそんな感じで続けられてるんだと思います。あとはもう自分のやりたいようにやってるって感じです。だから集会する時も「あくまで素人がやってることなのでいたらぬことがあっても温かい目で見てくださいね」って毎回言わせてもらってるので、俺がやりたいようにやるんじゃい!っていうのが続く原動力でしょうね。
あまえび:そうですね~僕もなんかすごく重なって見えるところあるので……僕もやりたいようにやっていこうと思いましたね~!やっぱりそういった心意気がないと長続きはしないですもんね~
ろれる氏:そうですね~これはもう趣味でやってますからね~あとやっぱりもっとやりたいことがたくさんあって、他のこともさせてもらってる関係で手がまわってないんですけど、オルゴールもこれのあと3倍くらいは置きたいんですね。それと現実のオルゴールミュージアムに行って説明もしたいので、もっとこう発展させていきたいっていうのが継続力のひとつなのかな~といった感じですね。
あまえび:やっぱり”夢”をもつということに近い感じですかね?
ろれる氏:そうですね~いずれ最終目標はこうでありたいっていうのがある中でそれにちょっとずつ近づいていくことができればっていうのもありますけど、あんまり気張らないことですよね。いつまでにとか、焦ってやりすぎないとかそんな感じですよね~
さいごに
気張らない。やりたいようにやる!
そんな素敵でかつ太い芯の通ったろれるさんだからこそオープン一年というものができあがったのだと今回の取材でわかりました!
何よりイベント開催は主催側も楽しんでなんぼなんです!
さいごに『星月の自鳴館』より告知です!
今月も定期解説会4月25日(月)22時~23時30分の予定で開催です!
詳しくはろれるさんのTwitterなどをご覧ください!
皆様もぜひこの美しい音色と光景広がる世界に足を運んでみてください!
そして、オープン一周年を記念したnote記事もろれるさんより投稿されています。
このVRで楽しめる『星月の自鳴館』への想いを記した記事もきっとこれからイベンターになりたい方にも響くことでしょう!
ぜひご一読ください!
ろれるさんのnote記事「一周年記念イベント3月28日~30日開催。VRオルゴール館「星月の自鳴館」
ろれるさんTwitter
今回の『回線丼マガジン』第一回いかがだったでしょうか!
これからものんびりと更新してまいりますのでぜひ、バーチャルライフマガジンさんもよろしくお願いします!
以上、あまえびこと阿和音フィロでした!
まいどあり~!
投稿者プロフィール
あまえび/阿和音フィロ 回線丼プロジェクト代表
ノリと勢いの海産物!『回線丼プロジェクト』の代表やっています!
2021年6月よりNPO法人バーチャルライツVR文化アンバサダー第0期就任。
「VRイベントを全力で楽しむ人とVRイベントを全力で創る人をつなぐきっかけづくり」をモットーに様々なメタバースプラットフォームで活動中!