「NEWTOWN GTA」ギャング・Dear13ro.の弟子組6人 ここまでをまとめてみた

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ストリーマー&VTuberによるサーバー企画「NEW TOWN」が、2月9日から28日までの期間限定で開催されている

VAULTROOMとCrazy Raccoonの共同で運営されている人気企画であり、これまで何度と無く開催された『グランド・セフト・オートV』をつかった企画です。今回はこれまでのベクトルからマイナーチェンジされた内容となっており、今までを知るファンにも面白く感じられる方が多いだろう。

そのなかで変わらない”いつもどおりの味”もあるわけだが、今回はこのサーバー企画「NEW TOWN」についてコラムとして取り上げる。

サーバー企画「NEW TOWN」とは?

今回開催された「NEW TOWN」について、ひとつ前に2025年6月・10月に開催されていた「MAD TOWN」などにも触れながら、ガイドラインをおさらいしてみようと思う。

「NEW TOWN」は、2月9日から28日までの期間限定で開催されているサーバー企画で、ZETA DIVISION、Crazy Raccoon、RIDDLEなどのストリーマーや、にじさんじ、ななしいんく、ゆにれいど!、ぶいすぽっ!、ホロライブといったVTuberプロダクション所属のVTuberらが多数参加し、ここまで多くの見どころを生み出してきた。

2022年6月に「RUST」をつかったサーバー企画は、「ARK」も含めた3つのゲームでこれまで開催されてきた。リスナーから注目を集める理由として、この企画を通じて様々なストリーマーやVTuberが注目をあつめるキッカケを掴んだことにある。

VTuberでいえば赤見かるび、柊ツルギ、天鬼ぷるる、宙星ぱるなど、本企画を通じて彼ら・彼女らを知った人も多くいるだろうし、その後の躍進に繋がった面々もいる。

これはデビューして日の目を浴びていなかったという人物のみならず、ホロライブ・にじさんじ・ななしいんくなどで長く活動していながら、リスナー層やカルチャーの違いが影響して新たに”発見”された人物も含まれる。言ってしまえば「初めて参加してみたけども活動歴が5年近くある!」というケース、ホロライブのアキ・ローゼンタールやにじさんじの鷹宮リオンがこのケースの最たる例だろう。

こういった「開催されるたびに面白い存在が発見されていく」という期待値やワクワクが、本企画が人気を集める理由の一つとなっている。

今回の「NEW TOWN」は、ZETA DIVISIONのけんき、ファン太から働きかけたことで開催されることになり、けんきは『「MAD TOWN」にいた人たちに加えて、もっと登録者や視聴者数が少ない人達も集めたい』と語っていた。 昨年開催された「MAD TOWN」の時点でそちらの方向性へ振り切っていたのだが、「NEW TOWN」ではもう一歩グッと踏み込んだものを想定していたようだ。

開始から1週間経過して、この流れは目に見える形で結実している。

すべての動きを追いかけるのはまだ難しいため、ここ1週間で注目を集めたVTuberたち……ギャング・Dear13ro.の新人組についてまとめてみよう。

ギャング・Dear13ro. 弟子組を改めて振り返ってみる

『グランド・セフト・オートV』オンラインマルチプレイ版では、公式サイトからFiveM(ファイブエム)というMODクライアントを導入し、さまざまな役職やロールプレイを経験することができる。

そのなかでも人気を集めるといえば、作品世界にマッチした警察役とギャング役、今回のサーバー企画では5組のギャングが結成されている。

そのなかでもギャング・Dear13ro.は、にじさんじENの狂蘭メロコをボス役にし、にじさんじ・葛葉、叶、イブラヒム、ストリーマーのSHAKA、ぺいんと、ととみっくすといった普段からこういったサーバー企画に参加している男性メンバー6人が師匠役となり、弟子役6人を発掘。合計13人でチームを結成、ギャングとして動こうという目的で結成された。

これは初日の序盤に、たまたま叶、釈迦、ぺいんと、ととみっくすが出会ったタイミングで「メンバー1人が初心者1人を絶対につれてくる」「経験者ばかりで固まるのは良くない」という思いつきと会話から、今回の結成へと繋がった。

結果的にメンバーは(師匠→弟子順)
狂蘭メロコ(ボス)
叶→赤彩みあ
葛葉→水上蒼太
イブラヒム→家入ポポ
釈迦→飛良ひかり
ととみっくす→火狩夜れんま
ぺいんと→山黒音玄

こういったメンバーとなった。

今回ボス役となった狂蘭メロコは、2022年12月10日にYouTubeで初配信しデビューしたタレントで、にじさんじENに現在所属している。

こういったサーバー企画では周囲に日本人が多くいるため関西弁を話しているが、英語は非常に堪能。ソロでゲーム配信する際はもちろん英語で会話をおこない、コメント欄も英語が多く、同期である海外メンバーとも不自由ないレベルでコミュニケーションをこなしている。

これまでの「VCR GTA」企画にも何度も参加しており、クセの強い発音の関西弁と大胆な言動で、にじさんじ外のファンにもその存在が知られていた。

ボスに選ばれたのも、キャラクター作成して最初に降り立った場所に叶、SHAKA、イブラヒムら男性陣とでくわし、「ボス」として会話が進んでしまったことが影響している。

こういった経緯もあるので「彼女は初心者ではないのでは?」と感じられるかもしれないが、じつはこれまでのサーバー企画ではギャング・警察などを務めたことがなく、「ギャング役・しかもボス役」というロールを今回初体験するという形で収まったのだった。

ベテランかつゲーム強者の男性陣へ助言を求めつつ、男性陣は「メロコさんの意思」を尊重するスタンスで彼女を支えている。これだけの大所帯をリードする立場は初めてで、「緊張の連続でヤバイ」といった言葉を聞かれるが、ユーモアあふれる彼女らしさでギャングに笑顔を届けている。

そんな彼女、そして歴戦の男性メンバーのもとに募った6人をまとめてみる。

この6人の中でもっともフレッシュなメンバーは、2025年8月29日にデビューした狩夜(かがりや)れんまだ。

ゆにれいど!3期生としてデビューし、ギルド「LIEMEL」のメンバーとして活動している。「VALORANT」ではレディアント(地域サーバー内でトップ500)、「OVERWATCH」ではマスターランクまで到達しているFPS強者であり、ここ数カ月の活動でも「VALORANT」配信をすることが多く、ランク最上位帯であるイモータル3までしっかりと到達している。

その腕前はすでに男性師匠らに知られており、ゲーム内にあるサーバーゲームでギャング内で打ち合った際、その実力を肌身で感じて”只者ではない”と悟ったよう。

長年ガンシューティングゲームに心血を注いできた師匠たちからは好印象を持たれており、何かと忙しくギャングへの参加ができにくい師匠枠を埋めるように、今後は重要ポジションも任されることも多くなりそうだ。

狩夜れんまと同じVTuberプロダクション・ゆにれいど!の2期生、先輩に当たるのが水上蒼太だ。

2024年11月29日にゆにれいど!2期生としてデビューし、ギルド「ZWEI」のメンバーとしてこれまで活動している。雑談配信・歌枠を中心に活動しており、その声色を活かした配信を行なっている。男性の新人タレントには珍しくASMR・セリフ読み・睡眠動画を制作・投稿している。

今回のギャングでは、弟子組の女性陣ならびに師匠・葛葉の言動にツッコミを適宜いれていくツッコミ役として立ち回ることが多く、弟子組からの意見を求められた際には進んで意見出しするなど、しっかり者な一面でギャング生活を楽しんでいる。

また水上を慕う女性もおり、そちらとの関係がどのように発展するのかも注目が集まっている。

水上と狩夜の2人は、ともにBrave Group内のグループ会社・株式会社ENILISが運営するゆにれいど!に所属している。水上はそれ以前にも、おなじENILISが運営していたHareVare(現:ENILIS VLiver Project)で先にデビューし、その後卒業してゆにれいどへと加入した。

HareVareでは配信アプリ・IRIAMを使って活動を行なっていたため、水上はIRIAMライバーとしての活動からVTuberへステップアップしたという異色の経歴でここまで活動してきたことになる

師匠・弟子のだれであれ、懐深く思案しながらトークしていく姿に、彼のパーソナリティを見て取ることができるはずだ。

女性陣は4人 全員が超個性的

そんな水上はにじさんじの葛葉にフックアップされた弟子だが、葛葉といえば相方とも言える叶、そんな叶が見初めた弟子は赤彩みあだ。

2025年4月27日に初配信を行なっていち個人としてデビューし、同年12月にBrave Groupから七乃羽すずとともに”事務所加入&再デビュー”を果たした女性VTuberだ。

アップテンポかつ愛嬌の良さがうかがえるトークで多くのリスナーを魅了し、ところどころに見える男勝りな一面も華を添える。 自他ともに認める元気っ子であり、たまに出る口の悪さやノリの良さでコメントと愛嬌あるボケ・ツッコミをこなしつつ、しょげた時には師匠役の男性陣に泣きつく。その流れはこの1週間で見慣れた光景になってきた。

こういったサーバー企画には初参加で、なんとなしに警察へ志願したものの「カッコイイことがしたい」「でも今後どうすればよいか」と迷っていたタイミングで、叶からギャングの誘いをうけて加入を決意。講習中に警察の同僚を裏切って加入を決めたのだった。

「かっけぇ女になりたいです!」という威勢の良さをみせつつも、じつはかなりの感激屋。この1週間での配信では、サーバーを終えたあとはリスナーへその日の反省や感想を述べつつ、師匠・弟子・ボスの一つ一つの言動を思い出して泣いてしまうほどだ。

表情がコロコロと変わるその姿に魅了されるリスナーも増え、事実彼女のYouTubeチャンネルの登録は増加。サーバーに参加・ギャングに加入してから一気にチャンネル登録者数が3万人近く増え、今回サーバー企画に参加しているストリーマーやVTuberのなかでもトップレベルに増加したのだった。

葛葉、叶とおなじにじさんじのイブラヒムが弟子として選んだのは、ななしいんくの家入ポポだ。

2021年10月23日に、774inc.の緋翼のクロスピースの一員としてデビュー3Dビジュアルを使ったライブ出演を行ないつつ、当時774inc.内で組まれていたグループがななしいんくへ一括統合、イラストレーター・りいちゅがデザインする新ビジュアルへの変更と、ななしいんくの激動の中でたくましく活動してきた。

家入も赤彩同様に、こういったストリーマー&VTuberが多数参加するサーバー企画へ参加するのは初めて。そんななかでイブラヒムが彼女に声をかけたのは、その特徴的な口調・語尾にピンときたからだ。

町中を歩いていた際に「○△□ポポ~~!」という独特の語尾で話しかけてきたことを覚えており、叶やぺいんと達からギャングに誘われ「初心者が弟子を取らないといけない」と言われた際に、「マジでいける人がいる!」と即決断。電話をかけ、向かってオファーをしたのだった。

こういった経緯もあってか、家入・イブラヒムが共にサーバーにいる際にはニコイチ状態で操作方法やメソッドを教えており、特にイブラヒムは家入ポポに対して大きな期待や面白さ、なにより強い愛情を注いでいる。2人の姿を見ていたにじさんじ・桜凛月がおもわず「デートですか?」と言ってしまうほどだ。

その明るい声色で語尾に「ポポ~~!」とつける言葉遣いで会話していくだけで、トランシーバー上のやり取りであれ直接の会話であれ、フッと心が和らぐ瞬間をこの1週間だけで何度も生み出していた。結果、赤彩とおなじくYouTubeチャンネル登録者数は急激に増加。「逸材が発見された」ともいうべきビックモーメントとなった

企画に参加していないななしいんくのメンバーら、因幡はねるや湖南みあは「家入ポポがバズった!」という名目で配信を行うほどであり、いまななしいんく周辺は湧きに湧いている。

ちなみに家入ポポは、本日2月17日に誕生日を迎える。

このギャングには、同じななしいんくの先輩が家入をそっと見守るように所属している。”じーにあす”こと飛良ひかりである。

2020年10月10日に活動をスタートさせ、「Apex Legends」「VALORANT」「ストリートファイター6」「雀魂」「チームファイト タクティクス(Teamfight Tactics, TFT)」などのさまざまなゲームを配信でプレイしており、後輩・家入も「ゲーム上手!」と最初に特徴を上げるほど。ななしいんく内では随一のゲーム上手であり、さまざまなゲーム大会に出場・好成績を収めてきた。

家入と同様VCRサーバー企画に参加するのはほぼ初めて。道路の真ん中でガス欠となってしまった車にガソリンをいれられず苦労しているところをSHAKAに助けられ、「悪いことしたいとかない?」と聞かれて食い気味に「したい!したい!したい!」と答えたことで、師匠・弟子関係となった。

じつはこの2人、「ストリートファイター6」のキャラ・マリーザをメインに扱った大会に出場した対戦相手という間柄。「本当に喋ったことない?」と葛葉や叶らが訴えるが、その場を制されて加入された。(おそらく本当に忘れてしまっていた模様)

出会った当初、飛良は数字の打ち込みが全角になっていることに気づかないまま悪戦苦闘するなどポンコツな一面を見せ、”全角ネキ”とイジられていた。だがその後いくつかの犯罪をこなすうちに、”運転○・射撃○”と持ち前のゲームセンスをみせ、「ジーニアスじゃなくフィジークでは?」とSHAKAが口に出してしまうほど、師匠たちから高く評価されつつある。

1週間ほどのプレイを通して師匠・SHAKAともすっかり打ち解けた様子だが、じつはかなり内気かつ人見知りをするタイプ。大人数の会話だと口を閉ざしていることも多い飛良だが、喋りだすととてもキュート。師匠であるSHAKAがひさびさに参加した際には、まさに大型犬のように走り回って喜んでいたのは印象的だった。

最後の一人は、あおぎり高校の山黒音玄である。

山黒は2021年4月12日にデビューし、さまざまなゲーム配信を行いつつ、”あおぎりらしく”自身の手などを映した実写配信なども行なっている。

あおぎり高校といえばショート動画で大きく存在感を強めたグループで、最近ではキングレコードからファーストアルバム「あおバム」でメジャーデビュー。これまでVCRサーバー企画にあおぎり高校のメンバーが参加したことはほとんどなく、今回あおぎり高校から石狩あかりや春雨麗女などが参加しているが、山黒は当然初参加である。

地に足つかないふわふわとしたしゃべり方、気を許した相手にはより人懐っこく喋りかける。突拍子もないことを口走って周囲を慌てさせたりと、いわゆる”不思議ちゃん”系な言動で師匠・弟子たちを楽しませてくれる。スーパー店員としてはたらいた山黒にぺいんとが思い切って声をかけ、ギャングメンバーに加入することになった。

特に山黒は弟子組のなかでも活動歴が長い側であることもあって「おねえたん」役を買って出ており、会話をつづけながら時折引っ掻き回すタイプでもある。結果、弟子組の中で会話する際には、元気っ子な赤彩と家入の2人、ふわふわとした声色でしゃべりかける山黒や飛良、女性陣にイジられながらもツッコむ水上や狩夜、こういった構図ができあがっている。

自由なムードをまといつつ人見知りを発動しやすい山黒だが、師匠・ぺいんとと徐々にコミュニケーションを深めており、「空に興味はありませんか?」とぺいんとからの提案に、ギャングへ貢献するために「やる!!」と即答。

現在ヘリ運転を習得中であり、サーバーが閉じたあとには別のサーバーで練習を繰り返しているようだ。

今回はギャング・Dear13ro.の弟子組を手短ながらにまとめてみた。

この記事の中でいくつか引用させてもらったが、師匠組のリスナーがとても多いことが影響してか、彼・彼女らのYouTubeチャンネルおよびTwitchチャンネル登録者数がグッと伸びている状況。6人の頑張りやチョケた姿に、応援や笑いの声が集まっている。

サーバー開始から1週間が経過し、本日から2週目を迎える。最初にこの企画が行われてから数年。サーバー企画に参加することの多い常連メンバーはすっかり手慣れたプレイングとなったなかで、今回の「NEW TOWN」では”新人””初参加””慣れていないロール”で四苦八苦する様子が見て取れ、すこしだけ以前のような空気で企画を楽しむリスナーも多いようだ。

加えて、これから新たにサーバーへ参加するストリーマーやVTuberもいるようで、喧騒はその音をますます大きくしていくようだ。はず。あと10日近くあるこの企画を、心ゆくまで楽しもう。