
スマートフォン向けゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ」を運営するミラティブは26日、オンライン記者発表会を開催。新たな事業戦略「All for Streamers」を明らかにし、Mirrativの枠を超えて、YouTubeやTwitch、TikTokといった他プラットフォームで活動する配信者も支援していくことを明らかにした。

具体的には、配信演出ツール「CastCraft」を手掛けるキャスコード、VTuberキャスティングプラットフォーム「ぶいきゃす」を運営するアイブレイドと資本業務提携・M&A。それらのアプリやサービスでVTuberやストリーマーの配信活動を楽にしたり、収益化を手助けしていく。

「CastCraft」は、OBSやStreamlabs Desktop、XSplitといった主要な配信ソフトに対応。視聴者の管理やコメントの音声読み上げ、画面へのコメント表示、視聴者の行動に反応する演出といった機能を一元化できる。


「ぶいきゃす」では、個人を中心にしたVTuberを対象に、企業のプロモーションやコラボ商品、丸井グループと連携したポップアップストア企画などを展開していく。またアイブレイドが運営している生バンドを交えたVTuberライブ「Rock on V」も継続する。






Mirrativは2015年スタートで、初期の「にじさんじ」ライバーが配信で活用していた。2018年からはアバターの姿で配信できる「エモモ」機能も提供してきている。今後は「All for Streamers」を推進していくために、自社での新規事業展開のほか、事業連携や資本提携・M&Aも活用していく。



参考:配信者文化とMirrativの現在






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