VTuber・エクセルイルカが語るIRIAM愛 「洗濯などやりたくないことをやるパワーをリスナーにもらってます」【PR】

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インタビュー風景。イラスト:覇祐 (ハルヨシ)さん

キャラクターの姿でリスナーと交流できるVライブコミュニケーションアプリ「IRIAM」(イリアム)。

そのIRIAMにおいて、誰よりもIRIAMにどっぷり浸かって、1日の多くを配信と視聴に費やしている情熱的なライバーがエクセルイルカさんだ。

配信のことを何も知らずにこの世界に飛び込み、ときには体当たりで、ときにはリスナーに教えてもらい、機材をどんどん揃えていって強いコミュニティーをつくり、今ではイベント上位の常連になるという大活躍を見せている。

そんなエクセルイルカさんにインタビューすると、「IRIAM愛」あふれる言葉がいくつも飛び出した。

*本インタビューは、「PANORA特集記事掲載権」イベントの1位入賞者に贈られた記事です


声を使った表現に興味があり飛び込んだ配信の世界

──まずはイベント入賞、おめでとうございます。今回のイベントに出ようと思ったきっかけは?

エクセルイルカ えー、そうですね。ぼくは活動期間が4年4ヵ月と結構長いので、このインタビューが新しく出会った方にぼくをより深く知ってもらうきっかけになればいいなと思って参加しました……ということにしておいてください(笑)
 
──本当のところは?

エクセルイルカ あの……。参加時期における色々なイベントで「穴場」だと思って出たら1位になりました。みんな! 本当に応援ありがとう〜!!

 
──スゴい。それでも1位になる道のりは大変だったのではないでしょうか?

エクセルイルカ いやっ……ありがたいことにずっとリスナーさんと楽しんで走ることができて、さらに単独インタビューを受けることができてとってもラッキーだなって思いました。

 
──なんかこう、発言から「強キャラ」感があふれています(笑)。そもそもIRIAMを始めようと思ったきっかけは?

エクセルイルカ これはIRIAMさんの「Illuminary」でも言っているんですが、ぼくの友達の知り合いがIRIAMで事務所を立ち上げて新規でライバーさんを募集してるときに誘われたのがきっかけでした。

ぼくがデビューした2020年12月は当時、コロナ禍の真っ最中で、たまたまVTuberさんのことを初めて知ったんです。それで「こういう人たちもいるんだ、すごく楽しそうだけどどうやるかわからないし、ぼくには縁がなさそうだな」と思っていたところ、お話をいただいたので「ぜひ」って参加しました。

 
──昔からYouTubeやニコニコ動画などを見ていて、配信者に憧れていた感じではない?

エクセルイルカ いや、配信はあまり知らなくて、元々アニメやマンガが好きで、声優さんみたいに声を使った表現に興味があったのが大きかったです。それでコロナ禍になったばかりの頃に「radiko」(ラジコ)のポッドキャストで本当にちょっとだけ活動していたこともあったのですが、なんか恥ずかしかったり、収録形式だったので誰に聴いてもらえているのかあまりよくわからなかったりでしっくりこなかったんです。でもIRIAMならぼくの姿やしゃべっているところがリスナーさんに見えて、すぐにリアクションをもらえるのですごくやってみたいなって思いました。

 
──めちゃくちゃライトな感じで始めらたんですね!

エクセルイルカ ぼく、配信やる前はiPhone 7しかなくて、他の電子機器を一切持っていなかったんです。携帯も電話と画像が見れればいいとかもうそういうレベルで、初配信から1ヵ月くらいは電波がやばくて、配信が落ちたり雑音が酷いって言われたりしていました(笑)

でも配信を始めてから、携帯も当時の最新に機種変しましたし、MacBookやiPadとかも買って、さらに配信のために引っ越してゲーミングPCも揃えてきました。

 
──初配信は覚えていますか?

エクセルイルカ それこそ4年前の話になりますが、実はぼく初配信が4枠分あるんです(笑)。その頃のIRIAMってゼロフォロワーで配信を始めて、同接は普通に十数人とか来てもらえる時代でした。ぼくは当時では珍しく「枠回り」(他のライバーの配信を聴きに行く行為)をしてて、それで確かフォロワー数が100人いかないかぐらいのときに初配信したら、たくさんの人が聴きにきてくれたんです。

そこでものすごい量のコメントが来たり、ギフトをいっぱいいただいて、テンパリながらも必死にスクリーンショットを撮ろうとしていたんですが、スマートフォンが古かったり電波状況が悪かったりで枠から追い出されてしまっていたんです。でもぼく、戻り方がわからなくて、追い出されるたびに配信を切っちゃって、枠を立て直していたんです。だから4回初配信があるっていう ……(笑)

 
──(笑)。デビューの場にIRIAMを選んだ理由は?

エクセルイルカ そもそもぼく、IRIAMも何もYouTube以外の配信サービスをほとんど知らなかったんですよ。だから事務所の説明会で「IRIAMとは……」という説明を受けて「ふーん、そんなのあるんだ」ぐらいから入っています。

でもやっぱりIRIAMの気軽なところは本当にいいですよね。ぼくは今はYouTubeでも活動していますが、色々な機材を使わないと配信できない。IRIAMなら寝起き3秒でも配信できちゃうので、間違いなく、超いいところだと思います(笑)


「上位10%以内に入るぐらいにIRIAMを聞いている」

──活動を続けられてきて学んだこと、考え方が変わったことなどはありますか?

エクセルイルカ やりたいことを口に出して伝えられるようになったことです。IRIAMを始めたばかりのときは「イベントで勝ちたい」「こういう夢を叶えたい」という大きな目標をリスナーのみんなに伝えて賛同がもらえる空気があまりなくて、ノーが言えなかったぼくとしてはなおさらやりたいことが言えなかったんです。

でも活動をしていく中でぼくのリスナーさんから「やりたいことは言っていいんだよ」って認めてもらえたことがあり、そこから無謀なことでも結構口に出せるようになりました。

 
──具体的に口に出してよかったというエピソードは?

エクセルイルカ 1番大きな出来事は2023年の「IRIAM Birthdayイベント」ですね。その月が誕生日のライバーたちが参加して、勝ち抜けば秋葉原の「ヨドバシAkiba」の入口にポスターが飾られるというイベントで、S帯(IRIAMの上位ランク)で1位を取れば2×1.6mぐらいの大きなスペースをもらえるんです。

ぼく、4月4日が誕生日で、S帯で1位になってこのポスターに大きくに掲載されたいなぁと思ったのですが、思い始めた2022年6月ぐらいは当時、A帯にいたこともあって、実力も足りないし全然1位になんてなれるような雰囲気ではなかったんです。

でもそこからイベントまでは半年ぐらいあったわけで、どうしたら1位になれるのかというのをリスナーさんとも話し合って、「100日動画を出したら」とアドバイスをもらってそれを実行することにしました。

 
──Xで100日間、マンガや動画などのコンテンツを投稿していくヤツですね。

エクセルイルカ それでぼく、動画の編集技術は当時まったくなかったんですが、2022年の10月から「#100日後にバースデーイベントで1位をとるVライバー」をつけて毎日、動画を投稿してそれを100日間続けました。

そうして「最終的に同接(同時接続数)100人を目標にします」って話しててイベントに参加したら、ラストラン(イベント最終日)で200人以上が来てくれて200万以上のイベントポイントをいただいて1位になることができたんです。半年前は「無理だと思うけどなりたい」って願ったところから、言い続けたことによって協力してくれる人が増えて夢がかなったというのが大きなエピソードだと思います。

 
──スゴい。

エクセルイルカ 動画編集自体やったことがなくて、100日動画で本当に初めて動画アプリを触ったんです。だから30秒ぐらいの尺に5時間ぐらい作業をかけていたんですが、最終的には内容によっては1時間ぐらいで終わるぐらいに成長できました。

 
──執念というか、昔からやり通す意思が強い感じだったのでしょうか。

エクセルイルカ うーん、叶えられるかどうかは別にして、結構頑固なところはあったと思いますね。ほしいと思ったら手に入るまでずっとやるみたいな、そういうタイプですね。

 
──そこまでのめり込んでいると、日常生活の多くを配信活動に費やしていたりされませんか?

エクセルイルカ そうですね。本当起きて寝る、あとはちょっと動画見る以外はほぼほぼ配信関係のことをやっていますし、準備作業のお供にもIRIAMを流しています。ぼく、多分上位10%以内に入るぐらいにIRIAMを聞いていて、ぼくの配信が終わったら、直後にフォロー欄見て入れそうな配信に入ってますから。寝るときもだいたい聞きながら寝落ちしています。家事をしながら配信することも多くて、洗濯するのをいつもリスナーさんに見守ってもらってます(笑)


──ええっ(笑)

エクセルイルカ ぼく、洗濯物を干すのが超苦手で、洗濯で30分とか40分とかかかってる間に待っていられなくて寝ちゃうんです。で、寝て放置しちゃって、臭くなるのが嫌だからまた洗濯して寝て……というのを何回か繰り返すことがありました。でもIRIAMで配信しながら洗濯すれば、きちんと干すところまで起きていられるんです。やりたくないことを強制的にやるパワーがもらえるのって、すごくないですか?

 
──スゴいです。でも何がそこまでIRIAMに執着させるのでしょうか?

エクセルイルカ これはちょこっとリスナーさんともしゃべったことがあるんですけど、ぼくのことを全く知らない人の話を聞くより、ぼくのことを少しでも知ってくれてる人の話を聞く方が安心できるんですよね。「こんにちは」ってコメントして挨拶を返してくれると、その後、ぼくについて何も触れていなくても認知してくれていることは伝わってくる。その状態で話を聞いているのがすごく心地いい。だからYouTubeよりもIRIAMを聞きたくなる気持ちがぼくにはありますし、リスナーさんにも共感してくれる人がいます。


迷った「ミラパ」参加、でも夢の舞台に携われて感謝しかない

──この1月にはIRIAM初の大型リアルイベント「ミライトパーティ2024 〜グランドフィナーレ〜」(ミラパ)に出演されました。

エクセルイルカ 実はミラパのオーディションイベントに参加することを迷っていたんです。というのもミラパに出演すると、その週のイベントにミラパが終わるまで出られないというルールがあり、ミラパに出るとなるとイベントに参加することがほぼ難しくなってしまう。そもそもミラパのリアルイベントが初めてで、どんな規模や舞台になるのかわからなくて、イベントに出ない以上の価値があるのかわからなかったのでちょっと悩んだんです。

でもIRIAMが公式ページを作り込んでいたし、すごく豪華な印象を受けたので、きっと素敵なものになるに違いないと思って、不安もあるけどエントリーしてみようと参加する方向に舵を切りました。

結果、素晴らしいステージに出させていただいて、今でも「ミラパを見てきました」って言われるので、出てよかったな、ありがたかったなって思います。会場の広さだったり、スクリーンの大きさ、音響の素晴らしさ。リスナーさんから聞いた話では、いつもは手のひらサイズで感じていたぼくたちが、自分たちより大きな姿で会いにきて、音や照明を浴びれたというのがいい意味で衝撃的だったそうです。ミラパが多くのライバーさんが目指す舞台になって、その最初に携わらせていただいたのは感謝しかないです。

 
──2025年もあるとしたらまた出たいですかね?

エクセルイルカ もちろん出たいですし、司会とかもぜひやりたいです。こういうのは言っておかないとダメですから(笑)。「ミラパもう出たくないのかな」って思われてるのかもしれないですから(笑)

 
──有言実行で素晴らしいです(笑)。最後に今後の目標を教えてください。

エクセルイルカ IRIAMに関わらず、ぼくを知らない人がいないくらいにみんなに知ってもらうことが長期的な目標なんです。IRIAMにおいても古くから見ている人だけじゃなくて、最近始めた人にも「あっ、この人知ってる」って思われたいし、YouTubeでも街頭のポスターでも「なんかこの子、度々見るよね」って言われる存在になりたい。そのためにIRIAMだけでなく、他のところでもぼくを広める活動をしていきたいです。

(提供:IRIAM)

 
 
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