
サンリオは28日、Gugenkaの株式を取得し子会社化したことを発表した。Gugenkaは昨年3月、「すとぷり」や「Knight A – 騎士A -」などの動画配信ユニットを擁するSTPRに株式を取得されてグループ傘下になっていた。
Gugenkaは、メタバースのバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Festival」(Vfes)を企画・制作するなどでサンリオと関わってきた。Gugenkaが展開するデジタルフィギュア「HoloModels」では、Vfes関連でサンリオキャラクターとのコラボアイテムも発売したこともあった。
Gugenkaは、初音ミク公式のメタバースアミューズメントパーク「MIKU LAND」、Vfes内での「プリキュアバーチャルワールド」、KAMITSUBAKI STUDIOのMRコンテンツ、新潟まつり 花火大会 初音ミク 夜空プログラム、ラブライブ!シリーズ3Dライブ撮影会など、XRを活用したキャラクターコンテンツを展開してきた。
子会社化についてサンリオは、「我々が目指す姿の実現のための『接点』への集中投資の一環であり、XRコンテンツ等のデジタル分野の制作・販売機能の具備、IPホルダー向けの営業力の相互強化、リアル・デジタルのクロスセル等を実現できると考えております」とコメントしている。
