「すとぷり」のSTPR、株式取得でGugenkaをグループ化 XR、Web3.0、メタバースに参入

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STPRは1日、Gugenkaの株式を取得し、グループ傘下となったことを発表した。

同社は「すとぷり」や「Knight A – 騎士A -」などの動画配信ユニットをプロデュースしてきた企業。プレスリリースによれば、同社は「クリエイティビティと情熱で、世界をもっと楽しくする」を目標として掲げており、同社がサポートするクリエイターの可能性を拡張する要素として「XR」や「メタバース」に注目していたとのこと。

一方、Gugenkaはメタバースのバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Festival」や、初音ミク公式のメタバースアミューズメントパーク「MIKU LAND」、アバター作成ツールの「MakeAvatar」、デジタルフィギュア「HoloModels」といったオンラインイベントやアバター関連事業を展開。STPRともメタバース空間「STPR World」での協業を行ってきた。

そうした実k席を持つGugenkaと、デジタルエンターテインメントでのプロデュース力を強みにするSTPRが融合することで、日本のIPのデジタル&グローバルにおける市場を開拓し、「楽しい」であふれる世界の実現を推し進めていくという。

●Gugenka代表取締役 三上昌史氏コメント

Gugenkaは日本の多くのIPホルダー様やクリエイター様と早くから様々なチャレンジをしてきました。その中でもデジタルフィギュア「HoloModels(ホロモデル)」は世界最大級のIP数のサービスに成長し、バーチャルイベントの来場者数は昨年、当社実績において過去最大を記録しました。スマートフォンの登場により動画配信、SNS、モバイルゲーム、電子書籍などが誕生したように、XRにより新たなエンターテインメントが誕生し始めています。

だからこそ、このタイミングでSTPRと共に新しいエンターテインメントを創る機会を得られたことに運命を感じています。

次のエンターテインメントを日本から世界に向けて誕生させるうえで、シンガポールにも拠点を置き、世界へコンテンツを届ける大きな挑戦をスタートしているSTPRは最高のパートナーといえます。STPRのエンターテインメントに対するノウハウとGugenkaの技術力を生かし、これまで以上にオープンで日本のコンテンツを世界へ発信できるサービスを具現化していきます。

 
 
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