VTuberプロダクション ホロライブを運営するカバー社が、2025年7月22日〜24日に開催される「CEDEC 2025」に、2人のエンジニアが登壇すると発表した。
「CEDEC2025」は、コンピュータエンターテインメント開発者を対象とした、ゲームに関する技術や知識を共有する国内最大級のカンファレンスとなっており、2人のエンジニアは登壇するそれぞれのセッションで、ホロライブプロダクションのライブ演出を支えている技術や開発の裏側について、詳しく触れていくようだ。
また他セッションでは、『学園アイドルマスター』『モンスターハンターワイルズ』『都市開発解体センター』といった人気ゲームにまつわるゲームシステムや技術について、「LLM」などのAIツールやUnreal Engineなどの制作ツールにまつわるハウトゥー講座など、 3日間・13会場でさまざまなトークセッションが開催される予定となっている。
また「CODEC2025」に参加するには、受講パスが必要となる。詳細はこちらから
遠隔地から生出演!現地の生バンドとセッションする伝送技術
7/24(水) 11:10〜12:10(第6会場)
登壇者:小野 敏之(クリエイティブ制作本部 配信技術部 撮影チーム・スタジオ設備チーム マネージャー)
本セッションでは、離れたスタジオから現地のバンドとリアルタイムで音楽セッションを実現する“超低遅延”の伝送技術を紹介。VTuberによる生歌唱をどのように実現しているのか、ネットワークの最前線からその舞台裏に迫ります。
セッション詳細:https://cedec.cesa.or.jp/2025/timetable/detail/s67ad84d9ee8ad/
今そこにいる!ホロライブのリアル会場ライブやARライブの実在性を高める照明演出
7/24(水) 16:40〜17:40(第7会場)
登壇者:平野 晶麗(クリエイティブ制作本部 / 第三開発チーム)
ARライブやリアル会場ライブで、まるで“本当にそこにいる”かのような没入感を演出する照明技術を解説。Unityを活用した独自のライトシステムやレイトレーシングの実装、リアルとバーチャルの高精度な同期方法を取り上げます。
セッション詳細:https://cedec.cesa.or.jp/2025/timetable/detail/s67af0e836ed0b/