イラストレーター兼バーチャルアーティストとして活動しているカグラナナ(ななかぐら)が、「機能性発声障害」との診断をうけており、1年近くのあいだ闘病していたこと、またこちらに合わせて手術をうけることも発表した。
これは、2025年7月21日に投稿された動画「活動に関する大事なお知らせ」のなかで語られたもので、約1年近く配信を止めていた理由や手術に踏み切ることを伝えるカグラナナに対し、ファンからはあたたかなコメントや投稿が寄せられている。
配信の中でカグラは、「去年5月くらいから喋る度に苦しいし息が続かない」という症状に悩まされており、いくつもの病院を転々としながら診断をしてもらったところ、今年はじめに機能性発声障害と診断を受けたという。
声帯そのものに問題はないが、発生の際に声帯周りがあきらかにおかしい動きをしていることがわかり、言語聴覚士のもとで音声治療をつづけてきた。だが、治療をつづけても症状が回復に向かうことがなく、今後の人生もふまえて考えた結果、7月22日に手術に踏み切ることを決めたとのこと。
1年以上にわたって活動が滞っていることへの説明や、「話している声の印象がもしかしたら変わるかもしれない」「次にみんなの前で喋るときにいきなりびっくりさせちゃったら嫌だな」とさまざまな面を考慮し、手術前最後の記録として、今回動画投稿することになったという。
カグラナナは、「ななかぐら」という名義で活動しているイラストレーターであり、ホロライブの百鬼あやめのデザインを担当し、その他にも多くのデザインを担当してきた。 2019年に「カグラナナ」としてデビューして以降は、イラストレーターとしてではなくVtuberとしての活動も増えていき、ライブ配信を中心に、インターネット番組やボーカル歌唱など担当するなど、幅広い活動を行なってきた。
今後は手術後の経過をみながら、発生も含めたリハビリに向かっていくと思われる。また元気な姿をファンに見せられることを祈りたい。