バーチャルYouTuber(VTuber)と1対1でおしゃべりできるイベント「おしゃべりフェス」や、2026年3月に開催されたVTuber文化祭「ぶいかる」などを主催している株式会社パノラプロが、新たなレギュラー配信番組「VTuber〇〇部!」(読み:ぶいちゅーばーまるまるぶ)をスタート。
5月11日(月)には、イオシスのはかせさんと、「聖☆PANORA学園」(読み:せんとぱのらがくえん)の生徒会長へ就任したバーチャルタレントの九条林檎さんをMCに迎えて、「趣味でつながるバーチャル部活配信」の第0回とも言える番組紹介のための生配信が行われた。本記事では、約40分の配信で発表された番組の詳細や募集企画について紹介する。
九条林檎が新番組を支える生徒会長に就任
5月11日(月)の20時にスタートした「【VTuber〇〇部】レギュラー番組開始!発表生配信【ゲスト:九条林檎】」。MCのはかせさんと林檎さんの挨拶の後は、早速、新番組「VTuber〇〇部!」の内容についてテロップと共に紹介。
「さまざまな趣味趣向を『部活』として立ち上げ、共通の趣味を持つVTuberの皆様に入部いただき胸に秘める熱い思いをひたすら語り合っていただくディープな配信番組です」
実は、「VTuber〇〇部!」と題した企画は過去にも存在。2025年5月には「VTuber競馬部!」と題した配信が行われ、今年3月の「ぶいかる」では、「FPS部」「汚部屋部」「平成なつかし部」「妄想部」「推し活・アイドル部」「ASMR部」「ラーメン部」などの部活に関するトークステージが開催された。「ぶいかる」の「VTuber〇〇部!」でも、はかせさんはMC、林檎さんは「妄想部」の部員として出演している。
企画のレギュラー化に伴い、PANORAとの縁は古い林檎さんが「聖☆PANORA学園」の生徒会長に就任。「制作チームの一員として、企画や部活動全体の取り仕切り、監修など幅広い面でサポート」することも発表された。
ただし、林檎さんは、毎回、出演するわけではなく、レギュラーの番組MCは、「ぶいかる」の時と同じくはかせさんが担当。林檎さんは生徒会長として裏方的に企画を支えながら、「気になる部活」の時などに不定期で出演することになりそうだ。
部活動を応援できるコンテンツも販売
「VTuber〇〇部!」で部活動を行うVTuberたちを応援し、ファンも一緒に参加できるための施策として、各種の「販売コンテンツ」も紹介。まずは、「ぶいかる」でも実施された「デジタル垂れ幕」。
リアルの世界で、生徒が大きな大会で好成績を残した時、学校の校舎などに飾られる「祝 〇〇部〇〇君、全国大会出場」のような垂れ幕をイメージした画像が、番組開始前に掲出される。はかせさんの言葉を借りると、まだ「何にも結果を出してない部活にもかかわらず、まるで全国大会に出場したような垂れ幕を出せる」のだ。さらに、アフタートーク動画も特典として付いてくる。
各部員(タレント)を指名して購入可能な「デジタル部員証」は、特典動画「あなたにとって○○とは?」付き。もちろん、どちらのコンテンツも収益の一部は、各部員(VTuber)に還元される仕組みになっている。
推しVTuberの部活動をよりダイレクトに応援できるのが「部費っとコイン」。コインが一定枚数貯まることで、部員はさまざまな特典が受けられるのだが、その達成枚数と特典の内容は、部員の協議によって決定するため可能性は無限大。テロップでは、「該当の部活でのリアルイベント開催」や、「次回配信に向けたロケ収録の実施」などの例が紹介されていた。「100個達成で『〇〇』、200個達成で『〇〇』など段階で実施」する可能性もあり、さまざまな規模の特典が考えられそうだ。
はかせ「部活動によっては、ちょっと一人だと手が届かないものとかをみんなでシェアすることができたら面白いよね、というのが(部費っとコインの)始まりでもある」
林檎「(例えば)個人VTuberさんだと、自分の一人の企画で、3Dライブとかすごくメモリアルなものではないけれど面白くなりそうというもの(活動)に、(大きな)予算を組むのは、なかなか大変だったりするんですよね。そこを(ファンの)皆さんに支援して頂いて。実際のコンテンツにする部分、動画にしたり、次の配信に繋げたりというところは、PANORAさんが責任を持ってやってくれる。人によっては、なかなかできなかったことをやる、すごく良い機会になると思います。『部費っとコイン』が貯まって、(中略)ロケが敢行されたりしたら、次の動画になって。次の動画になったら、もちろん、その振り返り配信もしたい。ということで、どんどん(部員の)VTuberさんの活動にも繋がっていきます」
ちなみに、どの販売コンテンツもLivePocketでの事前販売を実施予定だ。
自薦・他薦を問わずタレコミを募集中
販売コンテンツの後は、「現在検討中の部活案」をテロップで紹介。
「カードゲーム」「ラーメン」「声優オタク」など部員候補が大勢いそうな部活から、「アクスタ」「料理ヘタ」「野菜嫌い」などユニークな部活まで60種類もの部活案がずらり並んでいる。林檎さんが気になる部活として紹介したのは、「我もハマっている」という「アイロンビーズ」。海外からアイロンビーズ用アイロンを取り寄せるほどハマっているそうで、もし「アイロンビーズ部」が誕生したら、超時間、熱いトークが展開されそうな気配だった。
そして、「VTuber○○部!」のレギュラー放送のスタートに向けて、タレコミの募集も開始。
「彼、彼女こそ〇〇部にふさわしい!」と推薦したいVTuberがいれば、「VTuber〇〇部!タレコミ募集フォーム」から情報を送ると、生徒会長の林檎さんと番組スタッフがチェック。推しの入部や新たな部活の誕生に繋がるかもしれない。
実施予定の部活の例として、「料理部」「ギャルゲー部」「女児アニメ部」「カードゲーム部」「平成部」「汚部屋部」「ラーメン部」が紹介。しかし、記載の無い部活(テーマ)でも大歓迎とのこと。自薦・他薦は問わないため、推しの活躍の場を増やしたいファンにとっても、普段の配信では語りにくいニッチな趣味やディープな思いを語りたいVTuberにとっても良い機会になりそうだ。
発表生配信の時点では、スタート時期や配信頻度などの詳細は決まっておらず、今後の最新情報は、「おしゃべりフェス」の公式Xアカウントで発表されていくそうだ。部活の可能性は無限大で、VTuberにとってもVTuberファンにとっても楽しみな企画だが、まずは、「VTuber〇〇部!タレコミ募集フォーム」からタレコミを送ることで、より深く番組を楽しめそう。
「頭に浮かんだ、『この人を推薦したい』という人を今すぐ(応募しましょう)。『後で』とか思っていると、絶対に忘れますからね」という林檎さんの言葉は、この世の真理。
募集期限などは設定されていないようだが、今すぐ応募しよう。
(TEXT by Daisuke Marumoto)
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