Meta、初のグラス型VRデバイス「Meta VR Glasses」を27年春に1299.99ドルで発売 VRの新時代へ

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Metaは米国時間の23日、年次の開発者向けイベント「Meta Connect 2026」の基調講演にてグラス型VRデバイス「Meta VR Glasses」を発表した。日本を含む世界で2027年春の発売を予定しており、価格は1299.99米ドル(日本価格は未定、1ドル160円換算なら約20万8000円)。

既存の一体型VRゴーグル「Meta Quest 3」やその廉価版の「同3S」の上位モデルとなり、3/3Sは併売される。同社は2021年から「Ray-Ban Stories」、2023年から「Ray-Ban Meta」シリーズなどでスマートグラスを手掛けてきたが、VR製品では初のグラス型となる。

主な特徴は、

本体が約100gと軽量(3/3Sは約515g/約513g)
プロセッサー/ストレージ/バッテリーは有線の外付け
主にハンドジェスチャーで操作、コントローラー(Meta Quest Touch Plusコントローラー)はオプション・Meta AIに音声で指示することも可能
アイトラッキングに対応し、ボタンなどを目線で選べる
単体での動作のほか、Windows機/Mac、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などにつないでディスプレーとしても使える

……といった点だ。


ディスプレーは、左右合わせて5KのマイクロOLEDパネルで、視野1度あたり37ピクセル(37PPD)の解像感となっている。レンズはパンケーキレンズを採用。

プロセッサーは、今年6月に米クアルコムが発表した「Snapdragon Reality Elite」を採用。バッテリー駆動時間は、高解像度メディアの連続再生で最大3時間としており、45Wの急速充電も可能だ。

米ドルビー・ラボラトリーズが開発したハイダイナミックレンジ(HDR)映像技術の「Dolby Vision」や、空間オーディオ技術の「Dolby Atmos」にも対応する。

 
コンテンツ面では、VRデバイスで初という「IMAX Enhanced」認証を受けており、IMAX独自の1.47:1のアスペクト比で映像を再生できるという。3D体験でディズニーと提携し、一部の国で「Disney+」の加入者は「アベンジャーズ」や「ブラックパンサー」といった映画を3Dでストリーミング視聴することが可能になる。

また、映画が映し出されるスクリーン以外の周囲の空間も物語に合わせて作り込まれた「VR Enhanced Cinema」という新たな映像形式を提案。2027年春の製品発売時には、「Disney Immersive Cinema by ILM」アプリで「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」などがVR Enhanced Cinemaの状態で見られる予定だ。

ほかにも既存のAmazon Prime Video、YouTube、日本ではU-NEXTにも対応し、ウォッチリストやお気に入りもそのまま視聴可能。今年後半、米国ではMeta Quest上で数百本の映画をレンタルまたは購入できるようになり、Meta VR Glassesの発売までに世界で数千作品が利用可能になる予定だという。

スポーツにも力を入れており、既存のNBAやMLB、ESPNといったアプリに加えて、最前列、8Kストリーミング、180度の周囲を見回せる「Immersive Sports」を提供。まずはカレッジフットボールからスタートし、2027年にはさらに多くのスポーツが追加していく。

Meta VR Glassesの発売後は、MLB、NBC Sports、TNT Sports、UFCなどのパートナーと連携し、年間100以上のスポーツイベントをライブ観戦できるようにする(日本が含まれているかは不明)。

ゲームでは、ローンチ時に75本のハンドトラッキング対応ゲームを用意。「Beat Saber」なども含まれており、今までのようなコントローラーではなく、手で遊ぶことになる。

 
外部ディスプレーとして使う場合は、テーブル上にバーチャルのキーボードやトラックパッドを表示して、物理の入力デバイスがなくても操作が可能だ。Windows機やMacとは無線かUSB-Cケーブルで接続し、パススルーで映された周囲の空間の中空にウィンドウを複数浮かべて作業が可能だ。

 
 
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