KAMITSUBAKI STUDIO、Guianoの「晴れるなら」MVを21時プレミア公開 2ndアルバム「A」より

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KAMITSUBAKI STUDIOは25日、同音楽レーベルに所属するアーティストのGuianoさんが「晴れるなら」のMVを本日21時よりYouTubeにてプレミア公開すると発表した。同楽曲は、Guianoさんが24日に発売した2ndアルバム「A」にも収録する(関連記事)。

Guianoさんは13歳のころからボカロPとしてキャリアをスタートし、これまで「死んでしまったのだろうか」「スーパーヒーロー」などをリリースしてきた。現在は、自身も歌っていくシンガーソングライターとして活動している。これまで、レーベルメイトであるバーチャルシンガーの理芽さんとは、「透過夏 (feat.理芽)」「法螺話 (with Guiano)」などコラボをしている(関連記事)。

2ndアルバム「A」には、先ほどの理芽さんとの2曲に加え、花譜さんとコラボした「アイスクリーム feat. 花譜」など、全13曲を収録。アルバムはBOX盤と、CD盤の2形態だ。

BOX盤にはCDアルバム「A」の他、2020年8月に行った1st ONE-MAN LIVE「あの夏の記憶だけ」の全編を収録したライブBlu-ray、その1sワンマンライブのライブ写真を収めたフォトブック、アルバム「A」全曲セルフライナーノーツ、ステッカーセットを同梱する。販売は、BOOTHにてそれぞれ、BOX盤が6000円、CD盤は2500円となる(以上税込、以下同)。

「晴れるなら」は、本アルバムのリード曲。MVは、大野悟さんが監督を担当し、主人公のモラトリアムな心情を疾走感のあるアニメーションと印象的なタイポで表現した作品となっている。今回のMVリリースに際し、Guianoさんより届いたコメントを紹介する。

●Guianoさんコメント
全部、明日任せにする曲です。

今やらなければ、今動かなければ、何も変わりません。明日に何かを託しても、明日になればそれは今日なのです。今と向き合うことができない以上、そこから先へは行けません。だから、「明日はいつもよりも遠くへ行こう」なんて理想の幻想にしか過ぎないのです。この曲の「晴れるなら」という言葉はそんなだらしのない主人公の心理の本質を表しています。晴れていなければどこへも行かない、何かをやるにしても常に“理想”的な状況でなければ行けない、と言う本質の下に歌詞を書きました。

音楽的には、とにかくタイトに、アコースティックに、サビをキャッチーに、間奏にインパクトのあるドロップを、と指標を掲げて作りました。この曲ができたことでこのアルバムの音楽性が見えてきたので嬉しかったです。

(TEXT BY アシュトン)

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