マーケティング・オペレーションの改善・最適化を一気通貫で支援する水上印刷株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役社長:河合克也、以下、水上印刷)は、臨床医療・医療教育用のバーチャルリアリティゴーグルソフトウェアを提供する医療機器ベンチャー企業Holoeyes株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 谷口直嗣、以下Holoeyes)へ、VRゴーグルのキッティング※受託サービスの提供を開始いたしました。
水上印刷では、人手不足や急速なデジタル化が期待される医療業界の課題解決に一体となって取り組んでいます。電子端末の初期設定・組立・在庫管理・発送まで一括受託し、研究開発や製造、マーケティング活動に集中できる体制を戦略サポートしています。
※キッティングとは:IT機器の各種設定、ソフトウェアのインストールなどを行い、それぞれの環境に最適な状態にセットアップすること
外部化することでコア業務に注力できる体制をサポート
- 抱えていた課題
・多忙な医療機関に代わり初期設定を済ませ、届いたらすぐに使える状態にしたい
サービス開始当初、VRデバイスのキッティング作業は医療機関で行っており、多忙な医療機関スタッフの業務負荷となっていました。また、従来の医療機器と異なり普段扱わないVRデバイスの操作に苦戦し、うまく設定が出来ないといった状態でした。
・サービスの拡大に伴いキッティング業務を外部化したい
導入する医療機関の増加に伴い、VRデバイスのキッティング作業の件数も増加。今後さらに事業を拡大していく中で、サービス開発に注力するべく、商社との受注窓口、機器の受け入れ、キッティング作業の外部化を検討していました。
- 提供サービス:「メディカルファクトリー」
・端末一台からキッティング作業を引き受け
各地の医療機器商社と発注フローをつくり、水上印刷のフルフィルメントセンターにVRデバイスのキッティング作業を集約。端末1台から引き受け、検品、端末の初期設定、Holoeyesアプリ(医療機器であるHoloeyes MDを除く)のインストールなどを行います。
・安定したキッティング作業
自社内で端末のキッティング作業をマニュアル化。よくあるエラー対応を蓄積しマニュアルに落とし込むことで、作業を標準化します。特定の人に依存しない、安定的なキッティング、出荷作業を実現します。
メディカル製品のキッティング受託サービス“メディカルファクトリー”と
検査試験薬、医療用溶液、オンライン診療、VRゴーグル等のキット製品の組み立てから配送までをトータルサポート。生産計画や発注もシステム連携することで業務負荷を削減します。
水上印刷株式会社 代表取締役社長 河合 克也 ※ご取材可能です
2002年、早稲田大学商学部を卒業後、株式会社キーエンスに入社。2007年より水上印刷の経営戦略に参画し、経済産業省商務情報政策局情報政策課への転籍を経験した後、2014年に代表取締役社長に就任。
「製造とサービスの融合」を核にビジネスモデルを掲げ、その基礎となる「ひとづくり」を経営の中心に据える。「お客様の面倒くさいをすべて引き受ける」をコンセプトに、マーケティング、クリエイティブ、ものづくり、 フルフィルメント、ロジスティクス、ICTを自社で一貫して保有し、小売流通企業の販促プロセスにイノベーションを起こしている。2018年 東京都「経営革新最優秀賞」、2019年「Great Place to Work 2019 ベストカンパニー」受賞
【会社概要】
会社名 :水上印刷株式会社
所在地 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿5-14-3
創業 :1946年7月1日
代表者 :代表取締役会長 水上 光啓
代表取締役社長 河合 克也
事業内容:ビジネス・プロセス・アウトソーシング、マーケティングオペレーション改善、販促プロモーション支援、デジタルコンテンツ制作&配信、ICTシステム開発、クリエイティブデザイン、印刷製造、電子機器キッティング、フルフィルメント&ロジスティクス、事務局・コールセンター業、人材派遣、データ分析&改善コンサルティング
コーポレートサイト: https://www.mic-p.com/