頭上からHMDが落ちてくるVR用アーケードマシンなどに注目 CES 2022、XR関連の展示を一挙紹介!(その1)

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CES 2022は、入場パス受取の際にワクチン接種証明の提示必須、会場もマスク着用厳守などオミクロン対策が強化された内容で2022年1月5~7日の3日間の会期で開催されている。出展を取りやめる企業も多くあったものの、会場のひとつで「Tech East」と呼ばれるLVCC(Las Vegas Convention Center)では、Central HallのXR/Gamingエリアを中心にXR関連の展示が行われていたので紹介していきたい。


1. VR Leo USA Inc (VRLEO)

XR関連の出展の中でも注目を集めていたのがVR用アーケードマシンの「VRLEO」だ。使用時にのみ頭上からVRヘッドセットが降りてくるので盗難等の心配が少ない。

https://www.vrleousa.com/


2. LOTTE Data Communication Company

LOTTE Data Communication Companyは子会社のCaliverseが開発するVRを利用したお買い物体験「Virtual Store」や、K-POPのライブ体験「Virtual Concert」を展示。韓国でもメタバースの活用が進んでいることをアピールしていた。


3. May Co., Ltd.

ディスプレイメーカーのMayは自社製VRヘッドセットを展示。製品クオリティは高くないもののかなりのスペースを使ってジェットコースター体験などの展示を行っていた。
http://may-display.com/4k-vr-ar-hmd/


4. Seenetic VR

フランスのseenetic VRからは、無印VIVE/VIVE PROシリーズにおいてヘッドセットの内側を発光させることでVR酔いを軽減する「Seenetic VR」というデバイスを展示していた。初日は時間の関係上体験できなかったが、会期中に体験できればレポートを追記したい。
https://seenetic.com/


5. bHaptics

東京ゲームショウなどでも過去に展示を行っていたbHaptics。CES 2022でも振動ベストのTactSuitやTactGloveをOculus Quest 2などと組み合わせて展示していた。
https://www.bhaptics.com/


6. JP Technology Initiatives Inc.

VR用のフットコントローラーを展示していたのはニューヨークの JP Technology Initiatives。JPとついているが日本とは関係が無い。まだまだ荒削りな印象だが今後の展開に期待したい。

JP TECHNOLOGY INITIATIVES, INC.


7. VRgineers, Inc.

XTALシリーズを使用したポータブルトレーナーを展示していたのはVRgineers, Inc.だ。モニター、PC、チェア、VRヘッドセットが箱状に格納できる仕組みになっている。

https://vrgineers.com


8. (おまけ)SONYブースでのPlayStation VR 2の展示はなし

SONYブースのPS5コーナーでは本体、コントローラー、ヘッドフォンのカラーバリエーション展示のみだった。PlayStation VR 2の外観はいつお披露目になるのだろうか。春のGDCやE3に期待したい。

(TEXT by にしかわ

 
 
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