ユーザーローカルは、パソコンとWebカメラだけですぐにVTuberになれるサービス「ユーザーローカルWebcam VTuber」を提供開始した。利用料は無料。
●Webcam Tuber https://vtuber.userlocal.jp/
「Webcam VTuber」は、AIアルゴリズムによってカメラ映像から顔の動きや瞬きを読み取り、画面内のVRMキャラクターにリアルタイムで反映する。ハンドトラッキングにも対応しており、腕や手のひら、指の動きを3Dモデルに反映可能だ。ソフトウエアをインストールすることなく、Webブラウザーからすぐに利用できる。
・利用マニュアル:https://info.userlocal.jp/vtuber_tool
顔の表情変更やキャラクター変更にも対応しており、すべての機能を無料で利用可能。無料配信ツールのOBS(Open Broadcaster Software)やHDMIキャプチャーと組み合わせることで、YouTubeの動画配信やZoom通話にに使用できる。AIによる顔のトラッキングや骨格推定はすべてWebブラウザー内で行われるため、利用者のカメラ映像がインターネットに送信されることはない。
<対応環境>
・対応PC : Windows PC、Mac(M1以降を推奨)
・対応Webブラウザー : Google Chrome、Firefox
■Webcam VTuberの使い方
サイトにアクセスするだけで、数秒から十数秒ほどで起動。Webカメラ映像をトラッキングして、すぐにアバターを操作可能だ。顔の表情は、笑顔・困り顔・怒り顔などに対応しており、画面にある表情アイコンを押すか、ショートカットキーとして1~5の数字を押すことですぐに変更できる。アバターは複数のモデルを簡単に切替可能で、利用者オリジナルのVRMモデルのアップロードにも対応している。
■配信時のコツ
動画配信ツールOBS(Open Broadcaster Software)などで画面合成して配信したい場合、背景をグリーンバックに変更しよう。画面上の操作ボタンは非表示にできる。配信中のキャラクターのサイズ変更は、ショートカットキーとして「i」(ズームイン)、「o」キー(ズームアウト)で可能。最大の顔サイズにすると、いわゆる「ガチ恋距離」モードとなる。
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