NTTドコモ、XR事業を取り扱う新会社「NTT QONOQ」設立 バーチャルアイドル・SURRYも参加の「AKB48 SURREAL」もお披露目

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2022年9月29日、NTTドコモは、XR事業を取り扱う新会社「NTT QONOQ」(コノキュー)の設立を発表。同日には発表会も行われ、新会社の代表取締役社長に就任した丸山誠治氏などが登壇し、事業についての展望などが語られました。

今回設立された新会社NTT QONOQは、2022年6月に「XR事業企画株式会社」として設立された会社で、今回の事業開始で社名変更されたもの。NTTグループないで行われていたXR事業をひとつにまとめて牽引する企業となります。新会社の資産予定規模は600億円で、人員はグループからの出向で約200名の態勢とのこと。

▲NTT QONOQ 代表取締役社長 丸山誠治氏

事業領域機は「メタバース事業」、「デジタルツイン事業」、「XRデバイス事業」の3つ。メタバース事業では、2022年3月31日に提供開始した、「XR World」をメインに、今後はスポーツ、コマース、教育など、様々なジャンルでパートナー企業と連携して、コンテンツを拡充していくとのこと。またバーチャルライブシステムの「Matrix Stream」やバーチャルアイドルの「Tacitly」(タシットリー)など、ドコモ本体で行っていた事業もQONOQが引き継ぐことになります(関連記事)。

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「デジタルツイン事業」は、2022年7月14日にスタートした「XR City」を軸に事業を展開。商業施設や自治体などと連携し、ユーザーにXRの世界を提供してきます。

「XRデバイス事業」では、専用のXRデバイスを開発中とのこと。どのようなデバイスとなるかは発表されませんでしたが、丸山社長は「ヘッドマウント型よりはグラス型で提供したい」と話していました。また2025年に開催予定の「大阪・関西万博」で、QONOQが「バーチャル万博」に取り組むことも発表されました。

発表会では同社 マーケティング部門 担当課長 赤沼純氏が登壇。「XR World」について、さらに詳しい説明行われ、松任谷由実氏の新曲プロモーションとして、ミュージックビデオをXR Worldでの独占先行配信を行っているのを皮切りに、2022年11月からはゴジラ、12月からは松竹、2023年春からはエヴァンゲリオンといった企画が控えていることが発表されました。

▲NTT QONOQ マーケティング部門 担当課長 赤沼純氏

また会場には、「XR World」をメインとして活動するアイドル「AKB48 SURREAL」(サーリアル)もゲストとして登壇。XR Worldのテーマソングとして、AKB48 SURREALが歌う「わがままメタバース」を披露。センターポジションを担当するバーチャルアイドルのSURRYさんと、AKB48からユニットに参加している小栗有以(YUI YUI)、倉野尾成美(NARU)、下尾みう(MIU)、千葉恵里(ERII)、山内瑞葵(ZUCKY)がリアルタイムで合成されるライブが披露されました。

赤沼氏は、XR Worldについて「いつでもメタバース」「みんなとメタバース」「あんしんメタバース」と3つのキーワードを使って解説。赤沼氏は「メタバースという空間自体はユーザーさん自身が主役になる場所だと思っています」と話しており、ユーザーが手軽にほかのユーザーと連携しながら、安心して楽しめる場所として事業展開をすすめていくようです。

(Reported by Satoru Nakayama

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NTT QONOQ(10月1日10時オープン)
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