明治大学は11月25日、m-Labが運営する「メタバースイベントスペース V-expo」にて、「父母交流会イベント」を11月27日13時より開催すると発表した。
本イベントでは、明治大学学長である⼤六野耕作氏がアバターとなり登場し、メタバース空間に再現した⼤学内の会場・岸本⾠雄ホールで講演を行う予定だ。
明治大学の父母会は、1972年に岡山県で誕生。現在では全国57地区・4カ国地域で、学部学⽣3万⼈の⽗⺟により組織されている。
今回の取り組みの経緯としては、新型コロナウィルスの感染防止で対面活動が制限されているため、デジタル化に乗り出したと言う。「誰でも手軽に繋がれること」を重視し、デバイスはスマホでも使用可能なV-expoを選んだそうだ。
会場となるV-expo上の岸本⾠雄ホールは、本学の創⽴者の⼀⼈で、初代校長・岸本⾠雄氏の名前が付けられ、駿河台キャンパスリバティタワー最上階に実在している。
父母会の顧問・吉野由紀氏は、講演テーマである「Action is Easier than Worry: My 10-year Journey of Internationalizing Education(案ずるより産むが易し〜私の教育国際化10年の道程)」の精神で、メタバースでの開催を決めたと言う。
m-Lab代表取締役・村上進也氏は、「誰でもかんたんに使える」「コミュニケーションが⾏える場所」の2つを生活かし、父母会の大人たちが楽しめる空間になることを期待していると語った。
今回作成したメタバース空間の岸本⾠雄ホールは、今後もイベントやコミュニケーションの場として明治大学父母会にて活用される予定だ。
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