哲学の雑誌「フィルカル」制作部、VTuber×哲学のトークイベント開催

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哲学の雑誌「フィルカル」制作部は、山野弘樹著「VTuberはいかなる意味で二次元/三次元的な存在者なのか?」(『フィルカル』Vol. 8, No. 2)をめぐるトークイベントを9月1日に開催することを発表した。同雑誌では近年、VTuberを哲学的に論じる論文を断続的に掲載しており、 その一環としてイベントを開催する運びとなった。今回のイベントでは、最新論文の話題はもちろん、広く「VTuberの哲学」の根本動機にいたるまで、幅広く触れていくそうだ。登壇者には、山野弘樹氏に加え、フッサール現象学を専門とする哲学者・富山豊氏、
VTuber界隈で精力的に活躍する小説家・塗田一帆氏。

●開催概要
・日時:9月1日(金)19:00~21:00
・形式:現地参加 or WEB配信
・会場:書店Plateau Books(三田線白山駅徒歩5分)
・現地参加チケット:1000円
対面会場(Plateau Books)に来場のうえ観覧。先着15名様分のみの販売。
WEB配信視聴チケット:1000円
イベントのリアルタイム配信をオンラインで視聴可能。
WEB配信+最新号セット売り:2530円
「フィルカル」Vol. 8, No. 2の冊子とWEB配信視聴チケットのセット。チケット代が無料になるセット。
※イベント当日までに確実に冊子をお届けするため、8月22日(火)正午〆切。8/23(水)に東京からクロネコDM便にて発送。通常2~4日で到着、流通状況やお住まいの地域によっては、到着がおくれる可能性あり。

現地参加チケット購入者には、希望に応じて最新号をセット売り相当の価格でお早目にご購入いただくプランを、チケット購入後にご案内。(現地参加チケット+最新号で2530円)

各種チケット購入はこちら

●登壇者

山野弘樹(やまの ひろき)
東京大学(博士課程)。専門はポール・リクールの思想および「VTuberの哲学」。2019年、日本哲学会優秀論文賞受賞。2021年、日仏哲学会若手研究者奨励賞受賞。主著に「独学の思考法」(講談社現代新書、2022年)など。

富山豊(とみやま ゆたか)
千葉工業大学(准教授)。専門はフッサール現象学。単著に「フッサール:志向性の哲学」(青土社)、共著に「ワードマップ現代現象学:経験から始める哲学入門」(新曜社)など。

塗田一帆(ぬるた いっぽ)
単著に長編小説「鈴波アミを待っています」(早川書房)。共著に英会話教本「ホロリスニング ホロライブEnglish -Myth- と学ぶ不思議な世界の英会話!」(一迅社)。脚本にバーチャル朗読劇「これがバズったら死んでもいい」(にじさんじ)

●関連リンク
公式HP