バーチャルキャスト、新社長にLOGIC&MAGICやLaRaの太田氏が就任 創業メンバーの松井氏、みゅみゅ氏は退任

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バーチャルキャストは1日、「株式会社バーチャルキャスト 新体制のご案内」と題した生放送を実施。社長である松井健太郎氏と、CVO(チーフバーチャルオフィサー)のみゅみゅ氏が退任し、新社長として太田豊紀氏が就任することを明らかにした。

太田氏はドワンゴ設立時の取締役で、現在は2019年にドワンゴから分社化したLOGIC&MAGICの代表取締役社長、バーチャルアーティストユニット・HIMEHINAが所属するLaRaの代表取締役社長などを務める人物だ。

同時に、本社を札幌から東京に移転することも発表した。バーチャルキャストは、松井氏が社長を務める北海道・札幌に本社を置くインフィニットループとドワンゴの合弁会社として設立していたが、関係者によれば今回、両社の資本関係が解消されたという。

 
生放送では同社CTOの岩城進之介氏が登場。社名と名前が同じメタバースプラットフォーム「バーチャルキャスト」の現状について、「システムのよさがつくれて、事業の軌道に乗せることもできたけど、よさを多くの人にお届けすることができていない」と解説。

「みなさまが楽しんだり、いい体験ができることをもっと考えられるように、われわれが変わっていかなければいけない。今まではエンジニア中心で、技術がいいものをつくれば使ってもらえるという考え方もあったが、そういう考え方も捨てなければいけない。もっとみなさまに知っていただいて、広く使ってもらうようにしなければいけない」と、サービスを発展させていくための前向きな体制変更であることを強調した。

 
 
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