「バーチャルマーケット2023 Winter」開催レポート

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株式会社HIKKY

 株式会社HIKKY(本社:東京都渋谷区、代表取締役:舟越靖)は、ギネス世界記録を3つ保持する世界最大級のメタバースイベント『バーチャルマーケット2023 Winter』を、2023年12月2日から17日の計16日間にわたり開催いたしました。

バーチャルマーケット(通称:Vket)は今回で5周年11回目の開催となり、出展/協力企業・IP数は過去最多の85社以上を記録。一般サークルは計700サークルが出展しました。VR会場の企業出展会場はパラリアルロンドン、パラリアル沖縄、パラリアル渋谷・原宿の3会場、一般サークル出展会場全23会場、企業出展ブラウザ(Vket Cloud)会場全7会場を制作し、世界中から述べ120万人以上の来場者数を記録しました。

さらに夏の秋葉原での開催に引き続き、2回目となるリアルイベント『バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ』を12月16・17日の2日間で開催。渋谷・原宿にある5つの会場をメインに、街の店舗などともコラボレーションし、渋谷原宿の2つの街を周遊する形でイベントを展開し、累計来場者数は2日間で述べ約5万人を記録。渋谷・原宿という新たなエリアでの開催となる今回も大盛況となりました。

期間中はX(旧Twitter)などのSNS上でもバーチャルマーケットに関する投稿が多く見られ、何度もトレンド入りするほどの盛り上がりとなり、Vketに関する投稿は計4万以上を記録。5周年の締めくくりに相応しい反響と盛り上がりをみせました。

〈バーチャルマーケット2023 Winterを楽しむ来場者の様子〉

【出展企業施策例】

今回のバーチャルマーケットにご出展いただいた様々な企業様の実施施策の一部をご紹介します。

  • シャープ株式会社

今回バーチャルマーケット初出展となったシャープ株式会社は、パラリアルロンドンに展開した大型ブースにて、2024年夏に製品化予定の同社初のVRヘッドマウントディスプレイを紹介しました。ベッドで寝転んだ状態や出先での装着といった本製品のユースケースをアバターで展示し、“軽量グラス型で装着が容易”といった本製品の特徴が視覚的にわかるような仕組みや、実寸台3Dモデルを展示し、手に取って360度眺めたり自身のアバターに装着したりしてメタバース内で先行疑似体験ができる仕組みを用意し、来場者からは「シャープのHMD気になる!」「かなり期待!早く実際に試したい!」といった好意的なコメントが多く見られました。

〈シャープ様コメント〉

今回初めて出展させていただきましたが、日頃実際にVRを利用されている方のリアルなコメントを聞くことができ、大変有意義だったと思います。いただいたご意見やご感想を、開発にも活かしていきたいと思います。

  • ディズニープラス「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」「スター」で独占配信される<実写>と<アニメ>で2つの世界を描くオリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の世界観溢れるVRブースを展開。本作品の壮大なファンタジー感や、世界観に合わせたキャラクターたちを再現したブース内では、ワンダーハッチの世界に入り込んだような追体験ができるコンテンツを用意。さらにVketリアルinシブハラにも出展し、実際に使用された衣装やアニメ原画の展示や、VRブースの体験コーナーを設置し、多くの方にご体験いただきました。

〈ディズニープラス様コメント〉

ウォルト・ディズニー・ジャパンは今回2023年0日から公開されるディズニープラスオリジナルシリーズ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の世界観やドラマの一部を体験できるブースをパラリアル渋原の空間に展開。また、リアルイベントでは「東京コミコン2023 | TokyoComicCon」やVirtual Market 2023 Real in SHIBUHARAでのVR体験会も実施いたしました。

漫画やアニメ好きの方に『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の魅力を知っていただくことを目的にバーチャルマーケットに出展をしましたが、あらすじやキャラクター紹介だけでなく、ガフィンの3Dモデルの展示やフォトスポットなどを設置したことにより、アンケートの結果を見ても満足度の高いブースとなりました。作品を知らない方々が本ブースを体験した結果、『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』を見てみたいと思う方が多くいらっしゃったことから、多くの方にご満足いただくブースになったかと思います。

  • 株式会社JVCケンウッド

通算4度目のバーチャルマーケット出展となるJVCケンウッドは、JVCケンウッドグループの株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(以下、VE)から音源をリリースしている広瀬香美さんの大ヒット曲「ロマンスの神様」を、バーチャル空間での新たな表現の形として“VR空間体感ライブMV”スタイルで初披露しました。

MV内では広瀬香美さんの新3Dアバターが登場し、コンサートホール内の全空間を生かしたダイナミックな演出による没入感と、3DCGならではの大胆で楽しさあふれる演出で曲の世界観に浸れる、非日常的なライブ体験を提供。多くの方にご鑑賞いただき、最新のメタバースと音楽の融合をご体感いただきました。

〈JVCケンウッド様コメント〉

今回、当社としての音楽やライブへの経験値をVR空間での新たな体感コンテンツ提供へ生かしていく取り組みが、広瀬香美さんとともに作った“VR空間体感ライブMV”として結実することができました。多くの方々から驚きや感動の声など高い反響があり、当社としても手応えを感じております。またリアルとバーチャルの連携も志向し、今回初めて特別なリアルイベントをBEAMSとのタイアップで実現することができました。

当社はこれからもエンタテインメント領域における新たな体験価値を創造し、当社らしい切り口で実現していきます。今回お世話になりました皆様に感謝申し上げます。

  • ロート製薬株式会社

パラリアル渋谷・原宿に大型ブースを出展したロート製薬は、渋谷・原宿のカルチャーにちなんだ“映える”ブース内にて、ロート製薬のリップクリームの製作体験ができる“リップクリームファクトリー”を展開。製作工程をロート製薬公式VTuber・根羽清ココロちゃんに案内してもらいながら体験することができ、スキンケアをより身近に感じていただくきっかけ作りを提供しました。さらにVketオリジナルデザインリップや、根羽清ココロちゃんデザインのトートバッグなどが入ったバーチャルマーケット限定のオリジナルリアル製品セットを販売し、期間中に完売してしまうほど大好評でした。

〈ロート製薬様コメント〉

ロート製薬は4回目Vket参加となった今回、『メンソレータム』をテーマに緑色の可愛いブースを展開させて頂きました。

多くの方々に弊社ブースにお立ち寄り頂き、バーチャル空間でのリップクリーム作りを通じて、弊社の商品について深く知っていただく良い機会になったと感じております。

また、今年6年目の弊社のVTuber根羽清ココロちゃんとメンソレータムのスペシャルコラボ商品展開やプリクラブースで皆様のアバターと一緒に記念写真を撮る体験も大変好評で、沢山の方に楽しんでいただけたことを嬉しく思っております。

ロート製薬はこれからもリアル・バーチャル問わず、皆さまのwell-beingに貢献すべく、精進してまいります。

  • 株式会社ベルク

今回で連続4回目の出展となったスーパーマーケットのベルクは、ベルクオリジナルのメタバース空間「ベルクランド」に新アトラクション『スーパーベルクカート∞(インフィニティ)』をオープン。空中に浮いたレインボーに輝くサーキットで、ベルクおなじみの“リアルでは絶対にやってはいけないショッピングカートレース”が楽しめ、Xでは自身のレースタイムを動画で投稿する様子なども多数みられ、多くのユーザーにお楽しみいただきました。さらにリアルイベントにも出展し、VR空間からリアルへ逆輸入した”乗れるショッピングカート”を、フォトスポットとして展示。リアルブースにも多くの方にご来場いただき、ベルクオリジナルグッズが当たるベルクランド当たりくじは、1日目には準備分が完売してしまうほどの人気ぶりでした。

〈ベルク様コメント〉

今回で4度目の出展ということで、今まで以上に楽しんで貰えるコンテンツを提供したいと考え、様々な企画にチャレンジさせて頂きました。結果、バーチャルでもリアルでも予想を超える反響をいただき、皆様に楽しんでいただけたことを大変嬉しく思います。ありがとうございました。

関東ローカルのスーパーマーケットですので、リアルではご利用いただけないお客様のほうが多いかと思いますが、今後もメタバースを活用した取り組みを通して皆様とのコミュニケーションの機会を増やしていきたいと考えていますのでご期待ください。

リアルで埼玉近郊にお越しの際は、是非本物のベルクにもお立ち寄りください。

  • 株式会社髙島屋

今回初の独立ブース出展となった髙島屋は、“ジャパニーズSAKE祭”と題し、バイヤーセレクションによる30種類の国産酒を展示販売するブースを展開。デジタルネイティブ世代へアプローチするとともに、新たなファンづくりと、日本のみならず海外にも日本のハイクオリティなお酒及び髙島屋ブランドの認知を広げることを目的に出展し、店頭では滅多にお目見えすることのないレアなウイスキーや、少量生産のため希少な日本酒などを、今回のVket会場で特別に販売しました。また、お酒バイヤー歴10年以上の髙島屋のベテラン酒バイヤー2名によるメタバース接客イベントも開催し、「百貨店のお酒売り場に行って話を聞くのは敷居が高いけどメタバースだからこそ気軽に参加できた」「普段飲まないようなお酒も直接話を聞けてオススメされたことで購入するきっかけになった」と大変好評でした。

〈髙島屋様コメント〉

髙島屋は、1831年の創業以来、百貨店を中心に現在では国内18店舗・海外5店舗の商業施設にて、主に「リアル空間での体験価値」を提供してきましたが、この先の「新たな顧客接点」「新しい体験価値の提供」を目的に、「メタバース空間」を1つの「店舗(売場)」として捉え、今回、独立ブースでの出展に初挑戦いたしました。

期間中、多くの方が弊社ブースにお越しいただき、メタバース空間ならではの体験を通して「百貨店らしい」商品提案をお楽しみいただけたと考えております。SNS上では、「おすすめされた商品を購入してみた」「店舗に行ってみた」等の投稿が上がっており、バーチャルでの体験をきっかけに、リアルでの購入・お客様づくりも繋がったと嬉しく思います。アンケートにご参加いただいた皆様、及び、HIKKY様に、この場を借りてお礼申し上げます。

今後も、多くのお客様に魅力的な商品提案・体験価値を提供できるよう、取り組んでまいります。

  • 株式会社クラブコスメチックス

バーチャルマーケット初出展となる創業120周年を迎えた化粧品メーカーの株式会社クラブコスメチックスは、スマートフォンからも手軽にアクセスできるWebブラウザ会場にて、同社の商品を展示・販売するエリアを展開。

直接スタッフと対話ができるカウンセリングルームを設置し、新しい働き方改革としてクラブコスメチックスのママ社員によるメタバース接客も実施。「普段なかなか相談する機会の少ない男性のスキンケアやメイクに関して気軽に相談ができた」と好評でした。リアルイベントでは美容好きインフルエンサーとクラブコスメチックス社員さんが美容について語るステージイベントも展開し、リアル・メタバース共に多くの方にクラブコスメチックス商品を知っていただく体験を提供しました。

〈クラブコスメチックス様コメント〉

120周年を迎える節目の年に新たな市場として、注目を集めているバーチャルマーケットに初出展させていただきました。スマートフォンなどからも手軽に楽しめるメタバース空間で、コスメブランド「すっぴんシリーズ」「t8k(テイトク)シリーズ」の商品を3D展開し、今までコスメに興味がなかった方々にも楽しんでいただきながら、使うきっかけを後押しできたのではないかと感じております。

クラブコスメチックスはこれからも多様化するニーズに応えながら、より多くの方に美しさをお届けしていきます。

  • 株式会社RobotConsulting

今回で3度目のバーチャルマーケット出展となるRobot Consultingは、裁判所をイメージしたブース内に同社が開発を進めるAIサービス『ロボット弁護士』を3Dアバターとして設置。メタバース上の法律について音声会話で気軽に相談することができ、「弁護士に相談するのはハードルが高いし、自分で情報収集するのも難しいのでこういったサービスはありがたい」「ちょっとした相談も気軽にできて便利」といったコメントも見られ、多くの来場者に法律について身近に感じていただくきっかけを提供しました。また、裁判所ならではの“勝訴ダッシュ”を自身のアバターで再現できるギミックも大好評で、SNSでは勝訴の文字を掲げる写真が数多く投稿されました。

〈RobotConsulting様コメント〉

株式会社Robot Consultingは前回Webブラウザ会場にて開設した「バーチャル裁判所」をリニューアルオープンさせていただきました。ロボット弁護士のサービスに加え、メタバース上の法律に関して民意を取るアンケートも大人気でたくさんの方にご回答いただきました!

法制定が遅れているメタバース空間での法律相談の実現、そして、法律をもっと身近に感じる社会の構築に貢献すべく、引き続き事業拡大と技術提供を進めてまいります。

次回12回目の開催となる「バーチャルマーケット2024 Summer」を、今夏に開催いたします。企業出展メタバース会場として、「パラリアルドバイ」・「パラリアル横浜」・「パラリアル大阪」の3会場を用意いたします。本イベントへの出展やメタバースイベントの実施に興味のある企業様は下記よりお気軽にお問い合わせください。

https://biz.vket.com/contact

【バーチャルマーケット(通称Vket)について】

メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベント。2018年より開催し、世界中から100万人を超す来場者を誇りギネス世界記録™※も保持するメタバースの先駆け的イベントです。商品売買の他にも会場内で乗り物に乗ったり、接客を受けたり、音楽ライブに参加するなど、メタバースならではの”体験”も提供。さらに来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめます。

3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったバーチャルマーケットですが、近年ではメタバース事業に参入したい大手企業によりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出しています。

※バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数としてギネス世界記録™に認定

【株式会社HIKKYについて】

-クリエイティビティの価値が、幅広く認められる世の中を創り出す-

株式会社HIKKYは、誰もが自由に創り、アクセスできるオープンなメタバースを実現するVR法人です。業界を牽引する注目のクリエイターをメンバーとし、「Vket Cloud」をはじめとする独自性の高いメタバースソリューションの提供、メタバースイベントの企画運用、VR/AR領域への事業参入をサポートするコンサルティングサービスを主業とします。バーチャル世界の生活圏・経済圏・文化圏を発展させ、クリエイティビティを持つすべての人がより自由に、ゆたかに生きられる社会を目指します。

HIKKYが主催する世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」は、2021年にギネス世界記録™を取得。その他、国際的なVR表彰式「VR AWARDS」のマーケティング部門で最優秀賞、日本の「XR CREATIVE AWARD 2020」で最優秀賞を受賞しました。

代表取締役CEO: 舟越靖

本社:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿一丁目20番22号 三富ビル4F

設立:2018年5月1日

URL:https://www.hikky.co.jp/

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