株式会社曽我農園
主催者である株式会社曽我農園(本社:新潟市北区、代表:曽我新一)はJA新潟市協賛で2024年6月1日(土)、2日(日)の2日間、新潟日報メディアシップ(共催)にて「にいがたMRとまと投げ」を開催します。これは(株)メビウス技術協力のもと、複合現実(MR)を使用したとまと投げゲームで、 2023年8月に新潟を襲った熱波被害からの復興を目的としています。開催当日は、曽我農園ブランド「越冬トマト」や「闇落ちとまと」、また被害地域であるJA新潟市北区産の豊栄(とよさか)、濁川(にごりかわ)トマトも販売。その他にフルーツトマトジュースの無料試飲、(株)NTT-ME(共催)による農業ICT技術展示会なども開催予定です。
【お問い合わせ先】 曽我農園代表 曽我新一
MAIL:[email protected]
TEL :025-288-6803
(株)曽我農園は新潟市北区で直売所を営むトマト農家です。当農園の「越冬トマト」は野菜ソムリエトマト選手権において食味日本一を2年連続で受賞し、現在は越冬トマトを原料にしたジュース、ケチャップの販売もしております。近年はSNSを通じて規格外品トマトの情報を発信。2021年には、本来廃棄して捨ててしまう「尻腐れトマト」(実は一番甘い)を「闇落ちとまと」と命名することで正規品をしのぐ人気を獲得しています。
壊滅的な熱波被害からの復興
世界的に豪雨や豪雪など年々、気候が極端になりつつありますが、2023年(令和5年)8月に新潟で起こった3回のフェーン現象による農業被害は今までに経験したことのないものでした。この年、新潟では張り出した2つの高気圧と台風の影響による3回のフェーンにより、全国平均気温がトップに。中でも当農園の位置する新潟市北区トマト産地では、38度以上の日が半月近くも続き、ビニールハウスの中は50度に迫る状況。雨は一滴も降ることがありませんでした。当農園ではトマト収穫量は例年に比べ3割しかとれず廃棄トマトも急増。農家によっては全滅したところも。このままでは廃業する農家が加速、今まで先輩農家が培ってきた栽培技術やブランドが急速に失われていくことになります。そこで当農園は自社トマトに限らず、「にいがたとまと」の認知度を高め、多くの皆様に購入していただくことを目的とした復興イベント、「にいがたMRとまと投げ」の開催を企画しました。
MRとまと投げとは
MR(複合現実)とは、現実世界と仮想世界を融合させた技術です。次世代のセンサー(ゴーグルなど)や画像テクノロジーを使用して、物理的なアイテムや環境と仮想的なアイテムや環境の両方とやり取りや操作を行います。 今回のイベントでは現実の部屋の中で、仮想のトマトを仮想のキャラクターに向かって投げ点数を競うゲーム性の強いものとなっています。またその状況をスクリーンに映し出し、第三者が見ても楽しめるようになっています。
「にいがたMRとまと投げ」はスペインのトマト投げ祭り「ラ・トマティーナ」からインスピレーションを得ています。ポイントはスペインの伝統的な祭りを現代的、日本的なアトラクションに変革すること。イベントを通じて幅広い層の関心を集め、「にいがたとまと」を県内外の皆様に認知していただくことにより、地域全体の生産者の所得向上につながればと考えています。
当日の販売イベントについて
2024年6月1日(土)、2日(日)は、MRとまと投げに加えて、(株)曽我農園ブランドの「越冬トマト」「闇落ちとまと」、JA新潟市北区管内の豊栄、濁川トマトの販売も行います。また数量限定でフルーツトマトジュースの無料試飲や、(株)NTT-MEによる農業ICT技術展示会などを予定しています。
▼ホームページ:
▼SNS各種公式:
https://twitter.com/pasmal0220
https://www.instagram.com/sogafarm_tomato/
▼曽我農園代表曽我新一 直通連絡先
MAIL: [email protected]
TEL : 025-288-6803
最後に
トマト栽培の状況は気候的、市場的、担い手的に年々厳しくなっています。その様な中でも農園代表は、お客様に「おいしい」と言ってもらえること、笑顔になってもらえることにやりがいを感じ、トマト栽培に励んでいるところです。しかし、昨年8月の壊滅的な熱波被害を受け、今回初めてイベント企画と実行をするにいたりました。またその先にある「にいがたとまと」を、「コシヒカリ」や「日本酒」に並ぶブランドに育てるという目標もあります。「MRとまと投げ」を継続的に開催することで新潟の恒例行事にしていきたいと思っていますので、お力添えのほど何卒よろしくお願いいたします。