KAMITSUBAKI STUDIOは24日、同スタジオのPHENOMENON RECORDに所属するバーチャルシンガーソングライター・廻花(かいか)は24日、1stシングル「かいか」をリリースした(各種配信サービス)。同日20時にはMVも公開。また、同時に花譜/廻花のオフィシャルウェブサイトも開設した。
廻花は、今年1月14日、代々木第一体育館にて開催した花譜の4thワンマンライブ「怪歌」で初披露した彼女のもう一つの姿で、彼女の内側から湧き上がる気持ちを自身で作詞・作曲を行い歌にしていくプロジェクトになる。
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「かいか」は、4thワンマンライブの最後の曲で、ファンとの新たな出会いに対する心情を綴った内容だ。MVの監督は、ワンマンの映像を手掛けた荒船泰廣氏が担当。ライブの収録映像を元に3D化したバーチャル空間に、廻花の姿を合成するなど、映像表現としても見どころが多い。
●廻花 コメント
1人ぼっちになると、結局進めているのかさほど変わってないのか分からなくなる自分のことですが、花譜という名前をもらって、名前も顔もわからないあなたに出会えたこと。音楽を居場所にして、寄り添い合えたこと。
全部知らん顔して、知らん人みたいに、初めましてなんてやっぱり、言えないな。みんなも初めまして、って言いづらいって思ってくれたらいいな。と思って作った曲です。
転校生に続き及川創介さんに素敵すぎる編曲をしていただきました。光って弾けるみたいな音が、本当に大好きです。
思えばこの平仮名3文字に、たくさんの願い、情景が重なります。自分にとってとても大事な曲です。
廻花としての1stリリース、どうぞよろしくお願いします‼
●荒船 泰廣監督 コメント
「かいか」MusicVideo監督しました。
代々木のライブでの廻花さんの映像演出から引き続いて今回のMVも関われたこと、嬉しく思います。
廻花さんの名前がつけられたこの歌、「かいか」という言葉を聞くと、代々木のライブであの瞬間の感情が思い出されます。
驚きや不安や、新しいことが始まる期待や、様々な感情があったと思いますが、そんな「かいか」にまつわる様々な想いを表現するために、代々木でのライブを再構築するという手法を選びました。
MVではライブの収録映像をスキャンして3Dとしてヴァーチャルな空間に変換しています。
廻花と観測者の「はじめまして」のあの時間、それを空間ごと記録することで奥行きをもった記念写真として残したいと思いました。
あの瞬間から始まった廻花さんとしての新しい表現。
これからどのように花開いていくのか、とっても楽しみにしています。
・公式サイト:https://www.epoch-inc.jp/member/arafune/
・X:https://twitter.com/arafune
●廻花プロフィール
新世代のバーチャルシンガーソングライター。
2024年1月14日、国立代々木競技場第一体育館で開催された花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」よりデビュー。
幅広いジャンルの音楽に対して、多彩なアプローチや表現が出来る「花譜」の新たな分岐点として、彼女の内側から湧き上がる自身の衝動的な気持ちを歌にして解き放つ。
彼女自身の独特の感性で、日々の思考や感情、記憶を音と言葉にしていく。
誰にも壊すことの出来ない、力強く美しいエネルギーが開花する。
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