育成してきたアイドルを幕張で応援!「学園アイドルマスター The 2nd Period H.I.F選抜試験」DAY2レポート

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2024年3月5日(火)のリリース直後から爆発的な人気を獲得し、その勢いも衰えぬまま、先日2周年を迎えた「学園アイドルマスター」。国内最高のアイドル科を有する初星学園を舞台に、プロデューサー科の生徒となって、魅力あふれるアイドルたちをトップアイドルへと導いていく育成シミュレーションゲームだ。

5月16日(土)には、歯ごたえたっぷりの新シナリオ「Hatsuboshi IDOL FESTIVAL(H.I.F)」が実装。そして、ゲームと現実をリンクさせるかのように、5月16日(土)、17日(日)に幕張メッセ イベントホールで、初めての有観客3DCGライブ「学園アイドルマスター The 2nd Period H.I.F選抜試験(セレクション) 」が開催された。

5月16日(土)のDAY1(レポート記事はこち)には、初星学園高等部アイドル科3年生の有村麻央さん、姫崎莉波さん、1年生の倉本千奈さん、篠澤広さん、花海佑芽さん、花海咲季さんが出演。この記事では、3年生の雨夜燕さん、十王星南さん、葛城リーリヤさん、紫雲清夏さん、月村手毬さん、秦谷美鈴さん、藤田ことねさんが出演した5月17日のDAY2の熱戦をレポートしていく。


【冒頭無料配信】学園アイドルマスター The 2nd Period H.I.F選抜試験(セレクション) xRストリーミングライブ DAY2【アイドルマスター】


DAY2のMCも初星学園執行部が担当

初星学園一のアイドルの称号「一番星」(プリマステラ)を懸けた「H.I.F」本戦への出場者を決める「H.I.F選抜試験」。DAY2で司会進行を務めるのはDAY1ですでにパフォーマンスを披露した姫崎莉波さん、倉本千奈さん、花海佑芽さん。全員、「初星学園生徒会執行部」のメンバーだ。

開演時間の数十分前、会場の幕張メッセ イベントホールに入ると、会場はプラチナチケットをゲットした幸運なプロデューサー(ファン)ですでに満席。アリーナの西側にステージが設置された音楽ライブ使用時のオーソドックスな配置で、ステージに向けて前後が長くなっている。ステージの上には、半円のトラス(鉄骨)やスポットライトなどがあり、中央上部には、大きなモニターが設置されていた。

開演時間16時ジャスト、元気な佑芽さんの影ナレが聞こえてきた。内容は定番の注意喚起だが、佑芽さん独特の跳ねるようなアクセントのパワフルなアナウンスは、聴いているだけで口角が緩む。アイマスライブ恒例の観客による協賛企業コールの後、モニターにオープニング映像が映り、会場のファンを鼓舞するような激しい音楽が鳴り響く。まずは、本日のMCを務める3人が紹介された後、出場アイドルを順番に紹介。仲良し幼なじみの「リー清」(清リー)ことリーリヤさん&清夏さんは、ユニット「REVERSI」での参戦だ。

オープニング映像終了後、「うぉー」という雄たけびと共にステージ上手から佑芽さんがダッシュで登場。あまりの実在感と勢いに、まさにゲームの中から飛び出して来たようだった。下手で折り返したさんがステージ中央に戻り「レディース&ジェントルメン!」とリングアナのように叫ぶと、千奈さんが慌てた様子で登場。

勝負の場を盛り上げようとして冒頭から掛かり気味の親友をなだめていると、先輩の莉波さんもステージに登場し、「佑芽ちゃんらしくて良いと思うな」と笑顔で後輩をフォローした。順番に挨拶をした後、千奈さんと佑芽さんが「H.I.F選抜試験」のルールを説明。決められた制限時間の中、ステージ上で自身の魅力を表現し、会場中を熱狂させることが、本戦進出に向けて必要なことなのだ。

MCの3人は、前日の自身のパフォーマンスを振り返った後、観客の声出しを促して、さらに会場を温める。莉波さんが「それでは、本日のトップバッターはこの方です」と紹介して舞台を去ると、ついにDAY2のパフォーマンスがスタート。「この方です」と言った時の紹介のポーズが三者三様で可愛い。


トップバッターは現・一番星の十王星南

DAY2のトップバッターは、H.I.Fを連覇中の十王星南さん。1曲目から現・一番星の登場というまさかの展開に会場がどよめく。ヘソ出しパンツルックの新衣装でステージに現れた星南さんが、「私たちのライブは、最初からクライマックス! 盛り上がっていきましょう」と叫んだ後、「Choo Choo Choo」と曲名を告げると、ホールがさらに大きな歓喜の声に包まれた。

クールさの中に熱さも含んだメロディと共に響く、初星学園の女王である誇りと貫禄に満ちた歌声。キュートさの中にセクシーさもチラ見せしてくるダンスで、170㎝の長身と抜群のスタイルがさらに際立っていた。観客と同時に、これから登場するライバルたちも鼓舞するような熱いMCの後、「Our Chant」のイントロが聴こえてくると客席がどよめく。

「この曲は革命の歌。この私に挑むライバル達へ。そして、すべてのアイドルファンたちへ。ついてきなさい、『Our Chant』」

自身が先頭に立ち、進むことを前提としたメッセージを語る中、ステージの奧が荘厳な石造りの遺跡のような場所へと変わっていく。実はお茶目で愛らしさも魅力的な星南さんの強さだけを前面に打ち出す戦闘力の高い楽曲とパフォーマンス。観客席の熱量がさらに上がって行き、これがH.I.F、これが「一番星」を懸けた戦場だと実感する。「ありがとうございました」とお礼を告げて、ステージ下手に退場する瞬間、客席にチラッと振った右手からは、戦いを終えた「十王星南」のキュート成分が漂っている気がした。

また、オープニングや生徒会によるMCの時点から気にはなっていたのだが、星南さんのパフォーマンス中、幕張メッセイベントホールのステージに設置された照明と、星南さんが立ちパフォーマンスをしているバーチャルステージ内のバーチャル照明の区別がほとんど分からない。

2階の記者席からステージまでは少し距離があったせいかもしれないが、最前列からは、どのように見えていたのだろうか。とにかく、筆者の目では、リアルステージとバーチャルステージの境界線が分からないのだから、アイドルたちが立っているのは、実質リアルステージだった。

月村手毬は「Luna say maybe」を熱唱!

現・一番星が残した余韻にまだざわつく客席は、モニターにブルーの文字で「NEXT IDOL IS」という文字が映し出されると歓喜の声を上げ、(おそらく)担当プロデューサー(ファン)たちは「手鞠~」と青の系譜を背負う推しの名を呼び始めた。一度、暗転したステージに照明が灯ると同時に歌い始めた新衣装姿の月村手毬さんの1曲目は、「アイヴイ」

イントロが無い曲ならではのノーモーションの先制パンチが観客にいきなり強烈な一撃を加える。イメージカラーが黄色の星南さんのステージでは、見落としていたのかもしれないが、曲の後半には、アリーナ席を中心に客席がウルトラオレンジのまばゆい光りで埋まっていた。歌い踊ること以外は不器用で、常に最大出力で歌う魂のボーカリストは、「アイヴイ」を歌い終えると呼吸も整わないまま喋り始める。

「月村手毬です。今すぐ歌い出したい気持ちを必死に堪えて、挨拶をしています!」

目の前にいるのは手毬さんだから当たり前なのだが、「手鞠が言いそうなセリフすぎる!」というメタな感想が思わず頭に浮かんだ。続いて、会場にいるのが自分のファンだけではないことは知っていると語りながら、さらに「月村手毬」な言葉を告げる。

「私の歌で、あなたを振り向かせてみせます。あなたの心に月村手鞠を焼き付けてみせます。今夜は、これで倒れちゃっても良い。全身全霊で歌います」

熱い言葉の裏では、何の曲かは分からないピアノソロが流れていたのだが、手鞠さんが「Luna say maybe」と曲名を口にした瞬間、メロディが変わり会場も沸き立つ。

「学園アイドルマスター」を代表する曲のひとつであることは間違いない名曲を宣言通り、魂すら削るように全身全霊で歌う手鞠さん。昨年5月に開催された「学園アイドルマスター The 1st Period Spotlight Star [DAY2]」を運良く会場で観られた際、手鞠さんのCVを担当する小鹿なおさんの「Luna say maybe」を生で初めて聴き、「最高の『Luna say』を聴いてしまったな」とずっと思っていたのだが、1年ぶりの現地で観た「学マス」のライブで最高が更新されたかもしれない。また、早く次の「Luna say maybe」が聴きたい。


ユニット参加の「REVERSI」も登場!

退場する瞬間まで「月村手毬」だった手鞠さんに続いて登場した3組目は、この「The 2nd Period H.I.F選抜試験」に唯一ユニットで参加している「REVERSI」。まずは、爽やかな色合いのミニスカート新衣装で登場した葛城リーリヤさんが、ソロ曲「白線」を披露。

熱く重かった星南さん、手鞠さんのパフォーマンスとはガラリと変わって、明るく可愛く歌い踊るリーリヤさん。サビ終わりなどに何度か見せるジャンプも想像以上に軽やかだ。嬉しそうに客席に手を振る姿もキュートだが、終盤の「愛しているよー」の叫びには、初星のアイドルらしく熱い魂がこもっていた。

パフォーマンスを終えたリーリヤさんと入れ替わりでステージに登場した紫雲清夏さんが披露したのは、「Tame-Lie-One-Step」。清夏さんも、美脚がさらに映えるチェックのミニスカートと、大きなワッペンでラフに装飾されたジャケットのバランスが絶妙な新衣装を身にまとっている。

元・天才バレリーナで初星学園屈指のダンス巧者は、長い手脚をダイナミックに使ったダンスと、感情豊かな歌声で会場を魅了。観客の大きなコールに「最高!」と本当に嬉しそうな声を上げる。ステージを左右に大きく使って軽やかにステップしながら歌い、合間に客席にも呼びかける。歌い終えた後の客席とのコーレスも含めて、完全に「陽」のステージだった。

そこに再登場したリーリヤさんは、緊張のせいか最初は人見知りモード。「陰」なオーラも放っていたが、2人で話すうちに段々と元気になり、表情まで明るくなるところも解釈通りで可愛い。

名前を呼び合い「2人で」「あの日の約束を」と続けた2人が歌ったのは、「REVERSI」のユニット曲「ときめきエモーション」。お互いを支え導き合ってきた親友2人のシンクロしたダンスと歌声のハーモニーは、少し大げさに言えば神聖な空気すら感じさせる。

曲はハイテンポで、ライティングも含めたステージ演出も華やかだが、客席は2人のパフォーマンスに魅了され過ぎたのかゆっくりとペンライトを振りながら少し見守りモード。しかし、小指を立てて、また約束を交わした2人が歌い終えた瞬間、大歓声が上がった。

第1ブロック終了後、MCの莉波さんと千奈さんが登場。パフォーマンスを終えた3組をステージに呼び、ステージの感想を聞いていく。さらに、全員が初お披露目だった新衣装のお気に入りポイントを質問。全員が語ったところで時間となり、MCの時間は終了。第2ブロックが始まった。

秦谷美鈴は、ライブ会場を夜にする

第2ブロックの1人目、秦谷美鈴さんは大きな満月と共にステージに登場。変則的なビートで不穏な雰囲気すら感じさせる「ヨルニテ」を歌い、MCで少し緩んだ会場の空気を一変させていく。ゆったりと動いているように見えながら、ターンやステップなどダンスの切れは鋭く、新衣装の何層にも重なったスカートが美しく揺れる。曲調の変化も激しく、1曲の中で複数の異なる曲を聴いているようなパフォーマンスだった。

「みなさん一人一人が、大好きなアイドルが輝く瞬間を楽しみにされていたことと思います。その熱い思いを、大切なひとときを独り占めしたい。どうか私だけを見て。すべてを忘れて聴いて下さい」

語りかけている内容は、第1ブロックでの月村さんとほとんど同じはずだが、美鈴さんの言葉には謎の支配力を感じる。その言葉に心が侵蝕されてしまいそうだ。

「秦谷美鈴があなたのために歌います。『ツキノカメ』」

透明感あふれる歌声の魅力が際立つバラードを聴いていたはずが、またも途中で曲調ががらりと変貌。リアルとバーチャルのスポットライトやレーザー光が激しく混ざり合う中、曲のテンポが上がり、美鈴さんのダンスも激しくなるが、その切れのある動きの中にゆったりとした空気も漂っているのが不思議だ。まるで、空間と時間が歪んでいるような感覚だ。そして、歌い終えた後にこぼれた息づかいに、命を感じた。

藤田ことねは、すべてのファンにファンサ

美鈴さんが、パフォーマンス中とはガラリと変わった癒し系ボイスで「ありがとうございました」と告げて退場した後も会場には謎の余韻が残っていた。しかし、紹介映像に続いて元気一杯にダッシュでステージに登場した藤田ことねさんが、ハイテンションなアッパーチューン「Yellow Big Bang!」で一瞬のうちにホールの空気を塗り替える。ステージを端から端まで動きまわりながら、客席の一人一人を惹き込んでいくようなパフォーマンスだ。

MCが始まってもハイテンションなことねさんは、「私自身が楽しまなくちゃ、藤田ことねのライブは完成しない!」と宣言して、観客とコール&レスポンスの練習をスタート。

アリーナとスタンドに「アリーナー! 今日のことねちゃんはー世界一―?」などと呼びかけて、「かわいいー」という声を引き出した後、配信用のバーチャルカメラを見ながら「続いて、配信―! 今日のことねちゃんはー存在がー?」と呼びかける。今日、パフォーマンスをしたアイドルの中で配信を観ているファンへ明確に呼びかけたのはことねさんが初めて。それを当たり前のようにサラッと行うところが、さすがファンサの天才だ。後から配信のアーカイブを確認したところ、この瞬間、コメントの流れる速度が超加速していた。

ファンの「可愛い」コールで自己肯定感を爆上げしてテンションMAX状態になったことねさんは、「世界一可愛い私」を披露。跳ねるように歌い踊りながら、客席や配信用カメラに手を振りファンサ。全面黄色に染まった観客席の「OK!」「かわいい!」のコールの音量は、この日、最大級にも感じた。

ラスサビで、ステージを左右に何度も跳ねるように往復しながらのパフォーマンスは、身体能力の高さを感じさせる。さすが、アイドルパワー10万オーバーの逸材だ。最後も、ステージの左右、上、配信に向かってファンサ。「みんな、だいしゅきー」と叫んで退場した。


副会長の雨夜燕は、新曲を初披露

「The 2nd Period H.I.F選抜試験 DAY2」の最後に登場したのは、初星学園生徒会副会長にしてNo.2のアイドルだった雨夜燕さん。「暴れる準備はいいか!」と観客を煽ると、戦いの場である「H.I.F」のステージにぴったりの強さが込められたロック「理論武装して」を抜群の歌唱力で熱唱した。パワフルだが低音から高音まで綺麗に伸びていく歌声が、またもホールの空気を更新していく。

「どうだ、皆の者! 初星のアイドルたちは素晴らしいだろう!」

歌い終えた直後、まるで勝ち誇るように観客に語り出す燕さん。まるで悪役のように笑った後、さらに続ける。

「私も同感だ。誰もが初星を背負うに相応しいパフォーマンスをしていた。彼女らを差し置いてトリを務めるのは、さすがの私もプレッシャーを感じる」

実際には、プレッシャーなどまったく感じてなさそうな力強い口調だ。そして、観客すべてを虜にすると宣言した後、改めて自己紹介。

「私は、雨夜燕。かつて初星学園のNo.2と、そう言われ。自ら名乗っていた者だ。しかし、今は違う! 今宵、私は星南を、この場で歌ったあらゆるアイドルを越えていく! さあ、とっておきの曲で一番星(プリマステラ)を獲りにいくぞ。『三分半の創世』

ファンの誰もが知らない曲名を告げた後、ハードロックな新曲で会場をさらに熱くする燕さん。綺麗に脚が伸びたハイキックでも会場を沸かせた。

生まれ変わった元No.2が勝利を確信したような笑い声だけを残してステージを去った後も、その力強いパフォーマンスの余韻でまだざわめきが残る会場。そこに、ハイテンションな佑芽さんと莉波さんが登場。第2ブロックのMCが始まった。

一番手で感想を語った後、あくびをする美鈴さん。「まさか寝る気じゃないだろうな」と心配する燕さんに、「眠るわけないじゃないですか」と笑いながら返す。そんなやりとりを見たことねさんが、場の空気を取り繕うように「この大きなステージで寝るとか、さすがにあり得ないですよね」とことねさんがフォローすると、燕さんは「藤田。あまり秦谷を舐めるなよ」と謎にすごんで、客席から大きな笑い声が響く。

全員が感想を語り終えた後は、新衣装のお気に入りポイントを自ら紹介。美鈴さん、燕さん、ことねさんがステージを去った後、莉波さんが「ここからは、出演者によるエキシビションライブの時間です」と宣言。MCの二人による声出しの後、佑芽さんがエキシビションライブのスタートを告げると、会場が暗転した。

ラストは、豪華なエキシビションライブ

エキシビションの1曲目は、「古今東西ちょちょいのちょい」。星南さん、リーリヤさん、清夏さん、手毬さん、ことねさんの5人がライブオリジナルのセリフも交えながら、明るく楽しいアニメイトコラボ曲で会場を沸かせた。勝負のかかった「H.I.F選抜試験」とは、しっかりと会場の空気感も違うのが面白い。客席のファンも一緒に「H.I.F」のステージを作っていたということだろう。間奏のアピールタイムでは、このメンバーでセンターに立つリーリヤさんが「大好きー」と絶叫。客席を歓喜させた。

流れるようにステージ上のメンバーが燕さん、清夏さん、美鈴さん、ことねさんに入れ替わった後のエキシビション2曲目は、「ENDLESS DANCE」。四者四様に方向性が異なる歌声は相性も抜群で、このライブでしか聴けないという特別感が特に強いパフォーマンスだった。

3曲目は、リーリヤさん、手毬さん、美鈴さんの「仮装狂騒曲」。言葉遊ぶのような歌詞と、少しコミカルなメロディとダンスが可愛い。初星学園中等部時代には、3人組ユニット「SyngUp!」のメンバーだった手毬さんと美鈴さん。リーリヤさんを真ん中に加えた3人のバランスも悪くない。

前日の「DAY1」で、「H.I.F選抜試験」の後にエキシビションがあることを知り、このデュエットが見たいなと思った組み合わせが実現したのが、燕さんと星南さんの「ナイワ」。圧倒的歌唱力と表現力を誇る2人の競演は、贅沢すぎるエキシビションステージだった。

そして、星南さんが最後の曲になると告げた後は、「H.I.F選抜試験」出演者全員と客席が一緒に初星学園の校歌「標」を斉唱。モニターの中に桜の舞う中、「H.I.F選抜試験」のエキシビションも終了した。

しかし、すぐに客席から聞こえてきたアンコールの声に応えて、ステージに7人が再登場。「H.I.F」シナリオと共に実装された全体曲「ガラクタロード」を歌う。どこかレトロ感がありながらも、遊び心も満載なこの曲、これから先もさまざまなアイドルの組み合わせと歌詞割りで聴くのが楽しみな曲だ。いつの間にかフォーメーションが何度も変わり、途中、手鞠さんがセンターだったタイミングの「パワー」が可愛い。

最後は、全員がそれぞれに感謝を語りながら退場。入れ替わりに登場した執行部の3人がライブを締める。最強のお姉ちゃん系アイドル莉波さんが、客席のファンに感謝を告げながら「帰ったら、ゆっくり休んでくださいね」と呼びかける。そして、千奈さんと佑芽さんに促されるように、「莉波お姉さんと約束だよ」と呼びかけると、会場からは大きな歓声が上がった。そして、最後の挨拶を終えた3人は、「標」が流れる中、退場。「学園アイドルマスター The 2nd Period H.I.F選抜試験(セレクション) 」の「DAY2」が終演した。

各アイドルの誕生日にアイドルマスターの公式YouTubeチャンネルで公開される生誕ミニライブのクオリティーの高さから、大きな期待をしていた学園アイドルマスター初の3D CGライブ。幕張メッセ イベントホールのステージに、たしかに立っていたアイドルたちの姿は、その期待を大きく越えてくるものだった。リアルライブでのアイドルたちのパフォーマンスを見たことで、スマホやタブレットの中のアイドルたちを見る時の意識まで、少し変わってくるかもしれない。

アイドルたちの実在感をさらに強める仕組みとして面白いと思ったのが、「H.I.F選抜試験」の結果通知システム。有観客のライブではあるが、「H.I.F選抜試験」でもある以上、試験の結果はどうなるのか少し気になっていたのだが、「DAY1」の終演後、「H.I.F選抜試験」の結果は、「DAY2」の終了後にメールで届くという会場アナウンスがあったそうだ。そして、「DAY2」の終了後にも同様のアナウンスがあり、実際に試験結果の通知がメールで発送された。公演終了後に配信アーカイブのチケットを購入した場合でも、翌日以降にはメールが届くという仕様も優しい。システム不具合で一部のプロデューサーにメールが届かないトラブルもあったが、現在は解消。メールが届かない場合の対処方法も、「アイドルマスター」ポータルサイトのNEWSに投稿されている。

このレポートを読んで『学園アイドルマスター』のXRライブや初星学園のアイドルたちが気になった人は、YouTube「アイドルマスターチャンネル」冒頭無料配信をチェックして欲しい。現・一番星である星南さんのパフォーマンスは全曲視聴可能だ。

THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

(TEXT by Daisuke Marumoto


●関連リンク
・「学園アイドルマスター The 2nd Period」公式サイト