
VITUREは、スマートフォンやPC、携帯型ゲーム機とUSB Type-Cで接続し、映像を目の前に表示する「VITURE Pro 2 XRグラス」を、8月20日に日本で発売する予定です。同社の創業5周年を記念したモデルで、重量を63gに抑え、従来のVITURE Proよりフレームを16%薄型化。左右独立の視度調整機能を備え、0~−5.0Dの範囲で近視を補正できます。
国内価格は発表時点で明らかにされていませんが、海外では299ドル(約4万7000円)で販売されます。
63gの軽量・薄型フレーム

VITURE Pro 2は映像の性能だけでなく、長時間装着した際の負担を減らすことを重視したモデルです。
本体重量は63gで、フレームは従来モデルより16%薄くなっています。テンプル(つる)には圧力を分散させる素材を採用。付属する3種類のノーズパッドと取り付け位置の組み合わせにより、装着位置を7段階で調整できます。
周囲の光をさえぎり映り込みを低減、映像を見やすくする着脱式のレンズシェードも付属します。
−5.0Dまで左右独立で視度を調整

本体上部には、左右それぞれの目に合わせてピントを調整できる視度調整ダイヤルを備えます。対応範囲は0~−5.0Dで、ユーザーの近視の度数が範囲内であれば、度付きインサートレンズやコンタクトレンズを使わずに映像を見られます。
VITUREの現行モデルでは、「VITURE Luma Ultra」が−4.0Dまで、「VITURE Luma」が−6.0Dまでの視度調整に対応しています。Pro 2は両モデルの中間となる−5.0Dまで対応し、薄型フレームと視度調整範囲の両立を図りました。
なお、乱視や−5.0Dを超える近視の場合は、別途、度付きインサートレンズが必要になります。
最大120Hz、1600ニトのマイクロOLEDを搭載
ディスプレイにはソニー製マイクロOLEDを採用。解像度は1080p、リフレッシュレートは最大120Hz、視野角は50度で、4m先に最大146インチ相当の仮想画面を表示します。最大輝度は1600ニトまで引き上げました。映像の美しさに定評があるVITUREですが、VITURE Pro 2もその流れを汲むようです。

光学系には、新設計の「UltraClarity 3.0」を採用しています。画面周辺の焦点変化や縦横方向の解像感、視度調整時の歪み、瞳を動かした際の像の安定性を改善したとのこと。
DP Alt Modeに対応したiPhoneやAndroidスマートフォン、Windows PC、Macのほか、Steam DeckやROG Allyなどの携帯型ゲーム機と接続できます。なおNintendo Switch 2との接続には、別売のドックまたは対応アダプターが必要です。
専用アプリ「SpaceWalker」を組み合わせると、仮想画面を空間に固定する3DoF表示や、マルチスクリーン、ウルトラワイド表示、VR動画の再生などを利用できます。
Switch 2向けの小型ドックも登場

VITUREは関連製品として、携帯型ドック「VITURE Mobile Dock Mini」も発表しました。
本体サイズは128.4×72.6×18.7mm、重量は249g。従来のPro Mobile Dockより34%小型化し、30%軽量化しました。容量1万mAhのバッテリーを内蔵し、SwitchまたはSwitch 2へ給電しながら、VITURE Pro 2へ映像を出力できます。
アダプターモジュールとバッテリーモジュールを分離できる構造で、両者を組み合わせた状態では、付属の磁気マウントを使ってSwitch 2の背面へ装着できます。アダプターだけを取り外せば、スマートフォンなどで使える小型USB Type-Cハブとして利用可能です。
海外価格は99ドル。日本での発売日と価格は、まだ明らかにされていません。
VITUREは、VITURE Pro 2の発売後となる8月22、23日、東京・原宿のLIFORK原宿で体験イベント「One Day with VITURE」を開催します。入場は無料(ただし予約者を優先)。会場ではVITURE Pro 2をSwitch 2やノートPCと接続し、ゲーム、映像視聴、マルチスクリーン表示などを試せる予定とのことです。
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