バーチャル美少女ねむさんは、自身が2019年5月1日に出版した小説「仮想美少女シンギュラリティ」が26日、Amazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門において1位を達成したことを発表した。
バーチャル美少女ねむさんは、2017年12月から活動をしているVTuber。個人として運営するVTuberとしては、世界初を自称している。NHK「ねほりんぱほりん」の“バ美肉”特集への出演や、フランス日刊紙「Libération」への特集掲載、オリジナル曲「ココロコスプレ」発表、バーチャル学会2020登壇など幅広く活動をしている。
小説「仮想美少女シンギュラリティ」は、Amazonにて電子版とペーパーバック版が発売。執筆・出版資金を募るクラウドファンディングでは、目標金額の400%を達成した。また、「このセルパブがすごい!2020」において、読者ランキング第3位を獲得。VTuberを単なるエンターテイメントではなく「人類の新たな進化の可能性」と定義し、世界最古の個人系VTuberとしてねむが感じた現実とバーチャルが溶けていく感覚と新時代への予感を、読者が追体験できる構成となっているという。
同作品は、25日から29日までの間、Amazonにて電子版の無料キャンペーンを行っていた。27日には、自身のYouTubeチャンネルにて、記者会見配信を実施した。
(TEXT by Shuto Uchimura)
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